レビュー本文まで飛ぶ | |
![]() |
|
タイトル | あえて無視するキミとの未来 〜Relay broadcast〜 |
ブランド | ![]() |
発売日 | 2012年11月30日 |
ジャンル | 君と未来を探すADV |
対応OS | Windows98/Me/2000/XP/Vista |
価格 | 8800円 |
中古相場 | |
原画 | 風見春樹、タコ焼き、Riv、あおなまさお |
シナリオ | 瀬尾順 |
音楽 | Angel Note |
ボイス | 有 |
FD | 無 |
全年齢版 | 無 |
作品あらすじを表示/非表示
主人公、沢渡拓郎はとある特別な能力を持っていた。
それは未来視ができること。 予知夢だったり、突然思い浮かぶイメージだったり形は様々だが命中率は100パーセント。 しかし、先の事がわかってしまうのも善し悪し。 人生の結果をもう見てしまったようで、拓郎は何事にも熱心になれない。 すべての努力がむなしく思えてしまう。 そんな拓郎の前に一風変わった転校生、三咲爽花が現れる。 驚くべきことに、彼女は拓郎の未来視による予測をことごとく覆す。 「未来は自分で作りだすものだ。あらかじめ決まってるものなんかじゃない」 自分とは真逆の考えを持つ少女の登場に拓郎は戸惑う。 そして、ある日の未来視で拓郎は知る。 爽花は近い将来、自分の彼女になる子だと―― 拓郎は爽花と結ばれるのか? 結ばれないのか? 未来は決まっているのか? 決まっていないのか? ALcotハニカムが送る、残念だけどちょっとうらやましい恋愛青春劇、ここに開演! |
|
ヒロイン紹介 | |
![]() |
三咲爽花(北見六花) この夏、拓郎のクラスに転入してきた少女。 緑南学園二年生。 一見凛とした雰囲気の美少女だが、その実、誰にでも遠慮のない物言いで言いたいことをはっきりと言う。 「青春したい」と公言してはばからない熱血な面を持つも、拓郎達がたむろするほとんど活動停止していた放送部に入部することになる。 元々あまりやる気のない放送部員達は、彼女に翻弄される。 そして、彼女も放送部の独特なノリに翻弄される。 しかし、真面目なだけではなくたまに拓郎の肩などにわざと触れ、ドギマギしている拓郎の反応を楽しんだりと小悪魔的な一面も持つ。 「未来は変えられる」という拓郎とは真逆の考えを持つ、熱血青春娘。 爽花「沢渡くん、ありがとう。キミは面白いし、話しやすいし、親切だ。うん、いいな!」 拓郎「惚れた?」 爽花「HAHAHAHAHA!」 拓郎「その笑い方ちょっとイラっとする、三咲」 |
![]() |
沢渡七凪(雪都さお梨) 拓郎の義妹。 緑南学園の一年生。 九歳の時、母親が拓郎を引き取り拓郎の義理の妹となる。 拓郎は幼少の頃から恩返しのつもりで七凪を盲目的なまでに可愛がり守ってきた。 そのため、七凪は極度のブラコン少女へと成長してしまう。(物言いには少々毒が混じりだしたが) 放送部で計や南といちゃつく(と七凪には見える)兄の不純異性交遊(と七凪は思っている)を阻止するべく自身も放送部に籍を置く。 もうお互い思春期を迎えたが、七凪の兄好きは収まるどころか日々強くなっていく。 「兄さんはいつになったら、私を押し倒してくれるんですかこの野郎」 と人前で大真面目に聞いてしまうくらい、自身と拓郎が将来結ばれることを信じて疑わない。 兄が好きすぎてたまに変な言動をしてしまうのをのぞけば、良識を持った礼儀正しい子。 「今年の一年で一番可愛い」と評判の美少女。 七凪「兄さん、私達の愛の巣に女二人連れ込むとはどういう了見ですかこの野郎」 七凪「罰として、兄さんは一年間、ご飯抜きです」 拓郎「兄、死んじゃう!」 |
![]() |
橘南(上田朱音) 緑南学園三年生。 放送部部長。 拓郎が緑南学園に入学した当初、とある事件で非常に凹んでいたのを救った少女で、拓郎は大変慕っている。 南は南で、拓郎が廃部寸前の放送部に友人を連れて入部してくれたことを非常に感謝している。 拓郎を色々な面で甘やかし気味。 拓郎を可愛がるのがとても好き。 拓郎と二人きりで放送部を切り盛りしていた頃は、時折拓郎を抱きしめ、「いい子いい子」してくれる。 これは南の友愛ゆえの行動で他意はまるでない。 そのたびに拓郎は、「南を抱きしめたい異性としての自分」と「南を先輩として尊敬する後輩としての自分」の板ばさみになり悶絶しつつも懸命に自重している。(まさに天国と地獄である) 一見、無口でクールな印象を受けるが、実は信じられないくらい素直で優しい少女。 父親は緑南学園の学園長である。 南「タクロー、ぎゅっとする?」 拓郎「い、いえ、それはやっぱりマズイですから! 結構ですっ! キリッ!」 南「…………」 拓郎「どうして涙目でにらむんですか?!」 |
