平成23年11月31

 まだ11月ですし。世間が12月だろうとまだ11月ですし!
 さて本日のネタはこちら。微妙に古いエントリなんですが、まあ今でも通用しますし。
 要するに、「昔の作品をレビューするにあたって配慮は必要なのか否か」だと思います。例えば今『とらいあんぐるハート CD版(98年)』をプレーしてレビューするにあたって『いろとりどりのセカイ(11年)』なんかをレビューするのと何か差をつけるべきなのかどうか、ということ。そんなことをちょっと考えてみたいと思います。「あくまで個人的な考え」とか「人それぞれですが」とかそんなどーでもいいめんどくさい配慮はしません。まれびと的な正解です。まれびとさんはこの考えが正しいと思っています。ただし強制はしません。そんな感じでよろしこ。

1.他ジャンル比較
 エロゲという枠内で考えていても埒が明かない事もあるので他のジャンルで考えてみましょう。
 例えば文芸。芥川賞や直木賞を見ればわかるように、そして昨今『蟹工船』や『人間失格』が売れまくっていたのを見てもわかるように「古い=今は受け入れられない」という概念が存在しないのがこのジャンルです。むしろ古い方が評価されているとも言える。それはまあ文字だけなので当たり前とも言えますが、でも例えば「三点リーダを単数で使っているから減点」とか「(『にごりえ』なんかについて)句読点が無く読みづらい。旧仮名で書かれており今は通用しない」とか「(『こゝろ』について)現代のものと比べて心情描写不足」とか、そんなレビューはおそらくこの世に存在しないと思います。それはおそらく文芸というジャンルが基本的に「古い方が偉い」という考え方で、エロゲにはそんな考え方は無いからでしょう。現代にプレーすれば現代の観点からしか見ないのがエロゲで、現代にプレーしても当時の観点から見るのが文芸。そういう事だと思います。
 また、そういった「古いもの」に価値と厚みを見出していることも違いでしょうか。「昔があるから今がある」、そんなことは当たり前ですがその当たり前のことを欠落しているのがエロゲというジャンルなのかな、と。古いものからどんどん消えていくのも原因の一つですが、それも含めて新参ユーザーがエロゲの過去に触れる機会を一切持たない現状にも大いに問題があると言えます。これ以上喋ると章のタイトルとずれるので後述しましょう。
 一般カルチャーでは過去作というものを大事にします。98年に発売したのなら98年に発売したなりの価値を見出し、レビューをします。そういった意味では、98年にレビューをするのと11年にレビューをするのとでは違うものになってくるでしょう。またそういった場合は作品のことだけでなく時代背景にも触れています。一方でエロゲレビューは、大体に関して98年発売の作品でも11年にプレーしたのなら11年の観点から物を見てレビューをします。どちらが正しいなんてものはどうでもいいのですが、多ジャンルのレビューとはかように違っています。

2.どういったレビューを試みるのか
 エロゲレビューは往々にして過去作をプレーしたら今の視点から見てレビューします。だから、『Kanon(99年)』を今レビューしたら「今プレーするには絵が古い」とか「システム面でやはり今に劣る」と言った「99年と11年の比較」になります。しかしこれはこれで間違っている訳ではありません。今の流行り・技術を頂点と見るならこの方法でも充分レビューになるでしょう。文芸等と違って常に進化を続けるパソコンなどの機械を媒体としているジャンルだから出来るレビューでもあります。しかし、おそらく書いている側はそんなことを意識していないと思います。それは潜在的に「機械=新しい方が良い」という考えがあり、それをゲームにもあてはめているからです。しかしエロゲはパソコンのように成り立っている訳ではありません。むしろグラフィックの向上、システム面の便利化はエロゲを構成するものの補助と言っても良いかもしれません。確かに新しい方が良いものを孕んではいますが、そこだけで評価をすると片手落ちになりおそらく反感を買います(わたしが『水月』を薦めて、古いからパスって言われたら怒るようなもの)。
 では先程挙げた一般カルチャーのように99年視点で物を見ろ、というのかと言えばそれが正しい訳でもありません。何故かと言えば、エロゲはあくまでエロゲなわけです。文芸なんかと違って「今プレーしてどう感じるのか」が大分ウェイトを占めてます。猿のように抜きたいのにエロゲの歴史をレビューで語られたら切れる人が出そうですし、85年のエロゲを前にして「昔はこれで抜けたんだよ」って言われても「そんなこといわれても無理です」という感想しか抱けないと思います。98年のゲームを11年にプレーしてどのように感じたのか、「プレーしてもらうために書くレビュー」なのだったらそれが重要でしょう。しかしその場合、先に言った『新作至上主義』的な考えは廃棄すべきです。
 しかし冒頭に挙げたように「今が大事じゃん!」として全部が全部「古い」で纏められては当時プレーした人が複雑な心境を抱きますし、業界が発展しなくなります。過去を顧みない業界が発展する訳ありません。現に発展が止まっていますが。故に旧作をレビューする場合は「今プレーした自分自身の感想と「当時はどうだったのか」という自分が作品外から仕入れた情報をミックスする必要があるのかなあ、と思います。その混ぜ方はエロゲのジャンルにも依りますし黄金比なんてものは存在しないと思いますが、過去を未来に伝える事もレビューの一つなんだよ、ということを言いたいです。この異様なまでに過去を本当の意味で大事にしない業界が生き残るにはそれが必要なのかな、と。

3.過去を知るという事
 エロゲというジャンルに今まで過去はありませんでした。それだけ新しいジャンルという事です(大元は85年なのでそこそこ古いですが、発展を遂げてからまだ10年ちょい)。
 エロゲレビューというものが過去を振り返ることはほとんどありませんでした。それだけ拙速に発展していったジャンルというのもあり、エロゲレビューというものが確立したのがエロゲ発展期と被っているということもあり(インターネットが普及していない時はエロゲレビューなどほぼありませんから)。
 ぼこぼこブランドが生まれてどんどん消えていく。確かめる間もなく次から次へと拙速に作品は生まれていく。「目先の利益しか考えずに」。そうして過去を振り返る事無く生み出し続けてきた結果がこのカオス。どう収拾するのこれ、といった具合。過去を振り返るなんて廉価版かダウンロード販売くらいでしょ、エロゲブランドは。
 故に誰も通り過ぎた道を振り返ろうとしないわけですよ。振り返っていると置いていかれるから。道を前に走っているのではなくただ滑車を回り続けているのが昨今のエロゲ業界の現実でしょうが、それでも振り落とされないように必死についていくユーザー。途中で走るのをやめた人は黙して語らずただ去るのみ。誰もとはずがたりをしない。だからどんどん忘れて全体が迷走する。これはどうにかしなくてはいけません。
 だから、確かにエロゲは遊ぶのが目的ですし今プレーしてどうなのかというのも大事ですけど、業界が発展して欲しいんだったら、文化として根付いてほしいんだったら、遊ぶ以外のところ――歴史語り――も重要になってくるんじゃないかなあ、とわたしは思います。
 「昔はよかった」「今は通用しない」そんなことが聞きたいんじゃない。98年のことを11年視点で見るんじゃなくて、98年のことを98年視点で11年に書く、そういうことを出来る人はして欲しいと思います。

4.結論
 旧作レビューは「今プレーしてどうか」と「当時プレーしたらどうだったのか」を、前者は感想から後者は情報から書くべき。少なくとも今旧作と呼ばれている作品はどれもエロゲの発展に貢献しているのだから。
 これから先、この代わり映えのしない今のエロゲを旧作と呼ぶ時が来たら、どうするべきなのかは知りません。

