平成24年06月21日

4/23の日記でテックジャイアンってエロゲ雑誌(つまりエンターブレイン)がレビューサイトを作るらしいって話はしましたが、居酒屋から帰ってきたらそれが始動していたのでちょっと見てみようと思います。

最強美少女ゲームレビューサイト TGフロンティア

一応まれびとさんはレビューサイトの管理人なのでそれに即した意見を申し上げたいと思います。

・『最強』って、何が?
 4/23にも触れましたが、全く持ってよくわからないこの『最強』の二文字。レビューサイトに最強とかあるんでしょうか。あるとしたら平成24年現在では圧倒的戦力差を持ってしてエロゲー批評空間だと思うんですが。レビュー数もままならない状態で最強……? 個人サイトだったら袋叩きにあっているところです。
 そこでまれびと考えました。「強い」だと意味が通らないので「強いる」なんじゃないかと。最も何事かを強いるレビューサイト。それがTGFなんじゃないかと。強いられているんだ!!

・規約8條と9條に見るこのサイトの「レビューサイト」としての恐ろしさ
 第8条(権利帰属)
1.「投稿情報」に関する著作権、その他の権利は、
当該会員に帰属するものとします。
2.前項にかかわらず、エンターブレインは、
無期限かつ無償で、「投稿情報」の全部または一部を翻訳・翻案のうえ複製、出版、販売、頒布、展示、公衆送信(自動公衆送信可能化を含みます)等することができるほか、当該行為を第三者(以下「再許諾先」といいます)に許諾することができるものとし、会員は、この旨予め異議なく承諾するものとします
3.前項の場合、エンターブレイン及び再許諾先は、
当該投稿情報を投稿した会員のユーザーIDを明記・明示して利用することができるものとし、会員は、この旨予め異議なく承諾するものとします。
 第9条(会員の義務)抄
1.登録会員は、本規約に定める一切の義務を誠実に履行するものとします。
2.登録会員は、本件サービスの利用にあたり、次の行為を行なってはならないものとします。
  1.公序良俗・一般常識に反する行為
  2.
虚偽の事実を投稿する行為
  3.エンターブレイン及び/又は第三者の権利(著作権、商標権、名誉権、肖像権等)、
利益、名誉、感情を害する行為、若しくは害する恐れのある行為
  6.特定の個人・団体等を誹謗・中傷する行為
  9.犯罪行為を助長・促進する行為
  10.宗教活動又は
これらに類似する行為
  12.犯罪行為を助長・促進する行為
  16.登録会員及び/又は第三者が
管理・運営するサイトへのリンクを設定する行為
  20.その他、エンターブレインが適当でないと判断した行為
3.会員が本条の義務に違反したことにより、エンターブレインに損害が生じた場合、当該会員はエンターブレインに対し、
その損害を全額賠償するものとします。

 ざっと書きだしましたが、気持ち悪いぐらい怖い規約ですねこれ。第8條を要約すると「文責はお前にある。でも俺や俺のダチは好き勝手にその文章を変えられるし、それをお前の名前付きで出版することもできるからな」って事ですし、第9條はどこからどこまでが虚偽なのかわかりませんし(レビューで虚偽判定って凄く難しい部分があると思うんですが)、EBの利益を害する恐れがある行為ってレビューでの酷評ですし、抜きゲーを称賛するレビューを書いたら取りようによっては犯罪促進になりますし、何故か2回言っているし、布教行為ってある意味宗教活動に類似しますし、自サイトへのリンクすら貼ってはいけないということはソースの明示も不可ってことですし、20項で何でも粛清できるっぽいですし、これだけ好き勝手しといて損害が生じたら全部ユーザー持ちですし。
 内容によっては掲載不可、だったら今までにもありましたけど(ティターンズとか)、運営が内容改変できるって明示してるのは凄いですね。投稿者なめすぎでしょう。EB側は何でもできるくせにユーザーが背負うものが多すぎます。別に独占市場でもなんでもないのに。

