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第一回レビュアーエロゲランキング結果
■このランキングについての解説
 このランキングは2011年2月20日〜同年3月20日まで投票を行い、集計したものです。
 ランキング投票権を有しているのはエロゲーレビュアー(またエロゲー論壇系など)で
エロゲー(CS含む)プレー歴3年以上
エロゲー(CS含む)レビュー歴1年以上
エロゲー(CS含む)プレー本数50本以上
を満たしている方。投票者一覧での匿名を希望することは可能ですが原則記名制投票を行いました(つまり全員活動履歴等身元が分かっているので工作はできません)。
 投票方法は「好きな(オススメな、ではない)エロゲーを3つ教えてください」というシンプルなもので、1位と3位の差はありません(ただ3つ併記するだけです)。
 結果は3月22日にニコニコ生放送にて発表を行い(同日サイトでも公表)、来場1600人を超える大盛況で幕を閉じました。
 2012年1月のサイトスタイル変更に伴いページを移行しておりませんでしたが今回(需要がるかどうかわかりませんが)リニューアルさせていただきます。

■1票のみの作品(60位)
1票のみ、つまり1人だけ投票した作品です。
1票のみといっても人生をゲームに捧げた誰かしらのベスト3であることには変わりはないので、気になったら調べてみる価値はあります。
新しい順です。ムービーなど載せていたらキリがないので名前のみですけど。
左側に作品名、右側に投票者コメントを載せてあります。強調などのフォント変更はこちらで勝手に!
2010年
『女装で孕ませてっ 』桃色劇場 女装もの+孕ませ+和姦+学園(コス)と多要素を上手く織り交ぜた低価格ソフトながら良い企画作。
『最終痴漢電車3』アトリエかぐや シリーズが進む毎にゲーム性とシナリオが良くなっている。
『ココロの住処』八咫鴉 妹を含めた家族や友人との関係が心地よい、ココロ温まる良作。シスコンな兄、知尋。ツンツン妹、璃奈。毒舌なココロさんなどキャラも魅力的でした。
『姦染4〜The day after〜』SPEED こちらもシリーズものであるもののシリーズ毎に様々な視点から特異なウィルス感染者たちとの戦いが綴られる。
『えろげー!〜Hもゲームも開発三昧〜』 CLOCK UP 単なる萌え抜きゲーかと思いきや、実はとんでもなくマニアックだった。
『戦女神VERITA』Eushully RPGとして自分が大事だと考える、「ストーリーの本筋以外の部分をいかに楽しめるか」という部分がよくできている。今までの作品では動きに自由度があるRPGなのに話が一本道ではもったいないと思っていたので非常に良かった。
甘えむっ♪〜おかあさんのかぞくけいかく〜 STRIKES DL プレイヤーの糾弾、そして救済を続けてきたHAIN氏。その中でもとりわけ直接的で良く纏まっているのがこの作品。
2009年
『らぶでれーしょん』SMEE いろいろぶっ飛んでます。だが、そこが良い!
『ひだまりバスケット』eufonie 人が人を好きになる純粋な気持ちとその楽しさがとても良く表現されている作品です
『タペストリー-you will meet yourself-』light 自分の中ではこれほど泣いたエロゲはないと思う・・・ものすごく泣いた
『黄昏に煌く銀の繰眼』CLOCK UP Endingに救いがないところが好きです
『スマガ -STAR MINE GIRL-』Nitro+ 欠点を見つけるのが難しいくらいよくできた作品。しいて言えば長いシナリオくらい。
『素直くーる』裸足少女 笑いあり涙あり白濁液あり、色々詰まっていて満たされます
『スズノネセブン!』Clochette キャラが良くやってて楽しい作品。ここ数年では一番繰り返しプレイしてる。
『おしかけ☆パニック』RED-ZONE 和姦なのに、妊娠の恐怖に怯えまくる珍しい作品。
 2008年
『リトルバスターズ! エクスタシー』Key
『やみツキ!』脳内彼女 青春と女装プレイ。
『みちくさ〜Loitering on the way〜』TakeOut
『Trample on Schatten!!〜かげふみのうた〜TAIL WIND ダサかっこいいの一言ですね・・・考えるな!感じろ!