 30分くらいで書いた上に見直していないので突っ込みどころが満載でしょうけど見直すの面倒だからいいや。
平成23年11月28日

  少し長めのトンネル過ぎ
  海に運ばれた潮騒の思い出
  耳に残った懐かしい声
  胸に積もり続ける風花
  淡く溶けて消える儚いリフレイン


 別にポエマーにジョブチェンジしたわけじゃないです。
 『夏雪〜Summer Snow〜(SilverBullet)』をクリアーしましたのでその報告を。
 11/13の日記で散々夏雪は夏雪ゲーと申し上げましたが、クリアした結果やっぱり夏雪ゲーでした
 あまり○○ゲーという表現が好きではないわたしなのですが、しかし全シナリオ共通で夏雪おねーちゃんがメインになってくるわけですよ。わたしは夏雪→那由多→純葉とプレーしましたが、真逆のが良いですね。別に最初に夏雪シナリオをやっても特に問題はありませんが、夏雪おねーちゃんの存在のデカさだけが描かれる純葉、それに加えて夏雪おねーちゃんの抱えていた秘密が描かれる那由多。そしてそれを解決する夏雪。うん、やっぱり此の順番のが良い気がします。
 シナリオはなんてことはない、「夏の日」に特化して描かれた幼なじみたちとの物語。突然年賀状をくれた親戚のおねーちゃんに会ってみたくなって夏休みに一人で田舎へと行く幼き日の主人公。そこからはじまる夏限定の交流。年々メンツが増えてきて、そして次第にみんな大人になって。嫌な事も良いことも忘れたい事も忘れたくない事も、みんな「想い出」となる。そんな、決してお金では買えない、時間があっても容易には得られない日々をひたすら堪能するこの作品。りありてぃ? ごつごーしゅぎ? そんなものはどうだっていい。そういったメタなものはこの作品には求められてはいない。ただひたすらに、和み、癒され、そして浸る。お菓子のような作品です。この作品に大人的視点は要らない。大人的な批評も要らない。「もしも子供の頃にこんな体験をしていたら。」そんな気分でプレーして見てください。

 伝奇?
 この作品には若干(ほんとに若干)伝奇的な要素が含まれています。気持ち程度。
 それを無かった方が良かったと見るのかあった方が良かったと見るのは人それぞれですが、わたしはなければならないものだと思います。そして、これくらいで丁度良かったんじゃないかなあ、とも。
 鬼のように甘やかしてくれる系のヒロインは他にもいますが、この夏雪さんは『水月』の雪さんのような存在です。雪って名前につく人はこんななのでしょうかね。別にまよいがに行ってしまうとかそういうわけではないのですが、「主人公の事を自分のことよりも大事にしているクセに、でもその隣に自分がいようとは思わない(思っても諦めてしまう)人」なわけです。甘やかされたいし、「甘やかしたい」と思えるヒロインが夏雪だと思います。それを構成するのに「どこか不安定で、遠くへ行ってしまいそう。離したくない」という要素が必要で、それにはこういった伝奇的なものがいちばんしっくりきますね。あまり伝奇をプッシュされても趣旨とずれてしまうので、これくらいで丁度良かったのではないでしょうか。

 ヒロイン
 夏雪一強かと思いきや、その夏雪を超えるべく努力する那由多と純葉もなかなかに魅力的。しかし個人的に思うのは、ここまで運命や繋がりをプッシュしておいてシナリオの扱いが同等(構成上は)というのはどうなんだろう、と。例えば『神樹の館』なんかは竜胆シナリオでこれまでのことをなかったことにしましたが、それくらいのことをやってもよかったんじゃないかなあと思えるくらいシナリオ的に夏雪推しでした。夏雪シナリオのみ、もしくはTrueとして夏雪シナリオを置くくらいのことはしても良かったんじゃないかと。
 純葉シナリオが最後でどうにも雰囲気を崩してしまったかな、と思えますが他は概ね良好。ただ純葉だけ「好き」がどうにも軽いというか薄っぺらく感じたのはわたしだけでしょうかね。相対的に考えているからだと思いますが、まあ他が強すぎたんだ。
 那由多シナリオが夏雪における、いわゆるNormalエンドだと個人的には思っています。そういった意味でこのヒロインの存在は必要不可欠。夏雪が甘えることができるヒロインだとするならば那由多は甘やかすヒロイン。その他田舎と都会、主人公との境遇などあらゆる意味で夏雪と対局の存在だと思います。このヒロインがいなければ夏雪の存在の大きさ、本来の……世界の摂理としての流れが見えなかったでしょう。故にこのシナリオは那由多シナリオと雖も全てにおいて夏雪ありきであり、『夏雪』という作品内に於いては本筋たり得ない。「本当のエンディングではない」という意味で、やはりNormalエンドなのだなあとわたしは思います。
 さて夏雪の魅力については11/13に散々述べましたしこれ以上言う事もないのですが、姉ゲーであるにも関わらずロリ属性の人間の欲求まで満たしてしまうこのシナリオ構成はまさにWinWinの関係であり今後もっと普及して欲しいと思うのであります(ねこねことかで以前からありますがここまで丁寧な描写じゃない)。

 幼なじみヒロイン
 この作品は幼なじみというものがメインになってくるわけですが(文字通り幼い頃からの馴染み、という意味で夏雪も幼なじみの範疇とします)、わたしはこの作品が幼なじみヒロインを出す上でのお手本だなあと感じました。
 世に幼なじみヒロインというものはそれこそ星の数ほど存在します。しかしその殆どがあくまで「属性として」幼なじみに過ぎないのであって、とても後付けな感が拭えないのです。
 それはどういう違いなのかというと「過去回想の多さ」だと思います。或いは、「幼い頃の描写の多さ」。なぜどのようにしてこの人たちは幼なじみになったのか、が抜けている作品が多いということです。幼なじみというのはあくまで結果論であって本来だったらそこまで魅力を感じられる要素ではないはず。別に仲良くしてくれるだけっていうのならエロゲだったら他にも数多いるでしょう。ではなぜそれ(幼なじみ)に魅力を感じられるのかと言えば、やはり「主人公と積み重ねてきた時間の多さ」が魅力的なのでしょう。一緒にいる時間が長ければ長い程色々なエピソードがあり、そんな「二人だけしか知らないもの」を沢山共有し、お互い相手を自身よりも知っているような関係。それが幼なじみの強みだと思います。別に朝起こしに来るとかそんなことは他のヒロインだってできます
 そのエピソード、想い出をリアルタイムで見、それが想い出に変わるまでを描写しているこの「幼なじみの作り方」のような本作は、幼なじみヒロインの強みを十二分に表現できている作品だと思います。
 余談ですがこの作品が出た一ヶ月後に『CafeSourire』というヒロイン全員が幼なじみな作品が出ましたが、悉く過去描写が欠落しており「なんでこいつら主人公のことがこんなに好きなんだ」っていうのがまるでわからない薄っぺらい作品となっておりました。

「なんでこのヒロイン主人公のことこんなに好きなの?」という問いに「幼なじみだから」という答えは返してはいけません。あくまで「幼なじみ」というのは「想い出」の入れ物に過ぎず「幼なじみだからこそ持ち得たエピソード」が大事なのです。そしてそれを丁寧に描写した作品こそが、幼なじみの魅力が十分に出た作品なのでしょう。