・企業が運営する最強()レビューサイト
 4/23でも書きましたが、このレビューサイトは企業が運営するサイトです。それもエロゲ雑誌が。それで投稿レビューの検閲権があったら、ステマ以外の何物でもないですよね。ただでさえ衰退しているレビューサイト業界にいきなり土足で入り込んできて始動前から最強宣言。何がしたいのかボクにはわかりません。批評空間の勢力を削ぎ落としてレビューサイトを消滅させるのが狙いなんでしょうか。企業運営というのがデメリットである以上、現在ある批評空間の下位互換にしか見えませんし、批評空間に投稿するということに対してこちらに投稿するのは投稿者のデメリットが圧倒的に大きいので、ぶっちゃけこのサイトの存在意義が分かりません。ステマしたかっただけなんですかね。

・批評空間は?
 批評空間が誤ったデータを掲載したらこちらも誤りそうな気が凄くするのですが、それにしても批評空間に無い機能が無いですよね。なんでしょうかこの、10年以上の歳月をかけて築いてきたものを勝手に利用されている感じ。批評空間さんは怒っても良いと思う。何も言わないだろうけど。

・個人的に思うもの
 レビューといえばこういうものって思われるのが一番怖いですね。批評空間だけでしたら良いんですけど、こんなのが出来ちゃうとレビューサイトはこれがデフォで、それを前提とした話し合いが行われてしまいそうです。こういったスタイルがデフォルトではない個人サイト管理人としましては、既にカヤの外。話し合いにすら出させてもらえない気がします。サイトを作れないのにレビュアー? っていうのが個人的スタンスですので(サイト作りもレビューの一環だと思ってます)、このような批評空間対TGFがレビューの全て、となってしまうのがとても怖いです。個人サイトなめんな!

 平成24年06月17日

 『ゆきいろ』をプレー中です。
 マル、樹奈、翠子、あきらシナリオを終えたのでそこまでの感想をば。

 まずこのゲームに関して言えることですが、マルシナリオ無くしてゆきいろは成り得ないってことが言えます。というかマルが全てって感じすら受けます。シナリオの出来とかじゃなくて、もう話としてそういう話なんですねー。
 主人公とマルはめっちゃ仲が良い。その間にいかにして割って入るか、ということになるのかと思います。他のシナリオは。なので作品の構成としては『夏雪』みたいですね。ただ『夏雪』と違うのは、成長が2段階であることと、マルが妹扱いであることでしょうか。なのでちょっと「成長」があまり感じられませんでした。大して変わってないというか。
 マルシナリオは大変に面白かったです。恋愛面でのいわゆる幼馴染シナリオ定番な「近すぎて意識することができない」と言ったこととは全く無縁で、現在パートでは序盤からいちゃいちゃっぷりをいかんなく発揮していますし、周囲もそれを全面的に認めているという完成された状態で始まります。だからシナリオの意識はそちらではなく「もしあの時こうしてたら」という過去パートがあるからこそのifを考えるわけですね。『夏雪』は過去パートではどうしようもないifでしたけど、昔の選択を1つ間違ったらこうなっていたんだなっていうこと、六花という仲介を入れての間接的な描写。色々とツボに来すぎて大変でした。
 良いのか悪いのかはわかりませんが、過去を過去とあまり感じない作品でもありました。過去パート・現在パートにわかれてはいるんですけど(現在パートは個別シナリオ)、それがほんのちょっと前のように感じる。経年があまり感じられなかったんですね(見た目の問題もあるでしょうが)。良く言えば昔と変わらない、悪いく言えば成長が見られない。勿論性格も含めキャラクターは成長をしているんですけど、一番メインとなる上に他のシナリオでは神格化の域に達しているマル自身が一番何も変わっていないように思えるので、そう感じるのかもしれません。
 とにかくマルシナリオが特別扱いされすぎているんですよね(良いぞもっとやれ的な意味で)。このシナリオだけえらくファンタジーでしたし、抜きん出ているというか正史扱いしていいかもしれません。また、このシナリオ内でifについて完結されているので(『夏雪』なんかは他ヒロインシナリオをifとして見れば面白かった)、「あれ、他のキャラのシナリオ要らなくない?」って物凄く思いましたし、いわゆる『みずいろシステム(過去パートの選択肢で現在パートが変わる)』を用いる意味は何処へ? という感じもしました(メインキャラとの格差を生まない為のシステムでは?)。まあ『ラムネ』とか、このシステムを用いていてもやはり1強だったのでこのシステムはキャラの機会均等を狙ってるんじゃなくてパラレルだからメインシナリオには影響しない、とか複数ライターの描写格差を全てこのシステムで言い訳出来る、とか、そういう為にあるような気もします。このシステムって、単独ライターで用いて初めて意味を為すものだとわたしは思うんですけどねぇ。