『さかしき人にみるこころ』light 面倒臭い彼女を口説き落とす楽しさ。一重と亜利美によるうんちく自慢の口喧嘩が最高。
『Garden』CUFFS トノイケ独特の文体は読んでいて心地よく、何度も読み返したくなる魅力があります。
『殻ノ少女』InnocentGrey 美しい絵と美しいBGM、そして…うわああああああああああ
『かみぱに!』Clochette キャラごとに萌え担当とシリアス担当があるなんか不思議な感じの作品・・・とにかく最終ルートの最後に流れるムービーは何回見ても飽きることはありません。ものすごく後味いいです。最初こそ神様うぜぇと思うかもしれない作品ですが、根気よく最後までプレイしてもらえればきっと違う感想を持てると思います
2007年
『遊撃警艦パトベセル』May-Be SOFT ドタバタなシナリオがとても小気味いい作品。かと思うと、後半のシリアスで熱い展開も見逃せない。
『娘姉妹』RUNE
『ヒトカタノオウ』ArtelTeamPrefab 世に優れたゲームが他に沢山あれど、これ程好きなゲームは他にない
『絶対★妹至上主義!!』脳内彼女 複数妹を扱った作品としては一番の出来。特に姉妹同士の関係をしっかり描いているのが素晴らしいです。
『続・殺戮のジャンゴ〜地獄の賞金首〜』Nitro+
『監獄戦艦 〜非道の洗脳改造航海〜』ANIME LiLiTH
『カタハネ』Tarte 今は亡きTarteの最初にして最後の傑作。群青劇のお手本と呼ぶべき名作。登場する人物全てに意味があり、それらの作り上げた舞台が過去から未来へと物語を紡いでいく展開は圧巻。特に過去編である『クロハネ編』の展開はエロゲ史上屈指の内容ではなかったかと。ココというキャラクターの視点を通して1つの壮大な舞台を描いている点は他の作品の追随を許さない。
『おしえて!唯子先生【エッチ】を覚える大人の性教育レッスン!!』SQUEEZ 唯子先生テラカワユス(*´Д`)
『うみねこのなく頃に』07th Expansion(同人) ミステリーの枠を超えた場外乱闘。戦人とベアトリーチェによる丁々発止のディベートが最高。
『あかね色に染まる坂』Feng 思い出の作品の1つ。ここまでヒロインが魅力的だった作品に出会えたことに感謝。
 2006年
『わんことくらそう』ivory 2007年の三大奇作(ネコっかわいがり、さくらむすび)の1つ。一見すると単にネコ耳が付いただけの萌えゲーの様でいて、描いているのは壊れた世界にいるある意味で壊れている主人公視点で物語が進んでいく異端作。世界観に違和感を覚えつつも自分の価値観のみで人生を歩んでいく主人公の格好良さはまさに異形。明確なハッピーエンドという形がなくあくまで人生の過程を描いているシナリオは奇才都築真紀の才能の片鱗を見た気がする。
『もしも明日が晴れならば』ぱれっと 数年間に一度だけこんな素晴らしいゲームが出てくると思います。
『ぽっと -Rondo for Dears-』あんく 雰囲気と静の可愛さが見どころのゲームです。
『ふぃぎゅ@メイト』Escu:de 嫁ゲー。ゲーム内容も満足いくものでしたが、自分が最も愛するヒロインが活躍するということが、最高の特出点です。
『妻しぼり』AliceSoft 妊娠ゲージ完備で、孕ませたと実感できる作品。
『戦国ランス』AliceSoft 生活崩壊ゲー
『EXTRAVAGANZA〜蟲愛でる少女〜』Black cyc 原画家上田メタヲとシナリオライター和泉万夜の奇跡の融合物。主人公が女性というだけでも普通でないのにシナリオ自体が主人公の15年に及ぶ波乱の人生を描いているのは驚愕の一言。グッドエンド、バッドエンドを含め人生の可能性をシナリオに織り込んでいるが、単純な結末ではなく人の人生における「喜怒哀楽」を表現しきっている展開は未だに忘れられない。何よりトゥルーエンドが主人公による壮大な復讐劇として描かれていたのが斬新だった。
『H2O-FOOTPRINTS IN THE SAND-』枕 エロゲプレイして2作目の思い出の作品・・・雰囲気もよく、感動もあって後味のいい作品でした・・・あと、これをプレイしたらなぜひFDはして欲しい・・・個人的には必須だと考えてます・・・はやみアフターだけでもぜひ
あと、音羽は俺の嫁(`・ω・´)
『あまからツインズ〜双姉といっしょ〜』あねせん 『好き』ということで、初めて自分に『男の娘』の良さを教えてくれたこの作品をチョイスです(ぁ
縁可愛いよ縁!!(抄)
 2005年
『らぶデス〜Realtime Lovers〜』TEATIME
『ユメミルクスリ』ruf キモチわるくてキモチいい
『Heaven’s Cage』Art 登場人物達それぞれの意志がぶつかり合う、見応えある作品です。難点も結構ありますが、それを上回る面白さです。
『はぴねす!』ういんどみる 総合的な完成度が非常に高く、AVG作品であるにもかかわらず何度でもプレイしたくなる作品。ここまで純粋に「楽しい」って思える作品は、そうそうない
『narcissu』ステージ☆なな(同人) 死生観についてかなり深く描いてるのがいい
『竜†恋(サバト鍋 -Nitro Amusement Disc-)』Nitro+ 恋するドラゴンと突き抜けたストーリーが魅力的。とてもファンディスク収録の短編だとは思えない完成度でした。
『つよきす』きゃんでぃそふと 言わずと知れた名作
『SchoolDays』OverFlow 才色兼備で心優しく主人公に一途、といういわゆる萌えキャラがどれだけ欠陥した存在かをよりによって動画で強く訴えかけてくる作品。虚構の象徴究極の萌えキャラである言葉様。個人的NO.1ヒロインの座を脅かしそうな存在はしばらく出そうにありません。現時点でアンチ萌えゲの最高傑作では? 3次元の象徴、世界や誠等他主要人物の個性が強い面も惹きつけられる要因だと思います。
『少女連鎖〜Heart of the distortion〜』ZERO 少女の魅力で束縛される幸せ
『群青の空を越えて』light メインヒロインは戦闘機
『イジめてまにあっく!!』エムサイズ(同人) 超マニア向け、初心者お断り
『あえかなる世界の終わりに』キャラメルBOX メインヒロインのリップルがとにかく大好きで、もう何度もプレイしています。
『姉汁 〜白川三姉妹におまかせ〜』アトリエかぐや このゲームにおいて姉達と行うセックスは、快楽を積み上げていくという形を取った一つのコミュニケーションである。
2004年
『WORDS・WORTH(XP対応版)』elf
『魔法はあめいろ?』Sirius いちゃラブに定評のある保住圭氏の紡ぐ、仲良し三人娘との恋愛劇。ハーレムルートがきちんと描かれていてすごく良い。
『MinDeaD BlooD 〜支配者の為の狂死曲〜』Black cyc ブサイクでは1番好き。
『ぼくのたいせつなもの』TerraLunar バスタオルで涙をぬぐった作品は本作くらいです。オーソドックスで展開の読める話ですが、非常に世界観に入り込まされるので感情移入してしまう作品。登場人物に悪人がおらず、各々十分に共感できる最良の行動をとった上での悲劇だから辛さがつのる…。よくまとまっていて好みの作風というのも好きな理由です。
『Forest』LiarSoft