あ、製品版エンドロールに応援バナーキャンペン参加者一覧があるんですが、『稀神大社』ってちゃんとあるんで暇な人は探してください。

平成23年11月27日

 『人類は衰退しました』というライトノベルがあります。
 著者は田中ロミオ。『家族計画』とか『最果てのイマ』で有名なシナリオライターさんです。しかしライトノベル界隈では別に有名ではないのでライトノベル作家デビューしても一部を除きそこまで話題になることはありませんでした。
 この『人類は衰退しました』はタイトルの通り、未来人類は緩く衰退の一途を辿り、文明もかなり……健気な感じになってしまいました。しかしこの時代には人間(旧人類)に代わる人類である妖精さんが存在するのデス。平均身長10センチで3頭身。凄く頭が良くて一夜にして文明を築いちゃうけど、飽きっぽい。楽しい所に集まってきて、お菓子が大好きな妖精さん。そんな妖精さんと人との仲介役というか調停官を(不承不承)することになっ(てしまっ)た「わたし」とのお話。
 途中まで書いてレビューの存在に気付きました。

 何が好きって、その世界観やシュールさも勿論好きだったのですけど、どう転んでもアニメ化はねぇだろ! というその地味さがわたしに安心感を与えてくれました。東に「アニメ化してないライトノベルで良いの無い?」というオタクがいればそっと肩を叩き、西に「アニメから入ってくるにわかがウザいからライトノベルがアニメ化するの最悪」というオタクがいれば徐に人退を手渡し……というような布教活動を行ってきた結果がこれです。

 しかもイラストレーター代わったんですよ。こんなスタイリッシュになってしまって。もうどうしていいかわからない。こんなときどんな顔すればいいか分からないの。新装版とか出てまた1巻から買わせてるんですよ。そういうのいくない! いくないとまれびとは思います!

 ――と思いながら昨日新装版の2巻を読んでいました。面白かったデス。
 いあいあ、楽しんだもの勝ちじゃないですか。正直これはこれで悪くないし。前のが文章と絵がマッチしていなくてそのシュールさが良い感じだったのですが、微妙に馴染んじゃいましたね。
 でも調子にのっちゃダメー♪とか言っておきながら調子に乗った末路と比べたらマシですって。オーバーランってレベルじゃないですよ。

 良い感じにイラストレーターが代わった事でアニメ化の話をスルーしていましたが元々アニメ化の話をする為に書き始めたんですよ。ちくせう……まさかガガガの陰謀か!

 ところでアニメと言えばこんなものがあります。
 簡単にいえば綺麗で純粋なイカちゃんが壊れるまで主人公と夏を満喫する話です。もっと簡単にいえばちょびっツです。歌が大変に良く、内容も悪くないので如何でしょう。同人アニメですけど作っている人はプロです。
 そして今季アニメに関しては『ベン・トー』一強ってイメージですね。あれはヤバい。「ラノベのアニメ化なんてぷーくすくす」とか言ってるまれびとですが大好きです。ラノベのアニメ化も悪くないんじゃないかなって思えてきます。スタイリッシュ弁当争奪アニメとしてまれびとの心に深く刻み込まれるでしょう。好きなキャラが動くのってやっぱり良いですよね。

 何の話でしたっけ。……ああ、『人類は衰退しました』がアニメ化するらしい。死ね! って話でしたよね。ホントさ、何を考えてるんですかね編集部は。取り敢えずアニメ化しておけば良いとか思ってるんでしょうか。まったく、勘弁してほしいものです。

 ともあれ、『人類は衰退しました』を宜しくお願いします。
平成23年11月24日

 『AQUA(SORAHANE)』レビューを更新しました。

 たまにはサイト内キャラクターのことを書いても罰は当たりませんよね。ここうちのサイトだし。
 稀神大社には四名(三柱一人)常駐しています。内、言葉さんと諠主さんと紗綾さんはレビューに頻繁に出てくるのでまあ御存知ですよね。橋姫さんは『真・燐月』のレビューでメインとなっていることからもわかるように、言葉さんと会話するにはちょっとエロすぎるゲームでの対話役でした。全然そういうゲームのレビューをしないから活躍の場が皆無なんですけど。どうしたものですかね。
 で。
 稀神大社には一応のストーリが存在します(非公開)。元々言葉さんは諠主さんに復讐しようとしていた、という内容ですけど。口調も元々は普通に喋っていたんですよ。今でも怖がったり泣いたりして感情が高ぶった時と、一人で居る時は素になって口調が戻りますけど(※『灯穂奇譚』レビューなどを参照)。で、PCゲームレビュー内にも実はストーリが存在します。大まかな時系列があるんですよね。時系列的に一番最初は『Kanon』です。言葉さんが初めてやった作品。元々言葉さんはそういったものに偏見を持っていて、『Kanon』をやったことで一応の理解を示すのですが、初心者にありがちな「シナリオが良いゲームだけ読むんですし。エロなんていらないんですし症候群」を患っています。でも段々それも邂逅してくるんですけど、それが時系列になってます。だから言葉さんがえらくキャラゲーとか言ったりして偏見を持っていたり、或いは好きなヒロインを聞いた時に「二次元と三次元を一緒にしないで!」みたいなことを諠主に言っていたりする時はまだ初期です。『AQUA』なんかはもうそういうの無いですよね。最近微妙に辻褄が合わなくなってきている気がしなくもないのですが(フラグ未回収)、まあそんなことを考えながら読んでいただけると面白いかもしれませんね。
 尚、これは縁起にも書いていますけれど、諠主さんをロリコン扱いしてキャラクター項でロリキャラ好きってことで終わらせようとしているのは、自分自身がロリキャラだと自覚しているのでロリコンにしたいっていうことの表れです。二次元と三次元を一緒にしないという区別はあります(たまにヒロインに嫉妬したりしてますけど)。ので、二次元でロリコンなら三次元でもロリコンになるっていう「可能性」を伸ばしているだけに過ぎません。だからどれだけ二次元キャラを諠主が好きって言っても大丈夫、寧ろ三次元における自分の立場が安泰になるはず。と考えて積極的にロリコン扱いしていますけれど、でも万が一諠主が二次元と三次元の分別をつけなくなってしまったらという一抹の不安が抑えきれず、自分でロリコン扱いしてロリキャラを押しつけておきながら嫉妬するという矛盾を来たしている訳です。複雑ですね。
 因みに言葉さんは超絶人見知りの内弁慶です。諠主さんと、あと例外として完全に空気と化している月明さん以外の異性とは同じ空間にいる事も嫌がります。話すとか無理。同性でも、恐る恐るという感じ。なにかあるとすぐ諠主さんの影に隠れる。そーいう描写をする機会が無い、というかそんな描写をしたらレビューにならないので人見知り言葉さんを見ることは無い気もしますが、まあ設定的にはそういう子です。元々大人しくて気弱なキャラクターにするつもりだったのに何故か今はお菓子大好きで行動力ある元気っ子になってます。流石モデルが幼少期の紫の上(所謂若紫)。まあ感情表現豊かじゃないとレビューできませんし、螢と被るし良いかなって今では思ってます。

 サイトの設定トークでしたらネタは尽きませんが、興味無いと思うので話題変えましょう。
 『AQUA』のレビューを書いたので次は何? という話ですが、時期的なものもあるので『ホワイトブレス』にしようかと思います。『AQUA』レビューを書くのにものっそい時間が掛かったので当分レビューは良いかな! って気分なんですけどそういう訳には行きません。存在意義を掛けて書きます。