 マルシナリオの良さをあまり伝えられていないように思うので再確認しておきましょう。
 可愛い゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
 それに尽き……ごめんなさい。
 でもシナリオの良さはそこに立脚すると思うんですよね。このゲームの良さってマルシナリオ、じゃなくてマルなんですよ。マルが可愛いしボケボケ(ポンコツ)だし、それでいてしっかりした一面を備えてるからみんなにゃうーんってなっている訳でして。……この子ただのポンコツじゃないんですよね。だって分別が付く理性があるもの! 『みずいろ』で感じたどうしようもなイライラを今作では感じなかった理由はこれかなと思います。アホの子なのに一瞬でもいらっとすることがなかったというのは結構凄い事です。空気が読めるというか、要所要所でしっかりしていたからなんですかね。ていうか転んだり何となくふわふわしたところがあるだけで後は人を立てるし自分は引くし、話は合わせるし家事は全般的にできるし、愚痴を言わないしいつも笑ってるしで超聖母なんですけどねマル。ポンコツがまともになったというより超人にちょこっとポンコツ要素を加えたって感じかもしれません。基本スペック超高いんだけど性格だけポンコツって言いますか。このヒロインだしただけで勝ち確ですよね、うん。こんなスペシャル性能を有した子なのに周囲からの扱いが基本いじりキャラなのも凄いです。「最終的にこいつには敵わないな」って感じなんですけどね。認めつつもいじる。だからこんなほっこりとした関係が成り立ってるのかなって(本気でバカだと思いながらいじっていたら不快な描写になりそう)。
 立場とか関係性とか、そういったものだけだったらシナリオ構成どうのこうので終わる話なんですけど、弱キャラに見えて一番の強キャラっていうのが地位を不動のものにしていますね。

 何が言いたいかと言えば他のキャラクターが噛ませ犬にすらなっていないってことなんですよ。だってさ、二人の関係性が、この時こうしていたら変わっちゃってたかもしれないんだよ! なんてことはマルシナリオで既にやっちゃっている訳で、『夏雪』みたいにifとして見るならアリだよね、とか言ってた他キャラのシナリオの存在意義が完全に消失しちゃっているんですもの。過去改変とかそんなちゃちなもんじゃこの二人を引き離すの無理ですって。
 実際関係を奪い取ることなんて不可能でしたしね。翠子シナリオでマルの描写をとことん無くして二人だけのワールドにしちゃったことを除いたら奪えてないですし。シナリオの都合上マルが義妹扱いになるのを利用した勝ちって言いますか。仮にくっつかなくても関係は続けられるよねっていう将来性のまるでないその場しのぎの考え方を持ってして、やっと他ヒロインの個別シナリオがあり得るレベル。樹奈とかあきらとか、マルをライバルとして見るどころか聖母として見てますよ。神と人ですから正面から戦ったら蒸発しますわな。そこでマルと主人公の関係を別なものにして恋人枠には自分が収まっちゃう感じ。その場では確かに丸く収まるんですけど(マルだけに)、将来どうするの? って感じが物凄くしますし、あきらに関しては実妹なのに一切その辺の描写が無かったのは驚きました。マルが強キャラ過ぎて勝ちに行くのに全力を投じたがために自分が実妹であることを忘れてましたてへって感じでしょうか。少しでも隙を見せたら……負ける! って言うか。でも樹奈とか、あれだけマルのことを意識してたのに関係はすんなり持っちゃうし、決意が固そうに見えて豆腐並みに柔らかいし、マルが磁波でも発していて精神にバグでも起こっているのかって感じです。
 まあ、マルシナリオが単独であまりにも完成していたのが問題といったら問題だったのかもしれません。ただでさえマルのキャラクターで成り立っているような作品なんですから、他のキャラが入り込む余地があまりにも無さ過ぎましたよね。故に他キャラシナリオの締め方が総じて微妙。マルの存在をどうにかしないとはっきりとしたエンディングなんて迎えられないでしょうからね。でもどうにもできないのでお茶を濁して「取り敢えず纏まったからエンディングで良いよね!」って感じが物凄くしました。アフターシナリオ作ったら修羅場しか迎えない感じがします。特に樹奈シナリオは、樹奈のキャラクターが一線を画していたのでそれを生かしてどうにかしてほしかったのですが、仮に対をなしたら作品テーマが変わっちゃいますし、どうしても接待ゴルフをせざるを得なかったというのが目に見えているのでなんか残念です。あの樹奈は良い感じだったんですけどねえ。