『ひぐらしのなく頃に』07th Expansion(同人) 悪魔的な牽引力を持つ怪作。ただのエンターテイメントではなくメッセージ性がきっちりあるのが良。
『はるのあしおと』minori 誰もが抱えるであろう悩み─将来への不安と期待、失敗を恐れる気持ちと一歩踏み出す勇気、孤独を容認しつつも本当は寂しい気持ち、誰にも見せていないが特別な誰かに知って欲しい本当の自分といった葛藤への直面−と、それを乗り越える人間的成長を描いています。成長物語は数ある中、「止まっていた時計の針が動き」出すような、そんな作品です。
『NorthWind』F&C FC03 DreamSoft
『虹を見つけたら教えて。』ACTRESS 音楽、雰囲気が素晴らしい。文句を言いつつもしっかりうつ病のヒロインの世話する主人公には感心。
ナースにおまかせ『アトリエかぐや』 やっぱり、ヒカルさんのすばらしさを知ったこの作品は、外せないです。
『何処へ行くの、あの日』MOONSTONE 普通の関係を望む主人公と普通でない関係を望む妹、という変化球ぶりで一番好きな妹ゲーです。
2003年
『Routes』Leaf
『めぐり、ひとひら。』キャラメルBOX この頃のキャラメルBOXが好きだった。
『天使のいない12月』Leaf
『てのひらを、たいように』Clear 幼なじみとの絆を描いた『てのひらを編』が秀逸の出来。お互いを大切に想いあう仲間たちと過ごす夏休み、そして仲間を狙う敵との戦い。恋愛の枠を超えて、「どんなに時が経っても、このヒロインたちと主人公は仲良しなんだろうなぁ」と思わせる雰囲気が素晴らしい。
『ている・ている』CLOVER BGMが秀逸。
『月は東に日は西に〜Operation Sanctuary〜』August オーガストはキャラクターを大事にしているのが伝わるから好きです。中でも一番キャラに愛着が持てるゲームがはにはにかな、と。
『SEXFRIEND 〜セックスフレンド〜』CODEPINK 人間、または人間関係を描いている物語にセックスが出てくる場合、何か別の比喩を含ませないのであれば、それは「最大限近づいた」ハッピーな瞬間を表すか、もしくは「体は重なるほど近づいているのに心がこんなに遠い」というアンハッピーを表すのに使われることが多いと思います。あまりにも心が離れていれば何の葛藤もないんですが、それなりに親愛の情を両者持っているのに、何らかの理由があってはじめのセックスは「何かが違う」というお話は、ああ18禁ゲームだなあ、と思います。セックスがゴールにならない感じ。そして最後に、身も心も全てが近づいたセックスがあれば言う事ありません。初めはただ単に結ばれてしまっただけの二人が、「幸せに」結ばれるまでのお話。僕にとってそういう作品の代表がこのセックスフレンドなのです。
『SNOW』StudioMebius 親子愛、特に父性を擽られる作品
『こころナビ』Q-X ソフ倫による近親相姦描写禁止の時代に、実妹との関係にギリギリまで踏み込んだ凛子シナリオはもちろんとして、ゲーム全体に流れる温かい雰囲気と魅力的なキャラがお気に入りです。
『CloverHeart's』ALcot
『Crescendo 〜永遠だと思っていたあの頃〜 FV』D.O. 姉を演じる一色ヒカルさんの演技力が光る一作、その姉と弟の"男と女"の感情に葛藤するシナリオは大きな起伏はないものの二人の想いがストレートに伝わってきました。
『いたいけな彼女』ZERO 内容が自分に合っていたこと、何より初めて感動して泣いてしまったエロゲーとして思い出に残る作品です。
『アカルイミライ Wet And Messy 2nd timeFlyingShine黒 とにかく個人的な好みです。絵とキャラと責められ具合と、最後のCGの明るさ、カタルシスが好きで、大切なゲームの一つです。
2002年
『はじめてのおいしゃさん』ZERO 立ち絵のかぼちゃぱんつが素晴らしい
『先生だーいすき』SCORE 炉属性とフェラ属性が同時に満たされてとってもお得
『ぎゃくたま』DISCOVERY ツンデレ最高
『戦女神2〜失われし記憶への鎮魂歌〜』Eushully 当時、エロとゲームのバランスが絶妙でした。アリス作品よりこちらを選んだのは単にヒロインが好みだからですが
2001年
『螺旋回廊2』ruf 純愛も凌辱も狂気も狂気も人の全ての側面を曝け出す第一級のエンターテインメント作品です
『パンドラの夢』ぱじゃまソフト ループモノがいかにあざといか思い知れるはず。ループって普通は抜け出すのが目的かと思うのですが、ループを抜け出したくなくてずっと留まる思いの強さを感じられるわけで。
2000年
『(有)ロンドン☆スター 恋のだぶるくりっく』JANIS 今となっては古臭いですがエロゲ会社を舞台にしたエロゲの草分けじゃないですかね。選んだ理由はこずえさん
『Phantom〜Phantom on inferno〜』Nitro+
『とらいあんぐるハート3〜Sweet Songs Forever〜JANIS 不朽の萌えゲー。都築ワールドが放つ家族の温もりに浸りながら、I'veサウンドでテンションMAX。「涙の誓い」は永遠の名曲。魔法少女になる前の「なのは」に癒された。
『D+VINE[LUV]』アボガドパワーズ
『銀色』ねこねこソフト 泣きゲーの名作です。
1999年
『夜勤病棟』ミンク 比良坂竜二大先生は、私の中では永遠のダークーヒーローなのです。(抄)
『ママトト〜a record of war〜』AliceSoft
『Kanon』Key 初めてハマったエロゲです。初めてやったのはAIRですが、印象度でこっちですね。声がないゲームに声オタの[投票者名]がハマったってところが、このゲームの凄さだと思います。
1998年
『ONE〜輝く季節へ〜』Tactics 浩平と長森、みずか、みさお等の関係と2つの世界が特徴的
『好き好き大好きっ!』13cm 歪な形の、しかし確かな純愛。「18禁ノベルゲーム」というメディアであったからこそ描けた作品。
『下級生』elf 初めてプレイしたゲームであり、90年代とは思えない完成されたSLGであり、ほろ苦く甘酸っぱい青春の象徴でした。
1996年
『まんぐり』ILLUSION この作品があるから今の自分がある。制作者に会ってみたい。そしてスリッパでツッコミたい
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』elf
1995年
『同級生2』elf
『EVE 〜burst error〜』C’s ware
1994年
『闘神都市U』AliceSoft 思い出補正が強いものの、RPGの中ではコンシューマ含めて随一のシナリオ。ゲーム性も流石の出来。
1993年
『きゃんきゃんバニーエクストラ』カクテル・ソフト 今から振り返ること十数年前、エロゲにはまり込むことが決定打になった作品。スワティは永遠のヒロイン。自分のエロゲオタとしてのメンタリティは、きゃんバニのみならずこの世代のPC-98黄金期の珠玉の作品群に培われたのだなあとしみじみ思う。

■2票作品(27位)
「まあオレしか投票しないだろう」と思いきや2票入っていて驚き、という声が多かったです。あなたの好きな作品はありますか?
