7月第1週(今度から週刊にしようと思います。項目別で。)
■稀神大社更新情報に関しまして
 数点更新しましたね。まずは拝殿の仕様変更でしょうか。従来のWeb拍手はやめて、日記・サイトに対することとレビューに対することとで御感想を書きこんでいただくフォームを作りました。Web拍手押すより楽かと。なにかございましたらこちらからお願いいたしますー。レビューの感想は、「○○はどうだったの?」とか、そういうのでも結構です。彼らが答えてくれると思います。
 それと今更ながら宝物殿も開放しましたね。今まで描いていただいた数々の麗しいイラストを再公開しています。稀神大社の歴史と言っても良い。……いや、イラストが実装される前のうちなんて、ほんと、あれでしたから。レビューに使用しているアイコンは載せてませんけど、一覧で見たいとかそういう御要望があれば掲載いたします。今のところないのでこんな感じに。
 リンク先追加としましてはTwitterで構ってくださってるとうばんじゃんきむちさんのところを今更ながら。レビュー界の大御所ですね。プロデューサーさん、大御所ですよ大御所! って言っておけば更新再開してくれるんですかね。HDD吹っ飛んだらしくて慌てふためいていましたが大丈夫だったんでしょうか。
 レビューだってアップしちゃいました。ROOTのPARA-SOLです。レビューに対する感想が言葉さんの行動についてばかりなのはどうなの? って思いましたがまあそれは置いておきまして。
■現在プレー中の作品に関しまして
 ようやっと『SugirlyWish』が手に入りましたのでプレーしています。朱音先輩ルート終えたくらいですかね。で、感想はと言いますとー。。。
 ……うん。言いたくないんだけどHOOKSOFTだよ。それ以外にどう形容したらいいのかわかんないですよ。この、細かい事がどうでもよくなるバカップルな感じがどうにも心地よいですね毎度。わたしがこのブランドの、このバカップル感が好きなのは、もちろん甘々なものが好きだからというのもありますが、盲目になっている辺りも要因の一つなんですよねー。恋は盲目って言いますけど、HOOKの作品って主人公と攻略しているヒロイン以外の心情描写が入らないじゃないですか。三角関係だったら幼馴染や妹の嫉妬が描かれたりすると思うんですけど、そういうのは一切なし。序盤で主人公のことが好きでどうやって成就させようか悩んでいた幼馴染が朱音シナリオに入ったら両手放しで祝福してる!? なんてことも日常茶飯事。なんつーか、エゴが生じてるのって当事者だけなんですよね。他はひたすら空気になろうとするっていうか。恋路を邪魔しない良い子ちゃんになる。時には行きすぎているくらいに。
 でも、HOOKだとそれを片手落ちだとかそういう風には思わないんです。何故なら恋は盲目だから! 四六時中相手のことしか考えていなくて、それでも尚相手の気持ちをはかりかねて悩んでいるのに、どこに幼馴染や妹の入る余地がありましょうか! 第三者視点じゃなくて主人公視点だからこそ生きるこの感じ! こいつにはこういう風に映ってるんですよ、もしかしたら幼馴染がすごく嫉妬しているのかもしれないし、妹がすごくショックを受けているのかもしれないけれど、でも主人公はそんなものに気付かないんですよ! という盲目具合が出ている気がするので良いです(多分深読みしすぎ)。
 目当ては愛(幼馴染)なので、最後に取っておくとして次はどうしようかなって悩んでいたり。
■6月のレビューアクセスランキングに関しまして
 相変わらず『シンシア』が強いですね。2月から不動の1位。「マイナーな作品なのにどうして?」と思う人は、『シンシア〜sincerely to you〜』で検索してみればわかる。というかマイナーだけどなんかランキング上位の作品は大体そう。
 個人的には、旧アクセス解析時代不動の1位だった『夏ノ雨』がここにきてランク内に復活しているのに注目したいところ。どう考えてもアスタさんの新作の影響ですね。ありがとうございます。恋チョコもアニメ化の影響でしょうし、ランキングみているだけでも世相がわかります。
 ただ、個人的には『水月』や『さくらむすび』といった、力を入れたレビューを読んでほしいな、とも思うので複雑な気分です。まあ、『ゲームのレビュー』としてだけじゃなくレビューを読むようになったら立派な稀神大社ユーザーということでしょうか?
■世間の更新情報に関しまして
 一番のニュースは何と言っても『いろとりどりのヒカリ』のOPが掲載されたことでしょうか。

 FDとか難しそうな世界観でしたけど、どうなるんでしょうね。蓮ちゃんがヒロインになれなかったのは心底残念ですけど、まあその分露出(登場的な意味で)は多そうなので良しとします。……露出(性的な意味で)が多くても、良いんですよ?