 ああ、あとサイトのこととかレビューのこととかゲームのこととかを喋る場がやはり無いと不便だったのでUstreamに設けました。そんなに頻繁には放送しません。

平成23年11月22日

 更新したのは以下の点
 ・レビュー一覧の表示方法を変更

 JavaSprictでExcelみたいに昇べき/降べきの順に出来るようにしました。すっごく手伝ってもらったというかソース作ってもらって当てはめただけというか。ありがとうございました。
 しかしながらものっそい見やすくなりましたね。これで文句言われません。

 更新していて最も面倒くさいのはレビューページの仕様変更です。誰も気にしていないのにまれびとが気になって更新するパターンが圧倒的に多いのですけど。現在75ページあるので、一か所直すのに75回繰り返す必要が出てくるわけです。もはや行です。故に、もう細かいことでは一括更新はしないと思います。流石に何十回と変えてきたので疲れました。

 さて、わたしは本日途方もなく無駄な一日を過ごしました。
 事の発端はStepmaniaです。あれはエロゲ曲の場合はデモムービーとか使用しているのですが、動画が重いのかなんなのか曲と分離する訳です(曲のファイルは別に存在して、曲と比較して動画は遅いし処理落ちはするし)。
 これはきっと動画が重いせいに違いない、と考えた聡明なまれびとさんはTwitterで聞いたり友達に聞いたりSkypeで聞いたりと、取り敢えず自分が苦労しない方法でどうにか出来ないものかと考えました。
 結論から言うと、友達の家で起動したら(インストしてあるHDDもってなかったので新しく入れ直して)なんか普通に動きました。思考錯誤から半日。まれびとさんは真白に燃え尽きました。
 理由として考えられることは以下の点。
・家ではHDDをUSBハブに繋いで使用していた為
・家ではHDDを(使用していない上に用量余りまくってるのに無駄に)4つも繋いでいる為
・ステマニのテーマが違う(普段のステマニで使ってるテーマの方が重い?)
・ステマニに入れている曲数の違い(普段450、今6)
 なんにしても家に帰ったら確認します。

 そういえば機会があって(ステマニの曲にあって)、『Ripple〜ブルーシールへようこそっ〜(戯画)』のOP、『あちちな夏の物語り』を聴いていて思ったんですけど、昔のエロゲソングってバックコーラスで「Fuー♪」とか「いえーい♪」とか言ってるのが多かったですよね。最近絶滅した感がありますが。というか所謂電波ソングと呼ばれるものが、最近あまり無いような。電波ソングっぽいのはありますよ? でも歌詞の意味が分かる地点でそれは電波ソングではないというか。
  あちちな夏の物語り 歌詞(戯画公式)
 あーわけわかんねー。昔のエロゲすげーって思いながら日記書いていたらふと出てきた
 
 あった……2年前だけど。
 でもなんかEng多用してスタイリッシュ()になってますよね。ぶっちゃけ意味が分からないのは英語を多用しているからなんじゃないかと思ったりするわけですよ。日本語を使用しているのに意味が分からない電波ソングこそ真の電波ソングと言えるのではないでしょうか。勿論『罵倒 リアルサモナー』のように淫語を多用しているなんて言語道断。淫語を使えば電波ソングになれるだなんて甘い考えでは行けません。電波ソングなめんな!
 因みにググっていたら『2007年電波ソング大賞』なんてものがあったのですが、それの1位はこれでした。
 
 うん、確かに意味が分からない。意味が分かんない理由の九割が哺乳類の鳴き声ですけど。そりゃわからんわ。
 条件を絞りましょう。エロゲソングで、日本語の歌詞で、エロネタに逃げていなくて、訳が分からない電波ソング。
 一瞬頭にこれがよぎりました。
 
 が、歌詞を見ていると
  好きとか嫌い きみに伝えたい
  電気街口で すぐ抱きしめて

  AKIBA LOVER LOVER AKIBA MOEMOE*2

  目が醒め 予約してた アニメをチェック
  AH! ホント 呆れちゃうからね
  こんなにカワイイ女の子が
  そばにいるっていうのに

  わたし置いて徹夜組 なんでなの?
  初回特典ここにもあるよ!

  ときめく胸に ホントのストーリー
  選択肢抜け 好感度上げて
  DOKI★DOKIしてる さくらんぼの頬チュッて
  ハジけるキッスして(以下略)
 残念ながら歌詞の意味が分かる。いや、分かんない気もしなくもないけれどなんとなくわかる。少なくともこの歌詞以上の意味を含んではいないだろう。
 もっとなにかこう、わけがわからない歌詞は無いのか。まれびとは考えた。そして辿り着いた曲が、これだ。
 
 歌詞を載せましょう。
――――――――――
  春まだ遠い 北の町では
  雪を燃やして 暖を取る

  暖炉で弾ける 雪の音が
  近づく春の 足音なんだと

  つくともなしの 嘘ばかりキスしてしまおう 広いおでこ
  石狩平野の向こう側
  夢を見ている まどろみもせず

  ウソもホントも 思うがままさ
  なのにまだ 君は眠り続けているの
  拗ねた瞳で恋するように
  そう 君はきっと夢と雪でできている

  冬の風にきらきら かがやいている


  過疎化の進む田舎町では
  熊を戸籍に載せている

  それでも冬は冬眠されちゃうから
  冬には町は寂しくなるのと

  寂しがり屋の嘘なんて
  信じはしないさ澄んだ瞳
  氷昌みたいに透き通り
  春の日差しに耐えれないだろ

  愛をあげるよ溢れるくらい
  ほらね もう君は 目覚め始めてるだろ
  溶けないうちに抱きしめようか
  そう君は きっと夢と雪でできている

  春の予感ふるふら ふるえている


  ウソもホントも 思うがままさ
  なのにまだ 君は眠り続けているの
  拗ねた瞳で恋するように
  そう 君はきっと夢と雪でできている

――――――――――
 「なんだ普通じゃん」と思ったそこのあなた。本当にそうですか? この歌詞の意味――わかりますか? まれびとには全然分からなかった。一文一文は「うん、うん」となる。確かになる。しかしそれらを繋げて読んだところで「うん、うん……うん?」となる。なんで「石狩平野」なのか、とか「熊を戸籍に載せている」からなんだというのか、とか。何より君が夢と雪でできている理由が微塵も見えてこない雪燃えねーし。それに気付いた時、あなたはこの歌にどうしようもない恐怖を覚えるだろう。歌っているのがゆいにゃんだからと言って騙されてはいけない。この曲は狂気だ! 曲調も雰囲気も決して電波ソングっぽくないのにすさまじい電波を孕んでいるこの曲こそが、まれびと的No.1電波ソングだ。

 ――心底どうでも良い。


11/22 チョコ柿種を食べながら まれびと
平成23年11月20日

ニコ生の消え方が唐突過ぎたので11月19日に最後の放送をしました。
自分のコミュニティを潰してしまったので迷家百物語っていうコミュニティでやりました。
累計来場3! やったねまれちゃん。ボクの最後に相応しいですね。うん。
人いなかったし歯に衣着せる必要なかったので言いたかったこと全部言いましたね。名前出して
超気持ち良かった。もちろんTSはありません♪