2010年
『素晴らしき日々〜不連続存在〜』ケロQ 雰囲気だけを見れば一番好きな作品です。どこか空虚さが漂っているのがたまらない。終わった後に物語を解釈するのも楽しく、味わい深い作品でした。
幸福に生きよ!
このゲームもそうですがメッセージ性の強いゲームに魅力を感じます。素晴らしき日々の主題は『幸福に生きよ』内容は過激ですが、それでもこのゲームをやり終えたとき何か大切なものを受け取れた気がします
2009年
『町ぐるみの罠〜白濁にまみれた肢体〜』シロップ 父親から孕まされてしまうという恐怖が最高の作品。
突然のタイトル変更にも負けずメインヒロインだけで60近い回想、その大半が旧タイトル通りと質・量ともにお手軽抜きゲーとしちゃ秀作です。
『Dies irae〜Acta est Fabula〜』light 厨2好きの自分にとっては最高のエロゲ。最大瞬間風速でもトップ。
パラロスの大ファンだったので情報公開当初から期待していたら怒りの日に直撃。以降2年間の地獄の底から天上界まで跳ね上がるという奇跡の道程をリアルタイムで体験。あまりに愛憎が入り交じりすぎて評価不能な作品。
『星空のメモリア Wish upon a shooting starCROSSNET
『BALDR SKY』戯画 アクションもシナリオもいい
『装甲悪鬼村正』Nitro+ ストーリーが良いゲームの代表格。一切の妥協無く突き詰めるところまで突き詰めた、満足できる一作。他の人が「合わない」と言おうと、手放しで好きだと言える作品。
こういう作品に出会えるからエロゲはやめられない
2008年
『Princess Frontier』AXL ヒロインや村人たちとのほのぼのとしたエピソード満載でとても癒された。
個人的キャラゲー1位。ヒロインはもちろんサブキャラ含めて出てくるキャラみんなが魅力的。
『真・恋姫無双』Baseson 一番好きと言っても過言ではありません。有名な三国志の武将の性転換という発想も良いですし、キャラ・ストーリーも良いので「つい何度も回想シーンを見たくなる」「ふと最初からプレイしたくなる」という数少ない作品です。
この世界とキャラクターを愛しちゃったから仕方ない
『コンチェルトノート』あっぷりけ 憲yukiさんがディレクターを務めた作品は素晴らしいものが多く、選ぶのに困るのですが、一番好きと言われたらこれです。
莉都と進矢の距離感が最高だ。これ以上のヒロインと主人公の組み合わせはない。何点か選べるなら絶対外したくはない作品。(抄)
2007年
『R.U.R.U.R このこのために、せめてきれいな星空を』light 伊藤ヒロ氏による、優しくどこか狂った雰囲気ゲー。ここ数年では一番好きな作品です。シロ姉の名言は必聴。
キャラクター的にはCARNIVAL小説版のふたりが好きですが、作品的にはこちらのほうが好きです。前向きになれる作品。
『送電塔のミメイ』TRUE REMEMBRANCE(同人) フリーゲームですがシナリオの完成度は驚異的。
本当に思い出に残る、フリーノベルゲームの傑作
『世界でいちばんNG(ダメ)な恋』HERMIT 作品というよりはライターで。丸戸作品は一つ入れておきたいが、パルフェ、こんにゃく、本作と面白い作品が多すぎて甲乙付け難い。あえて本作にしているのは、みこしまつり氏の絵と、麻実が個人的にツボだったから。ねこにゃんとカトレア、里伽子よりも数倍威力高いぜ…
ドタバタラブコメの珠玉作品で、クライマックスまで見事に描ききったところに拍手。
『キラ☆キラ』OVERDRIVE テンプレエロゲの良点と、本来エロゲの持たないような繊細さを兼ねそろえた、奇特な一作だと思います。
キャラクター的にはCARNIVAL小説版のふたりが好きですが、作品的にはこちらのほうが好きです。前向きになれる作品。
2004年
『らくえん〜あいかわらずなぼく。の場合〜』TerraLunar エロゲメーカーの内側を軽快に描いた1本。独特の台詞回しが耳に楽しい。堕落する準備はOK?