 後はお知り合い(?)の同人サークルさんである『ゆにっとちーず』さんの新作、『淫夢みるさなぎ』の体験版がアップされたそうですので、お知らせしておきます。こちらからどうぞ。
淫夢みるさなぎ応援中!
 めでたいことに夏コミに当選されたそうですので、本編頒布は夏コミで、ということになるようです。
■コラム
 ここ最近、対談式レビューサイトってやつはさぁ! という愚痴を言いまくっていたような気がしますので、それについて少し。
 見ての通りここは対談式レビューサイトです。対談式レビューとは「ああとも言いたいけどこうとも言いたい」といった自己矛盾、ダブルスタンダードをナチュラルに表現できる優れたレビュー方法なんですけど、そんな優れたものであるのになぜ増えないのかと言えば奈何せん風当たりが強すぎる、というのがあると思います。
 「ぇーそんなことないよぉー、まれびとさんだからでしょぉー?」って意見もありそうですけど、ボク昔っからこんなキャラだったわけじゃないですからね? 寧ろ色々言われすぎてこうなった面とかあるよ! というのも、陰で言われている分にはまだ良いです。それが人間の心理ってものですからね。でも以前はまだレビューサイトってものが息をしていたからなのか何なのか、中傷めいたWeb拍手をしてくる人だっていたさ。イラストとか無い時代ですかね。御存知の方も少ないと思う。まあ、なんだ。対談式はただそれだというだけで叩かれる。内容に関係なく。今は果たしてどうだか知りませんが、少なくともうちが全くの無名だった頃(今でもそこまで名は売れてないですが)は、あった。身をもって経験してる。それは知っておいていただきたい。
 なんてものを考えると、このレビュー形式は本当に、過去の遺物なのだなあと思います。対談式というものが流行った頃と今とでは、レビューに求められるものがそもそも違う。対談式が優れているというのは、あくまで紹介系のレビューで、なんですよ。今流行りの批評じゃあない。だから、今から始めるのは全くお勧めできない。ただでさえviewが普通に書くのよりも1/3くらいになるし、しかし書くのは(キャラの書きわけをきちんとした上で)倍以上かかる。拙速化しつつある現代社会でこの手間は、かけられないでしょう。だったら同じ時間でレビューを2本も3本も書いてしまいたいと思うでしょう。それが当り前です。
 しかしですね。わたしにとってレビューはエンタメなんですよ。娯楽。「なんで好きなものについて語ってるのにこんなつまらない文章を書かなくちゃいけないの?」とか、「なんで面白い作品について喋ってるのにこんな固い文章なの?」とか、思うんですよ。面白い作品、好きなもののレビューはそれ単体でも面白くなくっちゃいけない、そういう風に思います。なので時代遅れと言われようと痛いと言われようと気持ち悪いと罵られようと、稀神大社はこのようにして在ります。稀神大社を最後に絶滅してやる、そのような心持です。
 何が言いたいかって言うと、ボクは自分のサイトのキャラクターが大好きです。そして、そう思ってくれる人が一人でも多くなったら良いなって思っています。
■Web拍手への返信
>>一線を画したい
>そして巡り巡ってバカ発言している人を実際に見、問い詰め…さらにオチが別所からついたときは笑いがとまりませんでしたね
>自分もそういう一線を画したがった経験がありますが…他人がより一層醜い形でやっているのを見て…当時の己の愚かさを恥じた物です
>>可愛いは正義
>逆に言えばそれで補えない程の不快ヒロインぶちかますとかどれだけだよ…今は亡き○ゃ○な○ぇとは…
>>スクエニに〜
>割と要所でDQやFFのパロネタってエロゲ及びその関係作って見かけたりも… by リーセリファ
 ……あれ、どうしよう。放置しすぎて話題が拾えないよ! でも可愛いのは正義!
 

>複数ルートを1本道……やっぱ、土壇場でライターが逃げたのだろうか……。
>しかしHPを見ると某Diesばりの厨二ゲーに見えるのに、このレビューを見ると家族計画系の萌えゲーに見えるのはこれいかに。……半分くらいはこのちゃんのせいかw by 緋沼

 PARA-SOLのことですね。はい、多分逃げたんだと思います(迫真)。
 まあ実際のところ家庭内のことが多く書かれていたって言うか、厨二な部分描かれる前に終わったって言うか。しかし言葉さんが喋ったらどんなゲームでも同じような印象を受けそうな気はします。