![]() |
真鍋計(桐谷華) 拓郎と七凪の幼馴染で、拓郎のクラスメイト。 緑南学園の二年生。 拓郎の家の近所に住んでいるごく普通の家庭で生まれ育った明るい少女。 拓郎を「沢渡さん」と呼びしょっちゅうちょっかいをかける。 拓郎もその時は「真鍋さん」と呼び、ノリノリで会話を展開させるが、ノリが良すぎて周囲が若干引くくらいのコントへと発展することがままある。 妹の七凪などはそんな二人のやり取りを見て、「また小芝居ですか」と若干の嫉妬をこめつつ呆れている。 小芝居以外の時は拓郎のことを「タク」と呼び、まるで夫婦のごときツーカーの仲である。 そのため拓郎と付き合っていると誤解されることもよくあるが、当人達はまるで気にしていない。 コンビニのお菓子が大好きで、放送部でちょっとしたメデタイことがあるとすぐ「宴会だー!」と叫んでドコからともなく大量のスナック菓子を召還させてテーブルにぶちまける。 でも、体重のことをいつも気にかけて節制しているのでスタイルは良い。 ルックスも良く、話しやすいので学園内に隠れファンが多い。 計「沢渡さん、唐突ですが結婚してください!」 拓郎「はいはい、わかったよ。で、何で急にプロポーズしてんの?」 計「だってタクと同居したら、ナナギーご飯、毎日食べられるから♪」 拓郎「お前、もう七凪と結婚しちゃえよ!」 |
購入動機 『作品設定で気になっており。』 | |||||||
オススメ度 | お気に度 | シナリオ | テキスト | 立ち絵 | 一枚絵 | 音楽 | 雰囲気 |
9/10 | 9/10 | 7/10 | 10/10 | 8/10 | 9/10 | 7/10 | 9/10 |
お気に入りキャラ 真鍋計 |
![]() |
序 |
![]() |
主さま、ちょっと気になることがあるのですが。 |
![]() |
うん? どうしたの、このちゃん。 |
![]() |
主さまくらいの神さまになったら、未来とか見えたりするんですか? |
![]() |
は? |
![]() |
ですから、未来予知といいますか、そういうのって出来るんですか? |
![]() |
出来たらこのちゃんの突発的な行動にいちいち驚かないで済むんだけどねぇ……。 |
![]() |
……ということは、できないのですか。 |
![]() |
残念ながら。いや別に残念でもないけど。 |
![]() |
? そうですか? 見えた方が便利そうですけど。 |
![]() |
えー……。……それじゃあこれをやってみるかい。 |
![]() |
なんですかそれ。 |
![]() |
『あえて無視するキミとの未来』。 |
![]() |
……タイトルがすっごく不穏ですけど、どんなお話なのですか? |
![]() |
時々未来が見えて、それを変えることは出来ないと思っている主人公と、同じように時々未来が見えて、未来は変えられると信じて疑わないヒロインのお話、かな。 |
幕間 | ページジャンプへ戻る |
![]() |
文章全般について |
![]() |
……熱いバトルものかなにかですか? 「未来はわたしたちの手で切り拓く!」みたいな。 |
![]() |
いや、多少熱血ではあるけど、部活を主題とした青春もの。 |
![]() |
部活……? 野球とかですか? |
![]() |
いえ放送部。 |
![]() |
……熱くなる要素を一つも見つけられないのですが。 一体どういうお話なのですか? |
![]() |
今言った通り、未来が見えるが為の苦悩で悩んでいた主人公がいました。 「変えられない未来なんて見えても辛いだけだ」ってね。 |
![]() |
はい。 |
![]() |
そんな彼は、昔は荒れていたけれど今はそれなりに楽しい学校生活を送っていました。 するとそこに、転校生が来ます。 |
![]() |
それがそのヒロインですか? |
![]() |
そう。そしてそのヒロインは、ずっと前、主人公が師匠と呼び懐いていた、「未来視」について理解してくれていた女の子にそっくりだったのです。 |
![]() |
感動の再会ですか。 |
![]() |
いや、当時と背格好が同じだからそれはおかしいでしょ。 |
