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タイトル アメサラサ~雨と、不思議な君に、恋をする~
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発売日 2007年04月27日
ジャンル ADV
対応OS Windows98/Me/2000/XP
価格 8800円
中古相場 ゲーム博物館(仮)
原画 カントク兼清みわ
シナリオ 市川環風間ぼなんざ
音楽 Peak A Soul+、安瀬聖
ボイス
FD
全年齢版
作品あらすじを表示/非表示
主人公、大久保晴市は普通の学園生活をおくっている。
とりたてて特技というものもない晴市だが、ただひとつだけ
困った体質があった。
それは子供の頃から、異様なまでの雨男体質ということ。
何かイベントがあったり、機嫌がよかったり逆に落ち込んだりなど、
感情が高ぶったりすると必ず雨をふらすという変わった体質。

そのせいで運動部にはすべて入部を断られてしまい、
学園では仕方なく文芸部に属している。

それでも、晴市の学園生活は平凡で、いつもと同じ毎日が続いていく。
誰かを好きになるという、小さな、けれど複雑な鍵を手にするまでは――。
ヒロイン紹介

千代川霖(安玖深音)
主人公のクラスにやってきた転校生。
長い黒髪に深い色の瞳。一見するとミステリアスな容姿だが、実は人懐っこい。
隣の席になった主人公に、なんでも聞いてくる。
何でも不思議がるのがクセで、話しだすと素直で子供っぽい部分も。
久美浜光羽(北都南)
主人公と幼なじみ。
明るいけれど少し男まさりな感じのところもある。
フィールドホッケー部に所属しており、いつも元気。
裏表のない性格で、先輩後輩に関わらず誰からも好かれるタイプ。
学園では主人公の隣のクラス。
三本木倖(本山美奈)
主人公よりひとつ下のクラスの女の子。
無口でなるべく目立たないようにしているように感じられる。
気がつけばそばにいることがあるけれど、
最初は主人公から逃げるように走り去ってしまうことも。
藤森花香(草柳順子)
いつも図書館にいる女の子。
やや男性が苦手で最初は主人公にも事務的にしか話してくれない。
人見知りな性格で、初対面の人にはあまりうまく接することができず、
そのせいで冷たく思われてしまうことも……。
また、何故か雨を嫌うそぶりを見せる。

購入動機 『メーカー買い』
オススメ度 お気に度 シナリオ テキスト 立ち絵 一枚絵 音楽 雰囲気
/10 /10 /10 /10 /10 /10 /10 /10
お気に入りキャラ 三本木倖

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 1.文章全般について
 2.イラストなどについて
 3.音楽、歌などについて
 4.キャラクターについて