ぼくたちを象徴する一本。
『夏の燈火』CircleMebius(同人) 作品にテーマ(この作品では 生、人と妖との共存)があり、ライターさんなりの答えを出してくれている作品
『シンフォニック=レイン』工画堂スタジオ 音楽と雰囲気の調和が見事。
絵の雰囲気に隠された邪悪さに戦慄する
『Quartett!』Littlewitch 白詰草話と悩みましたがこちらを押していきます。FFDは本当にいいシステムです、やったことない人は一度見てみてください
「喋るマンガ」と表現されるFFDの極致の作品だと思います。没入感を高めるFFDに加え、プロの弦楽団を用いた素晴らしき音楽。社長でもある大槍葦人の独特な原画にこれらが加わり非常に高水準でまとまっています。惜しむらくはシナリオがやや短く、また盛り上がりに欠けるところか。他の要素が突出しすぎているためシナリオの粗が目立ってしまいますが、決してダメというわけではありません。Littlewitchの代名詞ともいうべきFFDですが、この作品ののちほとんど使われなくなったのが残念です。私は双子の「ユニ=アルジャーノ&メイ=アルジャーノ」姉妹が大好きです。あまりに好きすぎて、自分で描いたイラストをケータイの待ち受けにしていたことがあります。FDで姉妹丼をいただいたときはほぼイキかけました。(抄)
2003年
『斬魔大聖デモンベイン』Nitro+ フルボイス版まだー!
この作品のせいでクトゥルフ神話にハマって…あの手はなんだ!窓に!窓に!
『こなたよりかなたまで』F&C FC01 自分の中でこれ以上の作品は今後出てこないんじゃないかと
『在りたいように在る、ということはとても難しい』読んでいる最中に琴線に響き続ける文と音、一人の人間の生き様をみせつけられた一作、読了後の余韻は私の心の此処より彼方まで。
『Ever17 -the out of infinity-』KID 伏線の張り方と回収に関して、この作品の右に出るものは未だ見つからないです。
最後の伏線の持っていきかた、内容が素晴らしい。自己1位
2002年
『それは舞い散る桜のように』BasiL 今まだ自分がエロゲをやっているのは、このゲームにハマったせいです。未だにこの作品の二次創作は読みますし、今プレイしても楽しめてしまうゲームです。
てきとうに生きるな!
王さんの下品なギャグセンスは好きなんです。ぷじゃけるなよ。
『腐り姫』LiarSoft 雰囲気が良い、つまり総合力が高いゲーム。瑕疵のある言い方だが、「エロゲ」というメディアならではの作品
『鬼哭街』Nitro+ 「実妹と結ばれたいのなら社会を捨てよ」とは実妹スタンダードですが、そのあらゆる実妹エロゲの中でも最も強い手段で結ばれてる二人だと思います。グラフィック、音楽等総合力が高く、中盤までの燃え展開の出来が良いのもプラス要素。最終的にぶっ壊れた時の衝撃度が増しています。
この作品というより兎に角、瑞麗が好きです。彼女の濤羅への思いは、喪失に対する怯えと同意なのではないかと思います。
『うたわれるもの』Leaf 戦争ものとして面白い作品で、ゲームパートも素晴らしかった。
2001年
『大悪司』AliceSoft 個人的に、恐らく最長プレイ時間を誇ったゲームです。
はじめて徹夜させられたアダルトゲーム。
ゲームとして面白く、しかもエロい。
『銀色 完全版』ねこねこソフト シリアスながら飽きさせないライターの実力が感じられる
この美しい作品が無かったら、日本語の勉強も続けなかったし、人生は別の方向になると思います
2000年
『月姫』TYPE-MOON(同人)
『sense off〜a sacred story in the wind〜』otherwise end of the worldとかGenesisとかいっていますが、元長センセ本人はかなり韜晦しているという感を抱かざるを得ないですね
SFエロゲーの大傑作。
『ELYSION〜永遠のサンクチュアリ〜』Terios メイドと主人との絆の形を、真正面から捉えた異色作。 真剣な考察に裏打ちされた、本作のメイドキャラ造型はさすがの一言。ナチス、コソボ、アイルランド問題、カトリックVSプロテスタント等、骨太の設定も物語に深みを加えている。
『AIR』Key 涙と鼻水で顔ぐちゃぐちゃでした。
1999年
『加奈〜いもうと〜』D.O. 泣きゲーの傑作。主題歌「白い季節」を聴いただけで泣ける。許されない禁忌を描きながら生きる意味を問う。限りなく純粋な山田一テキストに脱帽。
義務教育に組み込まれて然るべきシナリオ。と同時に、私の性癖を作り上げた罪なゲーム。
1997年
『アトラク=ナクア』AliceSoft 百合とかそういう範疇にない愛情を知ったため。あと至高のBGM。
30歳代というかアラフォーエロゲーマーにとっての思い出的作品。思い出は美化されているんですよね。
1996年
『鬼畜王ランス』AliceSoft 初めてプレイしたSLGで、やりこみ要素の高さと難易度の高さでかなりの時間を消費しました。(抄)
Windows95時代の名作。アリスソフトからフリー配布されていますね。
ゲームとエロのバランスが良くてはまったのを覚えています。

■3票作品(15位)
クセのあるレビュアーさんたちが数多ある作品の中から選んで、被るだけでもすごいのに……3人の人がベスト3に選ぶなんて!
と思うとすごい気がします。
2009年
『真剣で私に恋しなさい!』みなとそふと 萌えて、笑って、燃えて、泣いて、それでいてエロい。こんなエロゲを待っていました。
表声優パロを、こっちの業界でやってのけた偉業。 欠点が皆無。
「明るく楽しい」を突き詰めることでキャラクターはここまで生き生きとするのだ、ということを教えてくれる快作。
2007年
『赫炎のインガノック』LierSoft 独特の文体とCGで描かれる異形都市のドラマが、とても綺麗で切なくて、このシリーズにハマる切欠になりました。(抄)
独特な雰囲気とテキストが好みです。Liarのスチームパンクシリーズは全てやってますがその中でも1番と感じてます。
心の声モードがとても良かった。BGMが耳から中々離れませんでした。
2006年
『遥かに仰ぎ、麗しの』PULLTOP 本校・分校共に好きですが、特に本校が印象に。登場人物の心情の移り変わりが今でも好きです。
一番好きです。司先生カッコイイです。みやびちゃんぷりちー
何度プレイしても泣けます
『StarTRain』mixed up ここまで現実感を取り入れ純愛をドラマチックに展開させた作品はないと思います。
縦読み!その一言でプレイ済みの人は分かるはず!