![]() |
あ、年上のお姉さんだったのですね? |
![]() |
そう。でもその転校生は師匠と同じようなことを言う。 「人は未来に向かって歩き続けるものなんだ」 「キミのその特別な能力にも、きっと存在する理由がある。それを探してほしい」 と言った、師匠とね。 |
![]() |
なんて言ったのですか? |
![]() |
「たとえ、明日死ぬにしても、何処に立っているかくらい、誰といるかくらい、選ぶことができる。それは、自らの意思で未来を変えたとは言えないかい?」ってね。 |
![]() |
……むぅ。言っていることは違いますけど、たしかに似ている気がします。 未来に希望を持っているあたりが。 |
![]() |
でしょう? で、そんな彼女は実際に主人公の前で未来を変えちゃうわけです。小さなことだけどね。 「部活で青春がしたい!」と言っていたんだけど、二年生だから何処の部活にも断られてしまった彼女は、主人公の放送部……とは名ばかりのグループに入って、青春するためにみんなで慢心するのでした。まる。 |
![]() |
……最後の方がテキトーになっている気がします。 |
![]() |
なんかそこに至るまでにネタが多すぎてまとめきれないんだよねえ。 でもまあ、「文化祭でミニFMラジオをやるために夏休み頑張る!」っていうのは全シナリオ共通かな。 |
![]() |
はぁ。ざっくりいうと、未来が見える二人が、文化祭に向けて部活を頑張るっていう感じなのですね? |
![]() |
凄くざっくり言うとね。 |
![]() |
ですか。それで、どうだったのですか? |
![]() |
どうとは? |
![]() |
ですから、面白かったのかどうかです。 |
![]() |
凄く面白かったね。代替作品が見つからないくらいには。ALcotハニカムのフルプライス作品には良いイメージが無かったんだけど、やって良かったよ。 |
![]() |
ほぇ、そこまで高評価だとは思いませんでした。どういうところがよかったのですか? |
![]() |
一番良かったのはキャラクターだからそれは後で言うとして、特筆すべきは語彙力とメリハリの良さかなあ。 |
![]() |
メリハリ? |
![]() |
基本、ギャグなんだよ。ドタバタしているしボケと突っ込みの嵐。でも白けることは無いしうんざりもしない。普通は飽きるんだけどね。 他作品と比べて何がそんなに違うのかなあって考えた時、その二つが思い浮かんだんだ。 |
![]() |
……えっと、つまり? |
![]() |
他作品と比較してネタのレパートリーが豊富だし似たような言い回しが少ない。それに、迷惑をかけるような不愉快なギャグが無かったし、大事なところではきちんと真面目になる。 そんな、物語としての読み手への楽しませ方を弁えている文章だと思った。 |
![]() |
むぅ。あんまりそういうギャグみたいな作品って知らないのですが、例えばどういうのですか? |
![]() |
ギャグを説明させることほどつまらないことも無いと思うんですよ言葉さん。 |
![]() |
……それもそうです。 |
![]() |
まあ、読み手の腕を引っ張って行ってくれているような、前向きで楽しくなる文章かな。後は実際にやってみて体感して欲しい。 |
![]() |
ですか。それじゃー、部活とか未来視とか、そういうシナリオについてはどうだったのですか? |
![]() |
ん。まずヒロインは四人いるのだけど、それぞれが部活・未来視について色んな関わり方をしている。だから、似たような展開が無い。 |
![]() |
それはいいですね! 最後が同じような感じだと飽きちゃいますし。 |
![]() |
その分、バラつきはあるのだけどね。例えば幼馴染シナリオだと部活や未来視がメインと言うよりも、寧ろ過去の話がメインになるし、逆に転校生は部活と未来視を全面的に押し出したシナリオになっている。 |
![]() |
むぅ。それはいいことなのですか? それとも悪いことなのですか? |
![]() |
作品によっては纏まりが無いって言われそうだけど、この作品に関しては僕は良いことだと思うな。キャラクターが主題に縛られていないというか、きちんとそれぞれに大切なものを描いているような感じがする。 |
![]() |
なるほどー。でも全員に共通した問題をテーマにした作品だって面白いですよね? |
![]() |
