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バナー無し | |
OP/デモ無し | |
タイトル | Lien~おわらないきみのうた~ |
ブランド | Purple |
発売日 | 2000年01月28日 |
ジャンル | ADV |
対応OS | Windows95/98 |
価格 | 8800円 |
中古相場 | 1980円 |
原画 | 山いもとろとろ |
シナリオ | 荒川工 |
音楽 | ミリオンバンブー |
ボイス | 有 |
FD | 無 |
全年齢版 | 無 |
作品あらすじを表示/非表示
ほんの「偶然」で事故に遭い、ぼくを取り囲むのは、 4人と1人の女の子。 …ほんの「偶然」で事故に遭い、ぼくの魂は現世に残った。 でもその「偶然」を、今は「幸運」と思っている―― |
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ヒロイン紹介(Ragna Archives Network 2より) | |
no image | 鷹取晶 主人公・北倉志郎の10年来の幼なじみ。 志郎の両親に面倒を見るよう頼まれて以来、なんだかんだと世話を焼いてくれる。 剣道部主将でもあり、本来人当たりはいいはずなのだが、なぜか楠若葉にだけは冷たく当たる。 ぬいぐるみを集めるのが趣味という意外な一面も見せるが、 これにはある大きな出来事がきっかけとなっている。 ちなみに彼女がつけている通称「うさ耳リボン」は意思を持って動くらしいのだが、 真相に触れようとすると大いなる災いが降りかかるとか。 |
no image | 楠若葉 主人公・北倉志郎のクラスメイトで楠青葉の双子の姉。 志郎の姿が見えないにも関わらず担任からお世話係に任命されてしまう。 心霊関係はまるでだめなのだが、それでも健気に係の仕事をこなそうとするのは 真面目な彼女の性格以上の何かがあるのかもしれない。 ある事件を契機に幽霊恐怖症を克服し、 以降は志郎とも普通に(といっても見えないのは相変わらずだが)接することが出来るようになる。 一生懸命ツッコミを入れる姿がいやにかわいい。 |
no image | 近衛柚 主人公・北倉志郎が通っている学園で、かつて悲恋の果てに自殺した女生徒の霊。 らしいのだが、本人はそのことを否定している。 しかもその誤った情報によって彼女を悼む石碑が建てられた結果、 学園に地縛されてしまったらしい。 間延びした口調とは裏腹に霊になった当初から男子生徒を誘惑したりと そっち方面には非常に積極的。 長期間お預けを食わされるとばーさーく状態になって手がつけられなくなってしまう。 |
no image | 笹木みなも 主人公・北倉志郎が通っている学園の1年生にして心霊科学部部長(=部員が一人しかいない)。 部の存続を賭けて幽霊となった志郎を成仏させようと奮闘する。 しかし基本的にヘッポコ霊能力者なため、あるとき呪いの人形に体を乗っ取られてしまう。 結局元の体に戻るべく志郎と協力?することになるのだが…。 |
購入動機 『特になし』 | |||||||
オススメ度 | お気に度 | シナリオ | テキスト | 立ち絵 | 一枚絵 | 音楽 | 雰囲気 |
6/10 | 5/10 | 5/10 | 7/10 | 6/10 | 7/10 | 6/10 | 6/10 |
お気に入りキャラ |
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序 |
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うにゅぅ……。……ひぅ。 |
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ばあ。 |
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きゃあぁああああああああああああああああああ!!!! |
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おおおおおおおおお!? |
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ああああああああぁ……ぁ? ……主さま? |
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はいそうです! あー、びっくりした! |
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こっちのセリフです! 急に驚かさないでください! |
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急じゃなかったら驚かないじゃん……。 |
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そもそも驚かさないでください! |
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えー。というかそもそもなんでそんなに驚いてるの? |
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へ!? ……な、なんでもないですよ? |
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今何隠したの。 |
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なんでもにゃいですよう! |
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あ、芋羊羹。 |
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どこですか!? |
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なになにー、『本当は怖い日本の神様』。………………。 |
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どこにもないじゃないで――きゃあああああああああああ!! 見ちゃダメですーっ! |
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何でタイトルに該当する人がこんなの見て怖がってるんでしょうか。 |
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……こ、こわがってないです。 |
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僕の目を見てもう一度どうぞ。 |
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……こ |
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こ? |
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こわがってないですーっ!! |
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ぐほぁ!? |
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文章全般について |
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……ひっく。 |
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な、なにも叩かなくても……。 |
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しあない。 |
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……ほらほらー、このちゃんが好きなゲームだよー。 |
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ぷい。 |
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今なら赤福もついてくるよー。 |
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……仕方ないので、聞いてあげます。 |
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うわあ。……それにしても、別に怖がる事は悪い事じゃないのになんで誤魔化すかなあ。 |
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だから、こわがってないです。それよりゲームってどれですか? |
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ん? これ。 |
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離縁。……離縁!? |
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リアンです。 |
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で、ですよね。はー……。……それで、どんなゲームなのですか? |
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端的に言うと、死んだ主人公が幽霊になって戻ってくる話。 |
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主さまのバカ!! |
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えぇー…………。なんで。 |
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だって、わざとそういうゲーム出してます。 |