そんなどうでもいい話はともかく。

 まれびとってレビューサイトやっている割に自分のレビュー以外殆ど読まないんですよ。もしまだその作品をやっていなかった場合、そのレビューを書いた人の先入観で作品を見てしまうから、というのもあるのですけど、それよりも、作品を未プレーである段階で読んでも面白いって感じるレビューが少ないからっていう理由の方が強いからかもしれません。その作品を知っていれば、「あるあるー」とか思えるだろうなあ、とか、そういう印象は抱きますけど「面白い」とは思わないんですよね。レビューって難しいものや考えさせられるものよりも面白いものの方がレビューとしてのランクでは上位に来るとわたしは思っているので、なんか不満。『○○における××に関する一考察』とか、その面白さはボクがレビューに求めているものとはきっと違う面白さ。「わかりやす」くて「読みやす」くて「作品に興味を持」てるレビューが読みたい。『面白い』っていう語を見つめていてもゲシュタルト崩壊してくるだけで、面白いとは思わないんですよ。知ってる?
 そんな笑いに飢えたまれびとが尊敬、いや崇敬に近い眼差しで見つめているのが永遠の大手レビューサイト『なでしこやまと』。ここの「毒舌で笑いを取るってこういうことを言うんですね!」というかのような歯に衣着せないレビューをまれびとはもう嫁に欲しいくらい愛しています。まれびとが「どうしよっかなーでもなー」と悩みぬいた揚句45点という批評空間レビュー内最低得点を付けた『FifteerHounds』に、まるでシフトでも入れるかのように軽く25点を付けてしまうその躊躇いの無さ。高得点作品へのべた褒めっぷりが半端無い。低得点作品への皮肉っぷりが容赦無い。わざわざ低得点作品のレビューを片っ端から見たくなりますよ。絶対買いたいとは思いませんけど(そこまで言うなら敢えて、とかならあるかも)。やー、ここのレビュー読んで笑えない人なんて制作者くらいじゃないですかね。制作者は絶対戦々恐々でしょうね。まだ見たことのない人は、うちのリンクから飛べるので是非どうぞ。

 レビューに笑い、というかエンタメ性は大事ですよ。三国志より三国志演義のが人気あるのと同じですよ。そりゃ事実を正確に伝えるのも良いですけど、でも三国志と違ってエロゲは体験出来るんですよ? じゃあ興味を持たせた者勝ちでしょう。「これだけレビュー面白いのに評価はめちゃくちゃ低いんだもんなー」とか沢山言われたいですよね。評価低い作品に対するレビューって、わたしもそうですけど罵詈雑言の嵐じゃないですか。不愉快になるレベルで。そんなもの読んでいてつまんないわけですよ。そういう人は往々にして評価高い作品のレビューも面白くないんですけど。
 前作やそのライターの過去作を知らないと面白いと感じられないエロゲってあるじゃないですか。事前情報無いと厳しい、というタイプの。それって作品単体で見たら超つまんないわけですよね。それと同じ(?)でレビューしている作品知らなくても面白いと感じられるレビューっていうのがやっぱり良いなって思います。最初に出てる結論をここまで引き延ばすのもどうかと思いましたけどやっぱりそう思うんですよ。

眠いので終わります。
平成23年11月17日

そろそろこの更新方法が面倒になって来ました(早
サイト更新事項は特にありません。いま『AQUA』レビュー書いてます。

 『デート・ア・ライブ(富士見F)』がアニメ化するそうで。出てる2冊両方持ってるけど読んでないや。面白いんですか? ライトノベルが増える一方なのでそろそろ対策を立てなければいけません。ライトノベルは語ると微妙に長いのでまたの機会に。

 ここ最近一日中『着信ゼロ(いりす症候群!)』をリピートして聴いてます。末期ですかね。でも良い曲ですよ。公式で高音質版を公開しているのでいちど聴いてみてはいかが。落ちつける良い曲です。

 そういえば、『第三回稀神大社例大祭』ですけど、まだ〆切まで時間があるからなのか、あまり応募が多くありません。わたしとしては多かろうが少なかろうが結果が同じなので関係無いのですけど、まあまだ応募されていない方はどうぞ。アンケートは何かしらのネタにさせていただきたいと思います。

 日記のネタですが、人気の出るエロゲヒロインって二通りいると思うのですよ。甘えたいタイプと甘えられたい(甘やかしたい)タイプ。前者は年上、後者は年下が多い気もします。で、両者それぞれ魅力的なのでそこそこの人気は出るのですけど、甘えたいし甘やかしたいタイプのヒロインには勝てないんですよね。一方通行だとどうにも「いちばん」好きなキャラにはならない。なので、みなさんが「そこそこ」好きなキャラはどちらかを有していて、「とっても」好きなキャラはどちらも併せ持っていると思うのですよ。前者だけだと頼りにされたいって思うし、後者だけだと支えが欲しいって思うし。つまり同級生や幼なじみ最強って話になるんですけどね。わたしがいちばん好きなキャラである那波さんは同級生ですし。そういう次元じゃないキャラな気もしますが。

 でね。でね。この日記書いてる間に部屋を発掘(汚くは無いですが整理して無いので)してたら『ドラえもん のびたの結婚前夜』が出てきたのでちょっと見てみたんですよ。やー、見た時はまだ結婚なんてまだまだ先の話。きっとそれらしき人と出逢ってこういうことになるんだろうなーとか、まあ身近に一人いるし無難に収まるのかなーなんて現実の厳しさを何も知らないまれびとは思っていました。当時から早12年。12年前のボクへ。本当にごめんなさい
 しずちゃん(しずかちゃん)はやっぱり良いですね。今のエロゲやアニメみたいに変に媚びたキャラ設定じゃないのに視聴者の心をキャッチして離さないのにはそれなりの理由があるってことですよ。ていうか成長したしずちゃん可愛い。ほのぼのと一途に成長してきたんだろうな―、幼なじみ最強だぜ! って感じです。エロゲだったらシナリオ分岐してしずちゃん以外のキャラも攻略しなくてはいけない波目になるんでしょうね。もしくはしずちゃんエンドはTrue扱いで様々なBadEndを見てからでないとシナリオが見られないとか。はたまたのび太さんが不能でしずちゃんがヤクザに追われて来た出来杉くんに「練習」という体で寝取られてしまう『ドラえもん のびたのとらいあんぐるBLUE』。むかし付き合っていた出来杉くんに偶然出会い、そのまま再び体を重ねる関係になってしまう『愛する妻、静の浮気告は――そろそろ怒られそうなのでやめておきます。ていうか何の話だ。
 幼なじみというとリアルにテンプレみたいな幼なじみがいたのでこれ以上話すと辛くなります。というか辛くなった。終る。

 結婚前夜に限らず、むかしのドラえもん映画はメッセージ性がありましたよね。わたしはドラえもん映画を一生見続けるって思ってました。作者の死去と声優などなどの変更によりそれはなくなりましたが。そのまま続いていればもっとピュアなまれびとさん、ぴゅあびとさんになっていたかもしれないのに。憎いぞ仕様変更。
 まれびとがいちばん好きなドラ映画は『夢幻三剣士』です。でも基本的に声が変わる前は全部好きでして、『鉄人兵団』とか『日本誕生』とか『海底鬼岩城』とか『竜の騎士』とか『銀河超特急』とか『創世日記』とかうわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!
平成23年11月16日

まれびとの心を折りたいなら誹謗中傷ではなく無視をすればいい、ということに自分自身さっき気付いた。
ここ最近のただでさえ少ないアクセス数が平素の半分。もう稀神大社の終焉も近いのかしら。
いなくなる時はサックリいなくなります。