奏は本当にいい女の子ですよ・・・どの√でも・・・
メッセージ性が大きいです。幸せってなんだろう。こんなにゲームのキャラクターに共感できるのは初めてです。それだけに、私にとって大きな意味を持つゲームになりました。
2005年
『最果てのイマ』XUSE[純米] シナリオを千々に小分けし、バラバラに配置した構成が秀逸。RPGや育成シュミレーションではない、単純なクリックゲーなのに繰り返し楽しめる。
人生です。そうとしか言えません。
知識の泉田中ロミオが造った最高のおもちゃ箱。多様な哲学を含むセリフ回し、様々なサブカルを網羅したギャグ、そして高度な叙述トリック。何度プレイしても飽きが来ない。
『あやかしびと』propeller 大事な人を護るために戦うという熱い展開もさるところながら、大事な人を見つけるまでの過程を丹念に描いており「浪漫のある活劇」という内容がとても好きです。
一色ヒカルさん演じる刀子さんは、僕にとって理想の大和撫子です。
素直に燃えることができたゲーム。男性キャラが良い。
2002年
『“Hello,world”』Nitro+ メカ満載SFシナリオが熱い! ニトロプラスの真骨頂といえば銃撃戦。クラスタ爆弾を脳内に受けた衝撃は計り知れない。奈都美に萌死んだが一片の悔いなし!(笑)
一番好きな主人公、友永和樹に花束を
私とエロゲの記念すべき出会いがこの作品です。
私が初めて買った買ったエロゲ雑誌――その付録にハロワの体験版があったのです。
ロボットである主人公・友永和樹くんが、ヒロインはじめ様々な人間との関わりを通して感情を学び「人間として」成長していく――
短い体験版にもかかわらず、いや短い体験版だったからこそより彼のその後の成長が気になってしまいました。また、OPが生きることの素晴らしさを爽やかに歌い上げておりムービーと相俟って私の心を打ちました。体験版のOP(製品版ではOP2)である「青い記憶 Image ver.」(vo:渡辺みづき)は、私のベストエロゲソングでもあります(製品版はいとうかなこが歌っており、ムービーも一部差し替えられています。かなこ嬢もNitro+の歌姫として大好きな私ですが、ことハロワに至っては、渡辺みづきさんの力強くも透き通った歌声の方が、作品をより引き立てていると思います。ムービーも体験版のほうが好みです)。この作品、おいしいところは全て主人公・和樹くんが持っていきます。萌えも燃えも。初エロゲの私は知らなかったのですが、Nitro+というメーカはそれまで銃と刀の硬派な作品をリリースしていました。この「男臭くてダークなメーカ」というイメージから脱皮するための転換という意味でも、この“Hello, world.”という作品は私の中で特別です。今では立派な(?)Nitro+厨で、Nitro+作品は全てプレイ済みですが、それでも私の中で真っ先に挙がるのは、この作品であります。(抄)
『水月』F&C FC01 歴代1本選ぶならこれ。PCノベルの可能性を生かした傑作作品。10年近く経った今でも通用する物語だと思います。
水月というか、むしろ雪さん。水月から雪さんをとったら放尿と双子エッチくらいしか残りません。羊水のような、と表現したくなる彼女の母性は男性にとっての理想の女性像の一つだと思います
きっと、私は以降この作品を超えるものには出逢えないでしょう。ナナミさま、ナナミさま……ありがとうございました。
2001年
『みずいろ』ねこねこソフト 雪希ちゃんとバトミントンがしたいです。
自分の人生の土台になった作品といっても過言じゃありません。るんらら〜♪
2000年
『書淫、或いは失われた夢の物語。』Force 作品の構成がとんでもなく緻密。作品世界の真相が判明したときの驚きは筆舌に尽くしがたい。全てを知ったあとに2周目をプレイすると、全く違ったプレイ感覚が味わえるのもいいですね。何というか、作品世界そのものを愛しく思えるような作品でした。
一見ただのサスペンス作品と思いきや、プレイを進めていると…。単に物語を綴るだけでなく、プレイヤーを物語に参加させるその文書構成力には圧巻の一言。(抄)
1999年
『とらいあんぐるハート2 〜さざなみ女子寮〜』JANIS 優しくない世界に生きる優しい人々の心温まるお話。
自分の原点この作品がなかったらレビュアーとしての自分はいない
ほのぼのとした空気とドタバタ同居ラブコメが楽しかったです、これが自分の原点だなと思える作品です。
1996年
『痕』Leaf 今のエロゲーの隆盛もこの作品のおかげだと思う。
老いたわ、ホント。

■4票作品(9位)
9位なのに4票!
これってどういうことでしょう。
……それだけ、みなさん思い思いの作品があるってことですね?