勿論。別にそういう作品を否定するわけじゃなくって、この作品はキャラクターが読み手を引っ張っていく作品だと思うんだよ。それこそ「未来は変えられる」っていう感じでね。だから他作品ではブレているように感じることでも、この作品だとプラスに感じるのかな。 |
![]() |
ふむぅ。じゃあ、主さまとしては欠点はないのですね? |
![]() |
そんなこともないよ? 一つ凄く考えさせられる問題があったし。 |
![]() |
ほぇ? なんですか、それ。 |
![]() |
んー、あんまりネタバレはしたくないからざっくり言うけど、一つのシナリオでしか描写していないのに、他のシナリオに多大に影響することがある、とか。 |
![]() |
……たとえば? |
![]() |
そうだなあ。実は昔付き合っていました、とか。 |
![]() |
ものすごく重要な話じゃないですかっ! |
![]() |
いや、あくまで例えだけどね。でもそれくらい大事な事を共通シナリオじゃなくて、一個別シナリオでしか描写しないっていうのは、どうなのかなあって思うよね。 なんか他のシナリオを見る目が変わりそうって言うか、読み手側に影響するじゃない。 |
![]() |
ですです。なんでそんなことをしたのでしょう。 |
![]() |
んー、シナリオライターが複数いると結構あるのだけど、この作品は違うしねえ。よくわからない。だから僕はこういう作品をやるときはこう思うようにしてる。 |
![]() |
なんですか? |
![]() |
シナリオ一つ一つはパラレルワールドで、設定がちょっとずつ違うんだって。 |
![]() |
……どういうことですか? |
![]() |
だから、今さっき言ったような過去描写は一人の個別シナリオの過去にしか存在しない過去で、他のシナリオでは起こっていないってこと。 共通シナリオって言うけれど、あくまで最初から最後まで個別シナリオで、世界観や登場人物が同じな別作品を読んでいるっていう感じ。 |
![]() |
……たしかにそう思えば解決しますけど、無理がありませんか? |
![]() |
まあちょっとは。でもこう思うのが一番なんだよねえ。 結局個別シナリオに入った後も、例えば「病気のヒロインは別シナリオに行ったら死ぬの?」って話になるだろうし、マルチシナリオ作品の弊害だよね、それは。 |
![]() |
むぅ。むつかしい問題です。 でもまあ、楽しい作品なのですよね? |
![]() |
そうだね。そんなことは気にしないでヒロインと青春を邁進して欲しい作品かな。 |
幕間 | ページジャンプへ戻る |
![]() |
イラストなどについて |
![]() |
見たところ主さまは好きそうな絵柄ですよね。 |
![]() |
そうね。絵柄は結構バラバラなんだけどそこまで違和感は無いし、それにこういう絵柄にありがちな不自然な構図が少なくて好きだよ。 |
![]() |
不自然な構図? |
![]() |
なんかこう、変なポーズとか。あとは向きによって全然違う顔に見えるとか。 |
![]() |
あー……。 |
![]() |
そういう、顔だけじゃなくてきちんと描けているっていうのは、実は割と貴重なんだよね。本当は貴重であっちゃいけないのだろうけど。 |
![]() |
ですです。女は顔だけじゃないですよね! |
![]() |
……なんか違う意味合いに聞こえるけどまあ良いか。 |
幕間 | ページジャンプへ戻る |
![]() |
音楽、歌などについて |
![]() |
OP『』 ED『』 |
![]() |
音楽は明るいものばかりだったなあ。仮にシリアスなシーンでも、落ち込むというよりは行動しようって感じのBGMだったし。 |
![]() |
その辺りはホントにぶれないのですね。 |
![]() |
そうだねえ。正直そこまで印象に残ってはいないけど、BGMとしてはそれが正しいのだろうと思うし。不可が無かったくらいのことしかいえないなあ。 |
![]() |
まーBGMって大体はそんな感じですよねえ。 |
幕間 | ページジャンプへ戻る |
![]() |
キャラクターについて |
![]() |
そしてキャラクターですよ言葉さん! |
![]() |
ひぅ。ど、どうしたのですかいきなり。 |
![]() |
いや、主導権を握られる前に握っておこうと思って。 |
![]() |
そんなに熱く語りたいのですか? |
![]() |