 相変わらず何書いているのかわかんなくなってきたのでこの辺で取り敢えず終わっておきます。夜にもう一度web拍手返信とかの為に更新するのでその時に整理したり付け加えたりするかもしれません。
 言いたいことをまとめると「マルすげぇ」って事になるのでこれ以上文章長くしてもしょうがないんですけど、ホント、ここまで1強の作品も珍しいじゃないかしら。世界線を変えるレベルでは太刀打ちできない。

つづき

 イラストに関しては立ち絵や日常的な非エロのイラストは問題なく可愛い。上手いではなく可愛いであるところに注意ね。問題はエロ。ここまで魅力的でないように描けるのも一種の才能であるように思います。バランスは変だし構図にも魅力を感じない。というかシチュエーションにも魅力が無い。「仕方ないからエロ入れました」の極地かもわからんね。でもパンツ見せたりそういったことはちょくちょくしてるんですよね。でもなんか……健全なんですよね。どうしてだか微笑ましさしか残らない。可愛いんですけどね。ただ絵師によって差があり過ぎだと思います。

 総括しちゃっていいかな。良いよね。マル可愛い。可愛いって言うより愛しいそれ以上のものは得られてもそれ以外のものは得られません。一言で纏めるならそれ以外にありません。


Web拍手

5/30
>レビューや批評について…
>確かに考察系やっている人には普通に
>「自分エロゲオタじゃないんで」
>と内に秘めているのは見え見えな人いますからね by リーセリファ

いますね。一線を画したい人。でもそれって反感を買うだけだと思います。

5/31
>>可愛ければ何でもいい
>極論言うとこれですよね; 女装っ子系同人であった女装っ子にとっての女らしさとはについて
>『犯したくなるか』
>というのはある意味…正しい
>>人気
>まぁ騒ぎが沈静化「できる」だけマシじゃないか…とはエロゲと関係ない作品と比較して本気で思ったりも…ではあります by リーセリファ

可愛いは正義です。ホント、これに尽きると思います。どれだけシナリオこねくり回しても最終的には可愛いが勝つんです。

6/3
>フツウノファンタジー…二頭身ドットがまんまSFCのFFチックって以外は…むしろDQに近い様な…
>FFって魔王は正規ナンバリングじゃ3にしか…合併したからDQも…か
>某ダンジョントラベラーズも…元はFFとDQ意識しているタイトルだった様な… by リーセリファ

まあFFは途中からグラフィックに走りましたからね。確かに印象としてはDQのが近いかもしれません。

6/4
>フツウノ〜の別目線
>>ごくフツーに魔王を倒すのってファンタジーとしてじゃなくてRPGとしてフツウ
>むしろそれだと意識先はFFじゃなくてDQじゃねーか! とツッコミたいかも…
>JRPG及びそれの根底って言うと…ウルティマの段階でそこはかとなくサイバーパンクに連なる片鱗はありますし、FFなんて1からロボがいる世界だったりするので…そういう要素が無いという意味もあるならやっぱDQか…クリエイターの想定世代まで考慮すると by リーセリファ

確かにFFって近未来的な要素を多々含んでますよね。それを考えるとDQの方が確かに近いかもしれません。まあスクエニになってしまった今、瑣末な問題なのかもしれませんが。
平成24年06月03日

 書く事がそこまで無かったのでニコ生放送中に取り上げられた話題を拾ってみようと思います。

■6月発売の作品について
 相変わらずただ取り上げるだけですがぬるぬるいきましょー。

◎本命
 フツウノファンタジー(EX-ONE)