『Steins;Gate』Nitro+、2010年
面白さという点ではエロゲ・ギャルゲにおいてトップ。内容も厨2病最高。クリスティーナまじ天使。
個人的シナリオゲー1位。主人公の良さが光っています。
シュタゲの世界に引き込む力が凄かった・・・。近未来SFモノが好きな人には堪らない展開の数々。そして徐々に明らかになっていく真相にワクワクされられる作品でした。
『俺たちに翼はない』Navel、2009年
圧倒的な文章力とリアルな人間性に惹かれました。
4章が好きです。
十周以上した唯一のゲーム。とにかく楽しい、の一言。物語全体の構成に難がある(設定の割にカタルシスがない)が、そんなことはどうでも良い。キャラクタの掛け合いがここまで素晴らしいゲームは他にない。
『ef - a faily tale of the two.』minori、2006〜08年
ムービーはもちろんのこと人の想いや音羽の街並み、旋律の綺麗な音楽などシナリオ・CG・映像・音楽の全ての要素が調和し合い「美しさ」を描いているようで何度見ても圧倒される。そういった芸術性が何より気にっています。
作者の強いメッセージ性を感じさせられる作品でした。ふと、自分が歩んできた道を考えさせれてしまいました・・w
グラフィック、演出、BGM、シナリオといった各要素、そしてそれらを合わせ完成させたという総合点でやはり数歩抜きんでたものが有ります。
『さくらむすび』CUFFS、2005年
ボリュームに乏しく音声も無いものの絵とテキストとBGMが絶妙にマッチ。紅葉への告白シーンは全エロゲの中で最高の告白シーンだと確信しています
日常に潜む幻想的な雰囲気を、淡い色彩の絵と繊細な音楽で魅了してくれました。そしてなによりも長年一緒にいた圭吾と紅葉の縁側での告白は、今まで読んだどの作品よりも大好きです。
甘いだけではなく、苦味があるから一層甘みが引き立つのだと思います。
『CLANNAD』Key、2004年
気持ち悪いといわれても、フィクションなのだからいいと思う。音楽はすべて好きです。
各ヒロインとの感動的なお話だけではなく、様々なおまけイベントや日常のバカな会話まで十分に楽しめたように思います。
『家族計画』D.O.、2001年
これほどボロ泣きしたゲームは無い。人とのかかわり方、血の繋がり、金、生きる目的…非常に多くの事を考えさせられた。
人生観を変えた一作
笑って泣ける

■5〜6票作品(6〜4位)
ここまでくると有名な作品ばかりですよね。
でも、「これがなんて!」なんてことが、あるかもしれませんよ?
5票
『この青空に約束を――』戯画、2006年
シナリオ、音楽、雰囲気すべてが肌に合って、いつまでも抜けられなかった作品です。
いつまでもこの世界観に浸っていたい――そう思わせてくれる最も泣いた作品
全体的にクォリティが高いが、やはり最後の歌が決め手です。
SF要素や病気などの生死を使わずにここまで泣かせ、楽しませるこのゲームが大好きです。このゲームのおかげで、自分のサイトは今ありますし、ネットでの友達も出来ました。うわ、なんか変な通販番組みたいだ(>_<)
『CROSS†CHANNEL』FlyingShine、2003年
名言の先にある、各登場人物の寂しさが好きでした。あとED。
これをプレイしたことでリアルに人生観が変わってしまいました。人とのコミュニケーションについて深く踏み込んだ内容で、メッセージ性が心に強く響きます。「泣き」ではない感動というものを教えてもらった作品です。
時間SFの傑作。
パッケージに釣られて買ったら色々な意味で騙された作品wギャグテキストもシナリオもキャラも全てが好きです。×君の×箱版の活躍にも期待しております。
『君が望む永遠』age、2001年
三角関係、失われた幸せな日々とこれからでも始められるもの、ある時期にしか得られない友情…など、色々とテーマがありますが、その中でもお気に入りは、速瀬 水月(2章)です。そして、本編では書かれずにFDやL.E.で追加された内容にも、期待以上の「余力」を見せてくれた作品です。主人公(孝之)に選ばれなかった人達が輝く(活躍する・魅力的になるなど)話も多く、ヒロイン陣を魅力的にしていると思います。
人間の心の清濁を、胸を抉る心理描写で描いた傑作。
特に水月シナリオ最後の演出は反則モノで、涙が止まらなかった。とても不人気な主人公だけれど、等身大で共感しやすい主人公なのも個人的には○。
エロゲーのメディアミックス展開、ラジオや深夜アニメになるという流行の先鞭を付けた、先駆者というのは重要だと思います。もちろん、時間の問題で、いつどのメーカーの作品がアニメになってもおかしくはなかったですが、やる気も能力もあるブランドだったので、少ないノウハウで始めたにもかかわらず、しっかり作品が長生きしました。アニメがゲームやラジオに展開することは多いんですけど、エロゲーをやらない人がアニメを見て、興味を持ち、生まれてはじめて買う、という、TV側への「進出」や「浸食」において大きく貢献したはずです。それがいい事かどうかは別にして、とにかく新しい道を造った作品だと思います。
6票
『車輪の国、向日葵の少女』あかべぇそふとつぅ、2005年
「るーすは伏線だけじゃなく人間ドラマを描いてるんだよ。わからんのは幼稚なんじゃね?」←何も変なこと言ってないから!
「社会と人」という堅いテーマを柔らかく描いた名作。
後半の展開、盛り上がりは秀逸です。
世界観・主人公が好きな作品。賛否両論かと思うが、記憶をなくしてもう一度やりたいと思う数少ない作品の一つ。モリケンは俺の婿。
『Fate/stay night』TYPE-MOON、2004年
fateは美学。
「説教じみた作者の自己陶酔」や「キャラクターの説明じみたセリフ」が大好きな人向けのテキストでした。
緻密な設定に裏打ちされた熱いストーリー。士郎とアーチャーによる投影魔術の剣製バトルが最高。
映画アニメ漫画など様々にメディア展開が続いており、そのたびに作品が広がり、原作を再プレイするという循環が出来上がってしまっている。その結果いつまでも忘れることなく「Fate」を楽しめることが、何より好きな理由でしょうか。

■3位(7票)
いちばん驚きの声をもって迎えられたのはこの作品でした。
『水夏 〜SUIKA〜』CIRCUS、2001年
シナリオ:御影、呉一郎 原画:七尾奈留、いくたたかのん
シンプルな叙述トリックと頭のおかしい魅力的なヒロインの手によってぐいぐいと作品の世界に引きずり込まれた。所々薄ら寒さを感じさせる人間の醜さが素敵。
夏の雰囲気を味わうにはこれが一番。
これほど夏にふさわしい作品は他に無い。
人間の愛情とその方について深く掘下げている作品です

■2位(9票)
お店経営をメインとしつつ、恋愛模様も忘れていません。
一挙両得、一網打尽!