更新しました1点。
・参集殿を掲示板と直結

 日誌を廃止しました。被ってるし。データを全部こっちにコピペしようかとも思っていますがまだ暇が無いので出来ません。mixi日記も移そうかと思いましたが量が尋常でない(1日2〜3回更新)上に目を逸らしたくなる内容だったのでどうしようか考えてます。

 本日のネタ。……に入る前にTwitterアカウントを旧アカに戻して新アカを削除しました。今後することは同じです。単純にこれ以上新アカに移行するのが不評だったので。
 というのと比例して最近若者のまれびと離れが深刻ですね。半年前に交流あった人の殆どがまれびとに愛想を尽かしてTwitterでもいないのと同義で扱っている感じです。熱しやすく冷めやすい上に思い付きで行動するが為の自己責任なので誰にも文句は言いませんけど。でもここまで空気だと、いっそいない方が良いんじゃないかって思いますよね。面白いくらい減って行くアクセス数を見て、「ああ、ニコ生やTwitterから消えたらサイトの方に来るかなって思ったけど、そのコンテンツからいなくなったらそれが縁の切れ目なんだな」って悟りました。みんなはまれびとと交流したい訳ではなく、『ニコ生に』『Twitterに』まれびとがいたから交流していただけなんですよね。ニコ生やTwitterという要素があって初めて成り立つ関係。わたしと交流があるのにサイトを見たことが無かった人の多いこと多いこと。
 わたしとしては、メインコンテンツというか居場所はここなんですよ。ここに興味が無い人はきっと本質的にはまれびとにも興味がありません。今迄ニコ生やTwitterで結構な人と仲良くさせていただきましたが、両方のコンテンツから身を引いてなんとなく理解しました。何を、かはお察し。

 はい本日のネタ。昨日『いりす症候群』を挙げましたがあれは所謂トラウマゲーなんですよね。故に自分のトラウマゲーを少し考えてみました。別にホラーだからトラウマとは限りませんよ?
 先ず外せないのは『ゼルダの伝説 時のオカリナ』。これほど怖かったゲームは無いです。内容が、ではなく雰囲気が。音楽がほぼ無くダンジョンは暗く。突如現るフロアマスター、リーデット。心臓に悪いです。それと『スーパーマリオ64』のテレサ。なんか地味に怖いしクリア出来ない。他には『ファイアーエムブレム 烈火の剣』の闘技場でしょうか。散々レベルあげたのに死んでしまってうわあああああああ、というパターン。銀系の武器を相手が持っていたら逃げよう。みんな大好き『ポケットモンスター赤・緑・青・黄』ではシオンタウンがトラウマですね。存在そのものが。『メダロット2』のプリミティベビーや『メダロット3』のネオさくらちゃんなんかもあれ。主に見た目。メダ2ではゴッドエンペラーへ行く過程で必要パーツが無かったりすると閉じ込められてうわあああああああああああなことになる。SFCの『パロディウスだ!』なんかは存在そのものがトラウマ。クリア出来るかあんなもん。あとあの有名なパックマンに手足が生えて動くというSFCの『ハロー!パックマン』も、結局クリアして無い。幼子のわたしに英語なんてわかりません(ゲーム内全部英語)。というかあのゲーム無理ゲー過ぎる。
 パックマンを知らない人は人生損してると思うので貼っておきます。
平成23年11月15日

頑張って記事を書いていたらホームページビルダーが強制終了して全部消えました。泣きたい。
めげずに再チャレンジ。でも簡易版。

更新しました三点。
・レビューページの中古価格相場を更新
・神楽殿&奉賛を更新
・言葉さんの一人称を修正

 いちばん最後のやつは、『私』から『わたし』に直す作業です。地味に疲れました。なんか平仮名のがあってますよねこの人。そして修正見逃しとかちょくちょくあるんですよ。2年前の見逃しが未だに見つかったりしますし。言葉さんは『良い』『事』『言う』『無い』『凄い』『怖い』は熟語で無い場合は全部平仮名なのでもし漢字になっていたら報告していただけると幸いです。繰り返しますが、『無理』などの熟語は漢字であってます。それと諠主さんの一人称は二年半ちょっと前までは『私』だったのですが今は『僕』です。月明さんの名前は昔は『月讀』でした。何が言いたいかというと、両方さっき見逃しが見つかったのでもしこれらもまだあったら報告していただけると嬉しいです。昔の名残で『諠主「』とか『言葉「』で始まっているとか、もう無いと思いますが以前あったことがあるので「ん? これ修正忘れかな?」と思ったら言っていただけると幸いです。

 稀神大社Twitterアカウント(@maregami)のアイコンを『いりす症候群』のいりすに変えました。いりす可愛いよいりす。ヤンデレって本当に良いですよね。征服したい。こう、怖いヤンデレヒロインほど征服衝動に駆られると言いますか。怖くないヤンデレにしたいですよね。ちょっと病んだ行動をしてしまいましたが、主人公に怒られて泣いて反省しました、みたいな。主人公の行動に対して病んだはずなのでヒロイン的には物凄く理不尽でしょうけどね。成立する為には主人公がヒロインを超愛する必要があります。誤解して行って、病んでいって、病んだ行動をして、主人公に超怒られて超愛されて泣きながら反省する展開。ヤンデレヒロインって怖いという印象がありますけど、病んだだけだったら怖いはずは無いので、そこを上手く調理して怖くないヤンデレヒロインを作りだしたら壮絶な萌えキャラになると思います。病むのって主人公が原因なので主人公が誠実だと病まないのが難点ですけど、その辺は病む理由を勘違いですとか主人公に罪は無い感じにすれば、良し。誰か書いてください。以前うちの言葉さんで実行しようと思ったら数人から怒られたので。

 そういやドリームクラブの実況動画見てました。アイマスもそうですけど、なんか好きになれません。いえ、ゲームとしては面白そうですけどね。何と言いますか、クラブの店員やアイドルである時点でもう好みではないというか。いや、だってどれだけ可愛くったってクラブの店員ですよ? どれだけ主人公と気さくでもそれ誰に対してでもやってるんですよ? そもそもあの衣装ですよ? やー、恋愛要素のあるゲームとしては、まれびとさんは受け付けません。『隷嬢倶楽部(D.O.)』くらい割り切っていた方がまだ楽しめそうです。ピュアな人しか来店できないって、別に店員さんがピュアなわけじゃないですからね? なんかこう、ダメです。『秋色恋華』とかなら良いですけど。どれだけ可愛くてもクラブ店員だろって思ってしまって冷めます。ちなみにそのドリームクラブ実況は超面白かったです。格ゲー勢ネタ知らないとポカーンでしょうが。

終わります。

平成23年11月13日

頑張って更新するよ!
というわけでこの形式にして三回目の更新です。慣れました? ボクは全然慣れません。
しかしこれ以上良い案も無いので当分こんな感じで更新しようかなって。RSSとか付けられたらいいんですけどね。

さてまれびとさんの近況。
夏雪 summer snow』やりはじめました。


 夏雪シナリオを読み終えて、今年いちばん良い作品だと感じました。なにこれなにこれ。まれびとが求めていたものが、ここにありました。夏雪(タイトルと同じ名前ですがこっちの読みは「なつき」)が可愛くて可愛くて。お姉ちゃんキャラですけど、まさかまれびとに姉属性があったとは思わなかった、と一瞬思いましたが、進化前の姿が一番好きなのでそこまでぶれてなかったことに気付きました。いや、ホントに。走っている一枚絵を見て、後ろから追いかけていって抱えて持ち去って行きたい衝動に駆