 文章全般について
雨、やみませんねぇ。
そうだねえ。
わたし、雨って嫌いです。なんだか気分が落ち込んじゃいます。
そんなこのちゃんにはこのゲームをおすすめしようっ!
いきなり!? この会話からどうやったらその結論に至るのですか!?
や、そんなテーマの作品があるのよね。このちゃんの言った事聞いたら思い出しちゃった。
…………また珍しいテーマですね。なんて作品ですか?
『アメサラサ』。それっぽい名前でしょ? ちょっと持ってくるから待ってて。
数分後
これがその、『アメサラサ』ですか。
そう。面白そうでしょ?
面白いのですか?
いや別に。
なんで期待させるようなこといったのですか!?
というか、なんでそんなものすすめるんですか!
んー、雰囲気は良い作品だからねえ。こういう日にやるのに調度良いと思って。
むぅ。でも、シナリオはダメなんですよね?
ダメっていうか、ねえ。ダメな訳じゃないんだけど、詰まらないかな。
つまらない?
うん。主人公は雨男で、気分によって天候を変えちゃうんだけど。
――神さまじゃないですか。
うん、そこはあまり突っ込まないでくれる?
あぅ……。わかりました。
そんな自分の体質が嫌いな主人公と、雨が好きな女の子が出会うシナリオなんだ。
……なんだか、素敵ですね。
まあ、それだけ聞くとね。しかしながらさっきも言ったけど、シナリオが微妙。
具体的に言うと。まずそのメインヒロイン、霖のシナリオが『普通』なんだよね。
まあ楽しめた、レベル。で、それ以外のヒロインのシナリオはというと、そのメインシナリオありき、というか完全にサブ扱いのシナリオなんだ。
メインヒロインの霖は散々関わった上で唐突に消えちゃうし、なんだかパッとしない終わり方なんだよなー。『え、終わり?』っていうか。
えと、つまり小さくまとめたって感じなのですか?
まあ、そんな感じかな。まとまりは悪くないんだけど、程度が低いっていうか。
……でも、テキストが上手ければ楽しいですよね?
テキスト、ねえ。悪くはないよ。でも、テーマがテーマだから静かでしとしとした感じの雰囲気。
このちゃん、ずっとしとしと降る雨音を聴いていたら、どうなる?
…………眠っちゃうと思います。
うん、そういうことなんだよ。雰囲気は良いんだけど、眠くなる雰囲気なんだよね。
良く言えば落ち着いた雰囲気。
だから、シナリオと掛け合わせるとマイナス効果になっちゃうんだよ。残念な事に。
…………だから、なんでそんな作品をすすめたのですか?
いや、だから――って、ループになるから止めよう。
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 イラストなどについて
でも、このパッケージを見る限り、絵は悪くないですよね?
うん、悪くはないね。むしろ良い方かも。誰と似ている、とかは置いておいて。
う?
いやこっちの話。で、絵はまあ及第点なんだけど、枚数が少ない。
枚数が? ……それって、なにか不都合があるのですか?
テキストと絵が合っていない、なんて事が起こるんだよ。泣いているシーンなのに笑ってるとか。
実際、そんな感じのシーンがあったしね。光羽シナリオだったっけかな。
むぅ。作っている途中で気が付かなかったのでしょうか。
さてね。気付いていたのかも知れないし、大丈夫だと判断したのかも知れない。
その辺は分からないよ。
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 音楽、歌などについて
OP『アマオト(Duca)』 ED『七色の空(Duca)』
まあ今まで割と悪いことばっかり言ってたんだけど、
これは手放しに褒められるね。凄く良い曲ばかりだよ。
安瀬さんって、主さまの好きな人ですよね?
うん。このブランドの音楽を基本的に全部担当しているんだよね。
『さくらむすび』の曲なんて、何回も聴いているよ。
……あの、褒めるなら『アメサラサ』の曲を褒めるべきだと思います。
え、褒めたじゃない。良い曲だよ。EDなんて特に。
…………さっき、違う作品名が出てきたような。
……まあ、細かい事は気にしない方が良いよ。
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 キャラクターについて
キャラは、手堅く纏まっている感じかなあ。全体的に個性というか印象が薄いんだけど。
主さまの好きなキャラはどれですか? どれですか?
……なんか急に生き生きとしてるような。
まあ、これだよ。倖っていうんだけど……って、何その顔。
やっぱり、どれだけ辛辣なことを言っていても、主さまは主さまですっ!
はぁ、なんだか安心しました。
その安心と引き換えに僕の心に大きな傷が形成されたんだけど。
いたいのいたいのとんでけー。
うわあ、凄く投げやり。
ふふー。……ところで、全員個性が薄いのですか?
いくらなんでも一人くらいいそうですけど、濃いの。
あー、いるよ、一人濃いのが。ヒロインじゃないけどね。
あ、やっぱりいるのですね。
すっごく不快なキャラだけどね。存在意義が見いだせないくらい。
これなら、居ないで全員薄い方が良かったよ。
……あの、ごめんなさい。
? なんで謝ってるのさ。
なんだか、主さまを不機嫌にしてしまった気がしたので。
や、気にしなくて良いよ。悪いのは三本木先輩だから。
うぅ…………。…………あ、晴れてきましたっ。
ん? ああ、ホントだ。
んーっ! やっぱり晴れている方が気持ちよくて好きです!
……その気持ち良さは、雨があって初めて生まれるものだと思うんだけどねえ。
なにかいいましたか? 主さま。
や、なんでも。
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 ひとこと
梅雨が味わいたくなったら、どうぞ。
  
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