『パルフェ〜ショコラ second brew〜』戯画、2005年
シナリオ:丸戸史明 with 企画屋 原画:ねこにゃん
萌えゲーシナリオの優等生(里伽子が大好きな人限定)。そのこころは、伏線の巧みさだけでなく、全シナリオを通じて、メインの里伽子を魅力的に見せていること。他のヒロイン・ルートも水準以上の好印象ですが、主人公と結ばれて欲しいヒロインとして里伽子を魅せる構成が素晴らしいです。
最高のハッピーエンドを描いた作品。"Parfait"の名の通り「完成された」作品でした。
一人でも二人でもなく、皆(家族)で成り立つ最高のハッピーエンド
日常のテンポの良い会話と伏線が見事。特に里佳子ルートは、今までプレイしてきた全ての作品の中でも一番。
エロゲーの模範作品です。
名前が出ている丸戸史明シナリオの作品はコンプしているがこれは別格で、この作品に巡り会わなければ、おそらくエロゲを卒業していたはずだ。中途半端に悪擦れしていた当時の自分が初期衝動を取り戻す切っ掛けとなった作品。里伽子は仁の嫁。

■1位(11票)
尖った作品というのは、全員がいいとはいわないですが、それだけのめり込む人が多くなるのだと思います。そしてこの作品は、その最先端なのだと思います。
『マブラヴ オルタネイティブ』age、2006年
シナリオ:タシロハヤト、松永北斗、吉宗鋼紀
原画:杉原鎧、南風麗魔、高田一廣、大田優一、春H牧彦
製作者の魂の作品
正直もう2度と読みたくないシーンだらけのお話です。攻略対象ヒロインではない香月先生(27)が1番台詞数の多い女性という、もはや美少女ゲームではない「あいとゆうきのおとぎばなし」。
熱くてとにかく感動しまくりでした
戦争という極限状態の中で描ききった愛のおとぎ語
揺ぎ無い1位です。クオリティ、シナリオ、魅せ方、全てに震撼しました。
立ち直るきっかけをくれた大切なゲーム
「私の魂」とでも言うべき作品。人間の根幹を為す要素のひとつとして信念というものがあると思いますが、私の信念はこの作品を通してのものです。日本人としてあるべき姿は何か、これからの日本を支えるべくどういった信念が必要か。ひとつ間違えれば戦前の皇国史観にも通ずるような内容は、ゲーム、とりわけ規制の緩い18禁ゲームだからこそできた表現ではないでしょうか。どんな作品であってもゲームである以上「楽しむ」ということに帰結するかと思いますが、オルタだけは作品を通して現代の我々の生きる意味や課題を読み取るべき、という気持ちになるのです。とにかく、私の人生において最も影響を与えている作品であることに相違ありません。(抄)

■投票者一覧
投票者名(投票順) サイト
六神合体 六神合体の秘密基地
Dirty Dream No.2 虎白荘
ヒンメル Je・F・Se・M
ひろにょり げいむ乱舞界
灰の風来人 熟れる業界の渦中で
草薙静流 れ・ざむる〜ず
fee ErogameScape−エロゲー批評空間−
バニッシュ ルーチンワーク徒然草
S.N. アルカナム電脳遊戯研究所
折柴みそら 夢幻教会
電脳桜花 電脳不夜城
チェザリーニ macabre
むつき パンダのエロゲ統計学2
夏冬達樹 積みゲータワーをテロ爆破
Magica 俺たちに現実はない
kazami <おたくフリークス>
yami016 ErogameScape−エロゲー批評空間−
アミーゴ 身捨つるほどのエロゲはありや
IKARUGA1326 二次元系逆M批評
yowamax おきらくGameWeb
漣紫音 閉鎖空間・弐式
houtengageki ErogameScape−エロゲー批評空間−
わんこスティック イヌと呼ばないでっ!
JITSU 実妹ゲームブログ
M.M M.Mの部屋
Terawo Terawoのブログ
えび blueblueblue
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晴鍋 社会復帰支援場
ひつじ はじめてのじゅういさん
then-d The World's End and Net Life's Wonderland
浅生大和 なでしこやまと
へなへな 廃人さん、いらっしゃ〜い
niya2 ErogameScape−エロゲー批評空間−
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Atora 死者、猫、通り雨
Asmiya エロゲの評価とレビュー DLdou
Sky CIEL CLAIR
AS 明日祝詞
ゆず茶 すときゃすてぃくす
Agilis Neechin.net
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月雨あずき 小倉小町β版
katori katori - parfait second brew -
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ノ7777 ( ´∀`)ノ7777さんの休憩所
ねこあらためうさぎ 兎小屋
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二次の架け橋
ナーラ チキチキボーンの骨
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ミヅキ&どんすけ キミもえ ―アニメ・ゲームレビュー空間―
きたじゃわ 世界を革命する力を
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PP 厳選ゲームレビュー
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とうばんじゃんきむち きむちや総本店 りた〜んず
かめのこおら かめのこおらの休憩所
くまっち 刹那夢見る少年
highcampus 詩になるもの
k-p りんごはおかずだよ
FATE ErogameScape−エロゲー批評空間−
魔法使い ErogameScape−エロゲー批評空間−
OH9 Fantastic Attractions
御名方 哀しみの機械
たくみ まじかる☆3級
HRsuki ErogameScape−エロゲー批評空間−
satp ErogameScape−エロゲー批評空間−
うぃんぐ てきとうなもの
Sonata ONE NIGHT DREAM(リンク切れ)
speedwagon エロゲーの殿堂
塵骸魔狂 未来ガジェット研究所仙台ラボ
れを Upheaval
pom 屋根裏日誌みたいの?
みなみなみなぎ 204 No Content
まれびと 稀神大社
他、匿名希望13名

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ひろいん ErogameScape−エロゲー批評空間−
柊まな 莫煩悩〜徒然なるままに
ナギりゃん くんかくんかしたいよぉ