いやそこまでではないけど……でも一番魅力的なのはキャラクターなんだよ、やっぱり。 |
![]() |
……そんなにですか? どこか他と違うところでもあるのですか? |
![]() |
んー……具体的にここがこう違って好き! ということは無いけどね。そういうものじゃないと思うし。 |
![]() |
はぁ。じゃあどのキャラが一番よかったのですか? |
![]() |
最初は転校生の爽花良いと思ってたんだよ。 |
![]() |
……最初はってことはいまいちだったのですか? |
![]() |
いや、爽花も充分魅力的だし、期待には十二分に応えてくれたよ。だけどそれ以上に計が最高だった訳ですよ。素晴らしかった。マーべラス! |
![]() |
ひぅ。そ、そこまで主さまがいっているのも珍しいですね……。 |
![]() |
最初はひたすらかけ合いが面白いだけだったんだけど、個別に入ると悶絶するようなやり取りが凄く多い。これは全てのキャラクターに言えることなんだけど、彼女たちは絶対に主人公の事を裏切らないし、主人公もまた彼女たちの事を裏切らないだろうなっていう安心感と安定感があるんだよ。 だからプレーしていて非常に心地良いし、世界観に浸れるんだよね。 |
![]() |
……そういうのってごつごーしゅぎっていいませんか? |
![]() |
う。……確かにまあ最初から主人公への好感度は皆高いからそう言えなくもないけど、その分主人公も行動しているしね。主人公が周囲から好感を持たれている理由がきちんと分かるし、ご都合主義って切って捨てるには惜しいと思うけどな。 |
![]() |
ほぇ、主人公まできちんとしているのですか。それはいいですね。 |
![]() |
だよね。こういった作品で不快にならない主人公は久しぶりな気がする。考える前に行動、自分の事は二の次、そういう主人公だった。 |
![]() |
そういう主人公は、いいですね。大体はヒロインに甘やかされてなにもしない主人公ばっかりです。 |
![]() |
まあ傍観者というスタンスだったらそれでも良いのかもしれないけどね。 しかし、僕に語彙力が無い事を呪いたくなるほど良いヒロインたちだったな。なんというか、天使? |
![]() |
ついに宗旨替えですか。 |
![]() |
いや、あくまで表現としてですよ。 自分を犠牲にして他人を思いやる、そういう子たちばっかりだった。そんな彼女たちだから助けたくなるんだよねえ。 |
![]() |
未来を変えてでも、ですか。 |
![]() |
未来は変える為にあるんだからね。それに未来を主題にしているけれど、その実大切にしているのは過去なんだよ、この作品は。 |
![]() |
どういうことですか? |
![]() |
過去が無いと未来は無いんだよ。だから妹にしても幼馴染にしても、まず過去があって、それを乗り越えて未来につなげようとする。 前向きっていうと過去を振り返らないような気がするけど、この作品はそうじゃない。きちんと過去と向き合って、そして未来に行くんだ。似ているようで全然違うよね。 |
![]() |
……ただ前向きなだけじゃ、ないのですね。そういう丁寧というか、きちんとしているところは好きです。 |
![]() |
でしょう? 未来が見える、それは確かに便利なことかもしれない。 だけど未来っていうのは過去があって今があって、その積み重ねで初めて存在するものなんだよね。そういったものを無視して見える未来なんて理不尽だし、積み重ねを否定されているようで嫌じゃない? だから例え見えたとしても、この作品みたいにそれを変えてやるという気概が欲しいよね。 |
![]() |
……そうですね。 確かに、わたしと主さまの未来が全部決められているなんて、ヤ、です。 自分で切り拓いてこその未来ですよね! |
![]() |
そうそう、分かってくれたようで嬉しいよ。 |
![]() |
さあ主さま、一緒に未来を切り拓きましょう! |
![]() |
うん、未来ってそういうものじゃないと思うんですよ言葉さん。取り敢えず落ち着いて |
![]() |
問答無用です! さー、明日に向かって走りましょー! |
![]() |
熱血!? ちょっと、引っ張らないで、走ろうとしないでえええええええええええ!! |
幕間 | ページジャンプへ戻る |
![]() |
ひとこと。 |
![]() |
まあ事故とかそういうのは見えたら良いよね。運命を変えられる前提だけど。 |
![]() |