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幽霊怖いのにさーやとよく接せますね言葉さん。 |
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紗綾さんもこわいです。 |
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意味が違うでしょう、それ。さり気なく幽霊怖いの肯定してるけど。 |
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はっ!? ……こ、こわくないですよ? |
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今更言っても説得力ありません。 ついでにこのちゃんが思っているような作品でもありません。 |
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……なのですか? |
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なのです。主人公が幽霊になって出てくるところから始まるんだけど、死因を覚えてないから本人は凄く気楽だし、周りの人も怖がるどころかネタとして扱うし。 |
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そ、それはそれで悲しい気もします。 |
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まーね。ま、悲壮感とは無縁の日常を再スタートさせるのが前半。死因とかを思い出したり、幽霊だからってことで起こる問題でシリアス化するのが後半。この両者で空気がえらく変わるのが印象的かな。 |
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ちゃんとシリアスにもなるのですねー。それで、シナリオはどうでしたか? |
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こんな作品作らなかった方が良かったと思う。 |
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全否定!? なんでそんなのすすめたのですか! |
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経験って大事かなって。 |
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変な経験させようとしないでください! |
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いや、別に詰まらなくはないんだよ、これ。でもテーマ設定を幽霊にしている時点でダメかなって。 |
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……ほぇ? |
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幽霊って既に死んでいる人が此の世に出てくるわけでしょう? |
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です。 |
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でも決して蘇るわけじゃない。そして永遠にさまよっている訳でもない。それって、意味が無くない? |
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……そうですか? 最後に奇跡とか起こって幸せになったら、いいお話になると思いますけど。 |
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確かに、そうかもね。っていうか僕もそうなったら良いなって思ってたよ。 でも、無いの。丁度この作品が出た頃、いわゆる『泣きゲー』っていうのが流行し始めた時だったからなのか、泣かせるような展開が多い。だから、前半はコメディ調で、後半は完全なハッピー展開ではなくなってる。それが僕にはどうにも気に喰わない。 |
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なんでですか? 前半と後半でメリハリがあって、いいと思いますけど。 |
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泣かせ方が杜撰だから。このちゃん、感情だけで泣けるのってどんなのがある? |
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ふみゅ? えっと、悲しいとか嬉しいとかですか? あと、感動でも泣けます。 |
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そうそう、そういうの。笑い泣きは置いといて、これは悲しくて出る涙と感動して出る涙を勘違いしている作品に思えるんだ。 |
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……どういうことですか? |
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じゃあ聞くけど。いわゆる泣きゲーって、何で泣くの? |
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感動して、ですか? |
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でしょう? ただ悲しくて泣いているんじゃなくて、心動かされるものがあったからこそ泣いているんだよ。そりゃ、可哀相な目にあったり悲劇を目の当たりにしたら泣けるかもしれない。でもそれは、違う涙だよね。 |
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……そんなひどい目にあうのですか? |
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んー、そういうわけじゃないんだけど……。この主人公は死んでしまっているところから始まるわけだよ。そこから結末に至るまでが、何の意味もないんだよね。ただ可哀相としか思えない。幽霊という設定を、ただ可哀相を装飾するためだけにしか使えていない感じがする。話から何の意義も見出せないし、無かった方が良かったんじゃないかとさえ思える。 |
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さっきもいいましたけど、なんでなかった方がよかったって思えるのですか? |
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じゃあ、このちゃん。僕が人間だとして、死んでしまったらどう思う? |
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いやです。 |
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うん、まあ、ありがとう。でもそこから数日経って心の整理ができた頃に、幽霊になって戻ってきたら、どう? |
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そりゃあ、嬉しいです。 |
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また消えたら? |
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いやですけど……。そんなの考えたくないです。 |
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ん、ごめん。要は、残酷なだけなんだよね、この話。 幽霊となって復活したまでは良い。だけどそこからが、普通の泣きゲーって呼ばれているような作品と同じものを辿ってしまったんだよね。この作品は、それじゃいけなかった。全面的なハッピーエンドを迎えるべきだったと思うよ。 |
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むぅ。面白くはないのですね? |
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ストーリーとしては、そうかな。使い回しも多いし各シナリオも関係なさすぎるし、何より描写が少ない。だけど、光るものだって勿論ある。 |
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なんですか? |
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交流。ちょっと大げさすぎるしテンションも高すぎる気もするけど、それでも異端者である主人公を受け入れてくれている世界というのは、とても温かく感じたよ。シリアスなまま終わるより、こういうノリに戻って終わった方が良かったのにとは思うね。 |
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むぅ。最後って大事なのですね。 |
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変わった設定にすればするほどそうなるね、その設定にした意義が問われるわけだから。この作品は、結末でそれが示せていなかったかなー。途中までは面白かったんだけどね。シリアスパートに入って失速しちゃった感じ。 |
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だから、安直にかわいそうな方に走らないで、ごつごーでもいいから幸せにした方がよかったってことですよね? |
