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バナー sup_bunner_2.jpg
OP/デモ
タイトル ぶらばん! -The bonds of melody-
ブランド ゆずソフト
発売日 初回版 2006年07月28日
廉価版 2008年05月23日
ジャンル 学園音楽ライフ満喫ADV
対応OS 初回版 Windows98/Me/2000/XP
廉価版 Windows98/Me/2000/XP/Vista
価格 初回版 8800円
廉価版 2800円
中古価格 初回版 2280円
廉価版 1980円
原画 こぶいち、むりりん
シナリオ 天宮リツ
音楽 Angel Note、Famishin
ボイス
FD
全年齢版
Story 香住純が通っていた「赤城山学園」が、
生徒数の減少のため廃校となってしまい、春から生徒は「円山学園」に通うことになった。
部活に所属していた生徒たちは、新たな学園の部活に合併されていったが、
主人公たちの所属するブラスバンド部だけは少々事情が違っていた。

なんと、相手側の部が「レベルの低い者は受け入れない」と受け入れを拒否し、
しかも、1か月後に学内コンクールを行い、
投票の多かったほうを正式にブラスバンド部として認めるという条件を出してきたのだ。

相手は県大会で銀賞を取るほどの強豪、
そして対決に巻き込まれる部の部長を任されることになる主人公……波乱の部活動が、始まる。
Heroine1
中ノ島妙
(榊原ゆい)
主人公の隣に住む幼なじみ。
何かと主人公の世話を焼いたりと精神的な支えとなってきたが、
今回主人公が部長になったので、副部長として手伝いをしたいと思っている。
幼い頃から主人公に思いを寄せているが、現在の関係が壊れることを恐れ、告白できずにいる。
かなり天然なところがあり、冗談や嘘を簡単に信じてしまう。
時々突拍子も無い想像をしたりすることも。
誰もが絶賛するほど料理が得意だが、
辛いもの好きで自分の為に作る料理はとんでもなく辛いものに仕上がってしまう。
Heroine2
海老原みなせ
(安玖深音)
元気なムードメーカーで、トラブルメーカーでもあるが憎めない存在。
本来は円山ブラスバンド部の方に仮入部したが、
不可抗力で大河原のかつらを取ってしまったため(曰く「頭が分離した」)、
部活をクビになり、改めて赤城山ブラスバンド部に入部した。
トランペットを担う肺活量は、相当なものである。
その名前から「エビ」と呼ばれることもあるが本人は嫌っている。
手軽に食べられるお菓子に目がなく、練習の合間の休憩中にも頻繁に食べている。
とある事情から下校後は家に帰らず商店街をうろついており主人公達に心配をかけている。
制服は上着を腰に巻き、カーディガンを常に着用している。
1年生ながら何故か廃校になった赤城山学園の制服を着ている。
ただしジャージは円山学園のもの。湊という義妹がいる。
Heroine3
今宮紀子
(松永雪希)
規律や秩序を重んじる性格。
その外見と性格から毎年のように委員長に選ばれていて、
主人公らにも委員長と呼ばれているが、本人はその呼称を嫌がっている。
本当なら役職を誰かに譲りたいと思っているが、なり手がいないので渋々引き受けている。
手先が器用で手作りのブックカバーを作るほどだが、料理は苦手。
恋愛には奥手で大の怖がり。
しかし負けず嫌いで、健太郎の挑発に乗り、休日練中のお弁当勝負や肝試しに挑んでしまうことも。
Heroine4
雲雀丘由貴
(斉藤愛子)
円山学園に多大な寄付をしているお金持ちのお嬢様。
完璧主義でプライドが高く、はっきりとものを言う。
しかしその実、幼い頃から両親が多忙で家を空けることが多かった為、
強がってはいるが寂しがり屋である。
その両親に少しでも褒められる為に多くの習い事をしていた。
音楽もその一つでバイオリン、ピアノを弾くことも出来る。
ただその習い事に時間を取られていた為、自分は周囲に誰もいない一人だと思っている。
公正な勝負のため、赤城山ブラスバンド部のことを気にかけるが、
感謝されても素直になれない典型的なツンデレキャラ。
将来はプロの音楽家を目指しており、休日にも学園に来て個人練習をするほどの努力家でもある。
紀子ほどでは無いが怖がり。セーラー服の形が歪むほどの巨乳である。
Heroine5
御影須美
(みる)
オドオドしていて喋ることが苦手だが、天性のリズム感を持つ。
そのためか他の部員にイジメまがいの行為を受けることも。
部長の由貴は、自分に無いものを持っているので憧れの存在である。
また、無二の親友である杏子のことをとても大切に思っている。
途中とある事件を起こしてしまい円山ブラスバンド部を退部してしまう。
それを偶然知った主人公と健太郎の機転により赤城山ブラスバンド部に入ることとなる。