 この作品何がいちばん良いのかと言えば、リアリティだとか社会だとかそういった『現実的』なものを排除してくれているところです。いや、シナリオには残酷で理不尽な現実みたいな部分はあるんですけど、主人公とヒロインを阻害するものにそういうものが無いんです。ありとあらゆる意味で『CafeSourire』と対になる作品だなあ、と。

 どういう事かと言うと、あの作品はヒロイン全員幼なじみであるにも関わらず過去描写が薄っぺらいが為に「なんでこんなに愛が重いの……」ってなったり、ヒロインと生きていこうとしますがそれを現実的な問題(生活どうするんだ、とか)を引っ提げて大人(要は本来味方側の人間)が登場します。ロマンチックにふわふわした感じで終わっておけば良いものを、それを作品に不釣り合いな現実さんが邪魔するんです。
 夏雪にはそれがありません。幼少期の夏から始まり、毎年の夏を田舎で夏雪たちと過ごす、ほのぼのとした成長譚。ヒロインとの積み重ねというものを肌で感じる事が出来るので思い入れは半端無いです。これでバハムートラグーンみたいな展開になったらプレイヤーに死人が出ます。また、敵と味方がはっきりしているので疑心暗鬼になる必要もなく、「えーこいつうざーい。雰囲気壊すなよー」っていうことがありません。夏雪おねえちゃんと一緒に成長しながらいちゃいちゃしている過程を何年間分もにやにやにやにやしながら見続ける事が出来る、そんなに作品です。原画が桜沢いづみさんということで『ワンコとリリー』の透子さんを想起させますが、正直あんな感じ。トノイケダイスケ御大の新作を待ち続けている人はこれをやれば幸せになれるかもしれません

 が、微妙に不満点。「なんで複数ヒロインにしたし」ということ。いえ、ヒロイン全員嫌いじゃないんですけど、話の流れから言って(シナリオの伝奇的な要素も含めて)夏雪おねえちゃんと一緒にならなかったらおかしいって、これ。『キッキングホース★ラプソディ』も裸足で逃げ出すような極上のいちゃいちゃ感を醸したし、リアルで1万年と2千年前から愛してる状態であるにも関わらず他のヒロインとくっつく可能性があるってどういうこと! 確かに二人とも幼なじみだけど、レベルが違うんですよ! 海で出逢ったその瞬間からもう『夏雪』は夏雪ゲーなんですよ(紛らわしい)! 他のヒロインのシナリオに行くなんて『ToHeart2』このみシナリオの最後の選択肢で「2.このみは幼なじみ」を選択してしまうくらい有り得ない!
 のですが一応ここレビューサイトなので書く時までには全員やっておこうと思います。でもなんかこう、前世からー、とか、永遠にー、とか、そういう物凄く重い愛を語っているシナリオは、複数ヒロインではない作品でお願いしたいなあ。なんだか、「あなた方の愛は絶対ではないんですよ?」って言われてるような感じがして。


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はい次。
今まで色々なコンテンツに手を出してきたまれびとですが、稀神大社に専念しようと思います。
外部コンテンツはダメ、絶対。

 何でかと言うと、時間が無いからです。決して放送したら25分間誰も来なくって過疎ったーに載ったからとかそういう訳じゃないです。
 まあ実際、時間無いんですよ。で、Twitterとかニコ生とかあるとそっちに流れていくんですよ我が心は。何でかと言うと楽なので。サイトじゃなくてblogが流行ってる理由が理解出来ましたよ。そしてわたしのホームはここでして。どれだけ需要が無くてもここの更新が滞ってしまうとなんか不味い気がしてですね。はい。
 そんなわけで戻ってきました。いえーい。これからはまれびとと交流してくださる人は掲示板に書き込んでください。Twitterとかそういう即物的なものはよくないと思います! 失言するから!
 まあスカイプとかでも良いですけどね。Web拍手やメールでも可です。別に誰とも交流したくなくなったというわけじゃなくて、わたしと交流がある人がうちのサイトじゃなくてニコ生とかに集うのがなんかこう、ちょっと。わたしのホームここですし。できれば自分のサイトで交流したいし!

取り敢えず終わります。
平成23年11月09日

唐突ですけどエロゲレビューってオワコンですよね。
という自己否定から入る今日の日記。
最近レビューサイトについてとかエロゲレビューとかについて話す人が皆無なので触れてみる。
あくまでまれびとの主観です。文句があれば自分で書いてください。


T.なんでレビューサイトは減っているのか(増えないのか)
 エロゲ好きな人は年々増えているようなイメージがあるのになんでレビューサイトは減っているのでしょうか。また、増えないのでしょうか

1.「自己表現の場」の増加(増えない理由)
 Twitterやニコ生など自己表現の場がこれでもかという位多く、しかも大変簡単に始める事が出来ます。面倒なHTML、JavaSprictを勉強していじくってサイトを始める人は、確かに物好きかも知れません。更にそういった場所はその中だけで完結する為、レビューサイトや他のコンテンツを必要としなくなります。故に流れとしてそういったものが主流になればなるほど、レビューサイトは新規に始めても詰まらないでしょう。自分で宣伝しないと誰も来ませんし、そういったものを見る人は確実に減っているわけですから。

<1のメリット>
 反応がすぐもらえますし、色んな人と簡単に交流出来ます。特にTwitterは情報源としても優れているので、サイトやblogを持っている人でも更新そっちのけで書き込み、そこで完結してしまう場合が多くなっています。
 また、誰でも気軽に始める事が出来るので全員が「発信者」となれます。
 感想なども、いちいちページをアップロードして更新する必要は無く、思ったらその場で書けるので便利です。

<1のデメリット>
 一番のデメリットは情報として残りにくい、ということでしょうか。例えばTwitterなどは流れてしまったら見返す人なんてそうそう居ませんし、ニコ生などはTSが消えたら(1週間で消えます)視ることができません。両者保存することはできますが、その手間を掛ける人は稀です。
 Twitterだけで言うのなら文章量が限られている(1回140字)のもデメリットですね。少ない枠でいかに上手いことを言うか必死で実際に言いたい事とずれていることが多々あります。
 また、すぐに書き込めたり放送したりできるので文章・発言を推敲していないことが多く安直な発言が火種になったり、或いは何気ない失言がおおごとになったりする事があります。要するに争いが起こりやすい。わたしだけかもしれませんけど。

 1に関してはもう世間の流れがそうなっているので止められませんし、今後一層その傾向が強まって行くのでしょう。強まるに従って時間の流れは拙速に、関係は荒んで行く気がするのはわたしだけでしょうかね。もう少し考えて物を言おうと思います。はい。

2.1が理由で新規が増えない為減る(減る理由)
 当たり前です。人間歳を取ります。今続けている人が色々な理由で止めていけば、減ります。それだけです。

3.批評空間人口の肥大化(増えない理由)
 ひろいんさんの管理されているerogamescape、いわゆる批評空間が大きくなって、「ここがあれば他要らないじゃん」状態になっているように感じます。
 むしろ、批評空間以外知らない人が増えているのかも。

<3のメリット>
 データベースとして充実していますし、ほぼ全てのゲームのデータがあるので調べる時に重宝します。人口も多く様々な意見を聞く事が出来、交流も活発です。