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まあ、そういうことだね。テーマについてももうちょっと深く切り込んで欲しかったし、安易な方向に走らないで欲しかったかな。 |
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イラストなどについて |
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絵は、パッケージを見た感じだと結構好きですけど…………あ、主さま。この赤福冷蔵庫に入れっぱなしにしてましたね? かたいです。 |
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あ、ごめ……じゃなくて。むしろなんでこのタイミングで赤福開けてるの。 |
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伏線はちゃんと回収しませんと。 |
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何の話!? |
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ともかくです。絵はどうだったのですか? |
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絵かー。第一印象は、思っていたのと違ったって感じ。 |
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……あれ、詐欺でしたか? |
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別に崩れてはいないんだけどね。塗り方がのっぺりし過ぎていて違和感を覚えるというか……。一枚絵はともかくとして、立ち絵はパッケージみたいな綺麗な塗り方じゃないから、注意が必要かな。 |
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のっぺりって、どんなのですか? |
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んー……。絵具をぺたって貼った感じ。なんかあんまり奥行きが感じられないんだよね。 |
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……よくわかんないのでやって確かめます。えと、悪くはないのですよね? |
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そうだね。さっき言ったように崩れていることも無いし。過度に期待しないことだよ。 |
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音楽、歌などについて |
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OP『風の吹く街へ』 ED『おわらないきみのうた』 |
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BGMはそうでもないんだけど、僕は主題歌がとっても気に入ってる。歌はともかく。 |
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……歌はともかくって、それは主題歌を気に入っていない気がします。 |
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……だってさー、あんまり上手くないんだもん。せっかくメロディーは良いのに。 |
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昔のって、そういうの多いですよね? |
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そうね。もう一度リメイクして出してほしいなあ。 |
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キャラクターについて |
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さっきシナリオのことは聞きましたけど、具体的にキャラクターごとにいうとどうだったのですか? |
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シナリオのあるキャラは全部で4人いるんだ。そのうち、生前からきちんと関わりがあったのは鷹取晶だけ。幼馴染で、メインヒロインだね。パッケージやタイトル画面も晶だし、この子がメインの作品と言って良い。 |
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じゃあ、残りはおまけですか? |
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そういうわけでもないんだけどね。特に若葉ってヒロインなんかはシナリオの根幹に関わっていたりするし。だけど、他のヒロインじゃあどうしても晶には勝てない部分があるんだよ。 |
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? なんですか? |
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今言ったように生前に関わっているところ。幽霊っていう設定上、それが無いと発展性が無いからね。生きている時と比較してもらわないとやっぱりどうしようもない。だから彼女のシナリオは他と比較してもやっぱり重みがあるし、想いが伝わってくるよ。 |
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ふむぅ。じゃー、他の子はダメなのですね。 |
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んー……。死後に恋愛したっていう段階でもう話としてストップだからねぇ。そういう意味では、同じく幽霊の近衛柚ってキャラのシナリオがいちばんしっくりくるかもしれない。キャラとしてはあまり受け入れられない気がするけど。 |
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どういうことですか? |
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違う立場での恋愛だと、それを乗り越えるのが話のメインになるでしょう? 普通は。 でもこの作品の場合それができない。ってことは、同じ立場での恋愛だと取り敢えず主人公と同じ道を辿るからすっきり終わることができる。僕としても一番納得がいったしね。 |
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あー、なるほどー。お話としてじゃなくて、キャラクターとしても主さま的にはその柚さんがいちばんなのですか? |
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んー、どうだろ。見た目はそこそこ好きだけどね。でもキャラクターとしてならやっぱり晶かなあ。話はともかく、彼女の境遇に立って考えるとやっぱり泣けてくるし、感情を揺さぶられるものがあるよ。どんな思いだったのかあまり語られないから、余計に想像しちゃうね。 |
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へー。……んしょ。 |
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なにしてるのこのちゃん。 |
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ほぇ? 赤福食べようと思いまして。 |
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え、ゲームは? |
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ここにありますよ? |
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そうじゃなくて。やらないの? |
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んぅー? やってもいいですけど、条件があります。 |
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条件? |
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やってる間中、ずっとそばにいてください。じゃないと、ヤです。 |
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それは別にいいけど、なんでまた。 |
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……ハンカチ役? |
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拭かないでよ!? |
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…………はぁ。主さま、こーいう時だけ鈍いんですから。 |
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ひとこと。 |
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純情そうな子がなんでピアスつけてるんですかやだー! |
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