購入動機テーマに惹かれて
オススメ度
お気に度
シナリオ
テキスト
立ち絵
一枚絵
音楽
雰囲気
MyFavoriteCharacter 中ノ島妙
御影須美


Prelude
〜♪
……えらくご機嫌だね、このちゃん。何か良い事でもあったの?
あ、主さま。別にそういう訳ではないのですが……
へ? じゃあ何でまた。いや、別に変ではないけど、珍しいからさ
この前、月明さまが置いて行かれたCDを聴いたのですが、それがすごくよくて
ああ、そういえば置いて行ったような……。あれ、何だったの?
えと、『アヴェ・マリア』って名前だったと思います
……あいつは本当にフリーダムなやつだな。聖書にでも載るつもりか……?
……そういえばこの間、『御主人様がコーランを読み始めた』って葵さんが泣いてました
…………まあ、あいつの事は良いや。
音楽鑑賞自体は良い事だから、色々と聴くといいよ。言ってくれれば貸すし。
あ。じゃあ、音楽が関係したゲームを貸してくださいっ
……………………。
ないのですか?
いや、あるけど。何かこう、凄く残念な感じが、ね
幕間
Scenario Text
はい、持ってきたよ
『ぶらばん!』? なんだか変なタイトルです。どんな意味なのですか?
ブラスバンドの略。ブラスバンドっていうのは、金管楽器をメインとした楽団の事ね
金管楽器?
その辺は分からなくてもゲームに支障は無いから。
とにかく、ブラスバンド部の主人公達が生き残りをかけて
もう一つのブラスバンド部と競う話だよ、このゲームは。
なんで二つもあるんですか?
学校が合併したから。
で、主人公達の方は弱小で相手は強豪だから、主人公側を廃部にしてしまおうってね。
おまけに相手は弱体化したくないからって廃部後の入部を拒否するの。
つまり、もうブラバンができなくなるって訳。
……だから勝負するわけですね?
そ。話としてはこんな感じで、あとはよくあるゲームと同じかな。
テーマがブラバンだから音楽の話がよく出てくるけれど。
ふうん。……えっと、主さまがすすめる、ということは面白いのですよね?
や、普通。
ブランドのデビュー作だから、一作目にしてこれなのは評価しても良いかも知れないけどね。
なんですすめたのですか!?
音楽関係で軽く楽しめるなら、これかなあ、って
むぅ……。つまらなくはないんですよね?
ああ、それは大丈夫。シナリオ自体はまともだし、御都合主義だから安心してできるよ
それなら安心し……シナリオ自体は?
いつに無く鋭いね、このちゃん
ふふー。で、なにかダメなところがあるのですか?
主人公がね。シナリオによっては、だけど、ちょっと酷いかな、という感じ。ヘタレの極みだよ
ヘタレ?
ヘタレっていうか、異常に鈍いっていうか。
誰がどう考えても『こいつはお前が好きだろ!』という場面でも全く気付かないの。
……主さまそのものじゃないですか
一緒にしないでくれる!?
幕間
Graphic
絵は、上手いって言っちゃあ、上手いと思うよ
? なんだか含みのあるいい方です。わたしはすごく上手いと思いますけど
何て言うか、似てるんだよね。みつみ美里に。『影響受けてるなあ』程度だけど
誰ですか? その人
有名な原画家。そして、この人の絵を真似て描く人がとても多いんだよ
……それって、パ
はいストップ。確かにそう思われても仕方がないけど、誰でも最初は真似る事から始めるんだよ。
この人の場合は、以降の作品で段々個性が出てきたから、良いんじゃないかな。
でもこの頃はまだ似ているね。
……結局、上手いのですか?
上手い。でも、素直に評価し辛いね
幕間
Sound of Music
OP曲「Beautiful Harmony」 ED曲「My Dear」
音楽は、そりゃあ音楽をテーマにしているんだからそれなりだよ。OP含めて
そうなのですか?
うん。OPは演出が結構好きかな。後で見せてあげるね
はいっ!
あー。ただ、BGMは差があるかも。
テーマにしている曲は気合が入ってるんだけど、それ以外は別にって感じ。
それは、作曲者が違うのでしょうか
や、同じだと思うけど。ただメインだから他より気合入れてるなあ、という感じかな。
だから、BGMは普通の作品と変わらない感じ。いたって普通だよ。
幕間
Character
キャラに関しては、さっきも言ったけど主人公が酷い
自分と似た人は嫌いになりますよね
しつこいよ! ……ええと、ヒロインに関してはそこまで酷いのは居ないかな。
眼鏡で固い紀子は苦手だけど。
………………
……なんでメモ取ってるの?
……いえ。続きをお願いします
なんか気になるけど……まあいいか。好きなヒロインは、王道的に妙と、性格的には須美かな
須美はどんな性格なんですか!?
うぉあ!? ど、どうしたの、いきなり
い、いえ。……それで、どんな性格なんですか? 須美は
んー、大人しくて引っ込み思案な感じかな
……………………
……こ、このちゃん目が怖いんだけど
ほぇ? そうでしたか?
人を一人殺めてしまったかのような顔をしていましたが
気のせーじゃないですか?
……そうかな。
……まあ、このゲームに関しては主人公以外は別段キャラのマイナス要素はないかな。
でも、男キャラが基本的に必要悪だからウザったく感じるかも知れないけどね。
そうですか……。とりあえず須美のシナリオをやって研究します!
研究?
……はっ! な、なんでもないです!
……あのね。何度も言うけれどゲームのキャラクターの性格を現実に求める気は更々無いよ?
……だって。主さまが誤魔化すのは主さまが鈍いんじゃなくて、
わたしがダメだからなんじゃないかって思えてきて
……昔、お互いに大泣きしちゃった時、僕が何て言ったか覚えてる?
…………いて欲しいって。失いたくないって
うん。……本当に情けないんだけどね、まだ慣れてないんだよ。
どう接したらとか、わからなくて
主さま……。
……ごめんなさい。わたし、主さまを信じ切れてませんでした。
ずっと一緒って、いったのに。
いや、僕が原因なんだから謝らないで。
……改めてお願い。まだ上手くそういう風に気持ちを伝えあう事は出来ないけれど。
これからも側にいてくれますか?
……いつか、素直になってくれるって約束してくれますか?
天地神明に誓って
……一緒にいます。一緒にいさせてくださいっ! わたし、ずっと待ちますから!
……ありがとう。本当に
ふふー。あ、これ一緒にやりませんか?
勿論、良いよ。誰のシナリオからやる?
須美です!
今までの話どうなったの!?
幕間
ひとこと。
シナリオ展開に関係無いなら、無理にゲーム性を出す必要はなかったんじゃないかなあ


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