<3のデメリット>
 あくまでひろいんさんの個人サイトである点。「やめる」の一言で無くなります。肥大化すれば肥大化する程、それが無くなった時のリスクが高いです。他のレビューサイト減ってますし。
 レビュー形式がみな一様となっているのもデメリットと言えるかもしれません。表現方法が文章力のみを頼りにしなければいけないので、才能が無ければ個性を出しづらいです。対談式なんてとても出来ないし叫び系レビューも不可能。
 いちばんは玉石混交過ぎる点。点数だけ登録する人、一言だけ書く人、長文を書く人。それだけでも多種多様なのに更にその中から有益なレビューを見つけるのは難しいです。長ければ良いというものでもないですし。正直、「批評空間」というよりは「データベース」。最近特にその傾向が強まっている気がします(点数のみ登録人口の増加。主にニコ生勢)。レビューを読みに来ている人より、データを見に来ている人の方が多いのでは。

4.ライト層の増加・内輪化の傾向(増えない理由)
 1と関係して来ますが、TwitterやSNS、ニコ生などで知り合った人同士と内輪的に交流する人が増えているように思います。つまり「その人たちの間だけでわかればいいや」というスタンス。そこで完結してしまっていて、広く発信しようという人がいない。故に減る。
 また、やたらと平身低頭で「ボクにはそんな大それたこと出来ないですぅ」といったような『表現者としての』ライト層が増加しているようにも感じます。レビュアー()みたいな。「エロゲーについて話したい!」ではなく「話のネタにかるーくエロゲが使えれば良いやー難しいことわかんないしぃ」みたいな。麻雀漫画の『哲也』で麻雀が大衆化(リーマンや女性が気軽に打てる)するに従って玄人(バイニン)が雀荘から追い出されている様子が描かれていますが、個人的にはそんな印象。

<4のメリット>
 単純に楽しい。それで満足している側は。

<4のデメリット>
 物足りない人は物足りない。

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 じゃあこれらを踏まえてどうすればレビューサイト増えるのかって言えば、増えませんよ。書きたい人が書けばいいし、やりたい人がやればいい。それは変わりませんから。やりたい人がいないということは、無くなるだけです。寂しくても仕方のないこと。
 今のレビュアーにも、もうエロゲカウントダウンの遺言みたいなことを書く人、いないでしょう。「レビュー」というものについて広く触れまわる人はいませんし、いても多分「そんなの個人の自由だろ」って言う人が出てきますし。
 自分の感想を見て! 読んで! っていう気概のある人がいれば、上の遺言を読んでみると良いかもしれません。わたし? わたしは今くらいで充分満足です。


U.blogとサイト
 もうだいぶ前からblog系レビューというものが存在します。むしろ批評空間以外はそれしか存在しなくなっている気がしなくもないですけど。以前はblogが増えることによりサイトが減るってことで憂いていた人がいましたが、今ではblogですら危ういというか。
 今更ながらサイトとblogのメリットデメリットについて触れたいと思います。
 もし億が一今からレビュー書いてみようかなって人がいたら参考にしていただければ。

1.blogについて
 例を提示する必要すらないくらいマジョリティになっているレビューblogですが、元々はレビューの一形式、という観点で捉えられていたように思えます。対談式とか叫び系とかと並列で。じゃあそのメリットデメリットってなにさって話です。

<blogのメリット>
 T-1と同じように、始めやすい(それすら面倒な人が増えてますが)。
 更に、「さぁレビュー書くぞー」という感じではなく日記の延長線上のようなノリで書ける為、書きやすいとおもいます。コンテンツとしてのレビューではなく日記のネタとしてのレビューという感じ。
 また、blog同士で繋がっているので宣伝しなくても(微々たるものかもしれませんが)人は来ます。サイトは自分で宣伝しないと検索にすら中々引っかかりませんし。

<blogのデメリット>
 石が圧倒的に多い玉石混交。バナーを貼る為だけに存在しているようなところもあれば、「義務教育を修了されて……ますよね?」レベルの文章。当たりを引く可能性が批評空間より圧倒的に低いです。もちろん素晴らしいレビューをblogで書いている方も沢山知っていますけど、全体図での問題で。
 見づらい。見やすいところもありますが、もう全体のイメージとして見づらいというイメージが先行します。「レビュー」と「日記」との区別が難しい為、レビューだけ読みたいのに日々の報告まで読まなければならなくなったり、或いは何日分も読まなければ完結しなかったり。お目当てのレビューを探しにくいというのもありますね。
 批評空間同様、表現の幅に制限がある点。レビューとしてではなく場所としての、でしょうか。サイトであれば外観を自由に変えられますが、レンタルblogだと制限がありますので。場所としての個性が出しづらく、目立ちにくいですね。レビューを書く、という行為だけ捉えればフォントがいじれる以外は批評空間に書いた方がメリットが大きい気がします。
 すぐやめる人が多いのもあれですね。まあ簡単に始められるので簡単にやめる人が多いんでしょうか。

2.サイトについて
 減少の一途をたどるレビューサイト。大手以外は(つまり弱小で不人気なところは)うちくらいしか無いんじゃないですかね。なんでやってるんだろうね、わたし。それはともかくメリットデメリットを見てみたいと思います。

<サイトのメリット>
 自由である点が最大のメリットです。個性ならいくらでも出せるし、表現の幅も最大限。ページ数・フォント・構成何もかもが自分の思うがままです。
 他と違って「自分だけの場所」というのもあります。見る側もその人目的で来ますし。
 最初と被りますが、色々なレビューが書けます。うちみたいな対談式がまともに出来るのはサイトだけじゃないですかね。フレームとかアイコンとかの関係で。他に無い方法を「文章以外で」用いることが出来るのもサイトくらい。

<サイトのデメリット>
 何もかもが自由なので一番最初が物凄く面倒っていうのが増えない理由でもありますしとっつきにくい理由でしょうね。前ページ自分でつくるっていう事は、トップページからなにから自分で考えなければいけないという事。ホームページビルダーを使ったとしても手間です。
 自分から動かないと(宣伝しないと)人が来ないというのも辛いかもしれません。ホントに、放っておいたらアクセス0ですから。まあそれはblogでも変わらないと思いますけど。


V.T-1(Twitterやニコ生など)とU(blog、サイト)について
 じゃあ新コンテンツと旧コンテンツの比較でもしてみようかしら、と。

<T-1のメリット、Uのデメリット>
 やはり、交流のしやすさと手軽さが挙げられると思います。せっかちさん向けとも言えます。
 更に、情報源としても使えるので便利です。簡単に色々な人の意見に触れられますしね。

<T-1のデメリット、Uのメリット>
 コンテンツとして残る、というのがUのメリットでしょう。書いたことを引用しやすいですし、気軽に閲覧できます。
 また、ある程度推敲して書くことが出来るので感情任せになることが少なく、火種になったり諍いの元になる事が少ないです。少ないだけでなるにはなるのですけど。不用意な発言をする危険性が少ない、と言えますかね。……あれ、レビューと関係無いような。


 そろそろ書くのが面倒になって来たので今日はこの辺で終わりますけれど、両者レビューという観点で見てもそれ以外の観点で見てもメリットデメリットが当然あります。用法用量を守って正しくお使いください。
 ……まとまりに欠けますね。あくまで日記のネタとして書いたので、きちんと纏める際にはもうちょっと体裁を整えたいと思います。
ご意見ご感想は掲示板にでも書いていただければ幸いです。