 スクエニから怒られてタイトルを変えた(と噂の)本作(元々はFUTUNO FANTASYでした)。なんでこれに興味を抱いているかと言えば、『RPG W(・∀・)RLD ―ろーぷれ・わーるど―(富士見ファンタジア文庫)』が好きだからです。はい、本作全然関係ありません。
 普通であることを強調した作品と言えば『そして明日の世界より―』がパッと思いつきます。あれは日常に突如起こる非日常との対比として日常が大変重要視されて描かれておりました。
 或いは『しゅぷれ〜むキャンディ 〜王道には王道たる理由があるんです〜!』なんかも王道を意識して……いないか、あれは。
 というように王道とか日常とかそういったフツウなものを意識している作品って、大体は作中にある非王道非日常、非フツウとの対比として描かれているんですよね。今作はそもそもタイトルからしてフツウとファンタジーが相いれないものだと思いますが、JRPGにおいてフツウじゃないものって『サラマンダーより、ずっとはやい!』とか、そういうものになり兼ねないので仮にフツウのファンタジーとして作品が書ききられているのなら、それは凄い事だと思います。
 でもファイナルファンタジーって「これで売れなかったらもう出さない」って意味でファイナルって名付けられたので、結果的にバカ売れして続編出ちゃってタイトルと矛盾したことになっちゃっているんで、このフツウノファンタジーもやっぱりフツウじゃないのかなあとも思ったり。
 ごくフツーに魔王を倒すのってファンタジーとしてじゃなくてRPGとしてフツウなんじゃないのかなあと思ったのは心に秘めておきますネ。

○対抗
 1/2 summer(ALcotHoneyComb)

 こういったテーマで外すのは逆に難しいので鉄板としてここに挙げておきます。
 夏休みっていうフラグは『夏少女』『夏雪』に代表されるように新しい出会いの代名詞として描かれることが多いです。幼き日の出逢いとして幼馴染の要素に入れられることもあれば避暑地で出逢う女の子、なんてフラグに使われたりします。そういったお約束を憎いくらいに踏襲している今作は新しい魅力を生み出しにくいという欠点はありますが、面白くなるであろう要素をかなり含んでいますので大変期待できます。『フツウノファンタジー』にはタイトルに反して(エロゲー的に)どのように革新してくるのかという期待を抱いていることに対してこの作品には(エロゲー的に)どこまで王道的に魅力を引き出すことができるのかに期待しております。


▲単穴
 アステリズム(ChuableSoft)

 『姉さんに一途に恋するADV』という一文と、まあ腐っても『Sugar+Spice!』を出したメーカーだしなあという期待を込めてこの位置に置きました。
 一途な作品を書くのって本当に難しいんですよ。いや、一途な作品で「良い」作品を書くのが、と言っておきましょうか。ただ他のヒロインを排除すれば一途になるのかって言ったらやっぱり違いますよね。一途である理由とその展開、それを兼ね備えていなければ良い作品にはならないと思います。
 ここに置いた理由としてOPと原画が予想以上に良かったというのもあります。ぎん太絵は割と苦手だったんですがこれなら大丈夫。OPも良い感じ。星を扱っていて年上ヒロインというとどうしてもFC01の悪夢がよみがえるのですが、そういう男キャラはいませんよね!?

△連下
 DolphinDivers(AXL)
AXL新作第8弾「Dolphin Divers」 2012年6月29日発売予定!
 OPはありませんでした。
 なんか作品紹介とか見てないけどAXLだし大きく外すことはないでしょ? 的なよくわからない信頼感によりこの辺に置いときます。が、特筆して言いたいことはないんですよね。こういったぬるい雰囲気を作風と見るべきかマンネリ化と見るべきか。

その他
 PrincessEvangile W Happiness(MOONSTONE)

 なんだかんだいって成功してますよね、このブランド。プリエヴァのFDです。
 こういう絵ってなんか首関節がおかしいように見えるんですが、ボクの目が悪いんですかね。


 とあるネタを本題にしようと思っていたけれど6月新作で大分場所取ったので次回に回しましょう。
 それ関連で一つアンケートです。『自分がやる作品を他人の評価にゆだねている人についてどう思いますか?』という内容で。つまり「面白いって言ってるからやる」とかそういった感じの、自分での判断をせずに評判だけで買う人のことです。
 掲示板かmaregamitaisha@gmail.comにでも送っていただければ幸いです。

Web拍手も次回行います。