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タイトル | 翠の海 |
ブランド | cabbit ![]() |
発売日 | 2011年10月28日 |
ジャンル | 真実の欠片を探すサスペンスADV |
対応OS | WindowsXP/Vista/7 |
価格 | 8800円 |
中古相場 | ゲーム博物館(仮) へ |
原画 | さえき北都、ゆき恵 |
シナリオ | 御厨みくり |
音楽 | |
ボイス | 有 |
FD | 無 |
全年齢版 | 無 |
作品あらすじを表示/非表示
――翠の、海。木々に囲まれた深い森の中。 決して出られないその場所で、俺たちは出会った―― 森の中心には綺麗な湖。そして12人が暮らしている広い洋館。 図書室にはたくさんの本があり、音楽室には楽器もあり、何の不自由もなく生活できるその場所…… 少年少女たちは、記憶を失ってこの場所にやってきた。 決して外には出られない。それは言うなれば樹海。決して出られない深い闇。 出て行ってもかまわない。けれど……、外に出られる保証はない。 その場所を、美しくも儚いこの場所を、彼女は “楽園” と呼ぶけれど…… 確保されたライフライン。消えた少年。 ゆっくりと思い出される自分の過去…… 自分は、どうしてここにいるのか…… 知りたいけれど、知ろうとしてはいけないと忠告される。 知ってしまったら……、どうなるのだろうか……? ――何も知ろうとしなければ幸せが約束されているのに、翠の海に閉ざされた楽園で、空を望めば――? |
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ヒロイン紹介 | |
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みちる(羽高なる) 森の中に潜む不思議な洋館に住む、少年少女たちのリーダー的存在。 穏やかで優しく、基本的にはなんでもできるため、誰からも頼りにされている。 やってきたばかりの主人公に館でのルールを教え、一緒に暮らせるように尽力してくれる。 怒ると怖いらしいという噂があり、何人かからは陰で恐れられている。 |
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知紗(小倉結衣) 屋敷で暮らすみんなの “お姉さん” 的存在。 明るく元気で、手のかかる子どもたちのしつけに追われるなど、“お母さん” とからかわれることも。 屋敷ではみちるの手伝いなどを中心に、からかいながらも主人公に親切にしてくれる。 数学の勉強が好きで、その知識に関してはかなりレベルが高い。 時に意味深なことを言いだすことも。 |
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空音(鈴谷まや) 言動と行動がほとんど一緒の、不思議な双子。 無口で言葉を発することも少なく、二人だけで遊んでいることが多い。 二人でいる姿は可愛らしく、屋敷のマスコット的な存在。 占いが好きで、主人公に対してもよく占いをしてくれる。 |
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陸乃(鈴谷まや) 言動と行動がほとんど一緒の、不思議な双子。 無口で言葉を発することも少なく、二人だけで遊んでいることが多い。 二人でいる姿は可愛らしく、屋敷のマスコット的な存在。 占いが好きで、主人公に対してもよく占いをしてくれる。 |
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灰奈(桃也みなみ) 笑顔を絶やさない、いつもにこにこした大人しい少女。天然気味。 どこか内向的で 「私なんて」 とおどおどしていることもある。 部屋の掃除をしていると落ち着くらしく、手が空くとすぐにお掃除を始めてしまう。 気配りが上手で、人のために行動することが大好き。 怒られることが苦手で、よく周りの目を気にしている。 表裏はなく、持っている力は少ないものの、すごく真っ直ぐな子。 けれど周りに反発したりするのは苦手。 |
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紡(金田まひる) 主人公たちと同い年でありながら、実年齢以下にしか見えない少女。 言動も子どもっぽく、勉強が嫌いで、昼間はよく居眠りをしている。 お裁縫が得意で、ここに居る子たちの服をよく作っている。 みちるには人一倍懐いていて、知紗とは喧嘩仲間。 精神年齢は幼く、結構その場のノリで行動したりする。 空気の読めない発言をして、怒られることもしばしば。 |
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沙羅(手塚りょうこ) 部屋からほとんど出てこない少女。 黒い服を着ていて、子どもたちには “吸血鬼” と言われ恐れられている。 二人部屋を一人で使っていて、一日に数回しか部屋の外に出ず、食事も部屋で取る。 誰とも言葉を交わすことはなく、誰も彼女のことをよく知らない。 |
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真希奈(霧島はるな) 主人公の次に屋敷にやってきた少女。 自分が何者かも、この場所がどこかも分からないという現実に怯え、不安から周りに当たり散らしてしまう。 思っていることを口に出してしまう癖があり、言い争いになることもしばしば。 周りからは良く思われていない。 誰かに命令されたり、何かを強要されるのが嫌い。 |
購入動機『雰囲気が好きそうだった』 | |||||||
オススメ度 | お気に度 | シナリオ | テキスト | 立ち絵 | 一枚絵 | 音楽 | 雰囲気 |
7/10 | 8/10 | 6/10 | 8/10 | 8/10 | 8/10 | 7/10 | 9/10 |
お気に入りキャラ みちる、陸乃 |
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序 |
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はー、やっぱりこういうのは面白いですねえ。 |
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だねぇ。ちょっと物足りなくはあったけど。 |
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……何の話をしてるの? 二人とも。 |
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ほぇ? あ、紗綾さん。 |
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楽しそうだね。あたしも混ざっても良い? |
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勿論。でも、ゲームの話だけど、良いの? |
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良いよ。こういうのは、話題の問題じゃないもん。 |
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じゃあ続きを話そうか。タイトルは『翠の海』ジャンルは―― |
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『真実の欠片を探すサスペンスアドベンチャー』ですっ! |
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文章全般について |
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……随分と意気投合してるね? |
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そりゃー主さまとわたしですからっ! |
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あはは、そっか。 |
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……紗綾さん、熱とかありませんよね? |
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なんで? |
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だって、いつもだったら怒ります。 |
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怒られたいの? |
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そんなわけないですっ! 主さま、続き話しましょう続き! |
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……地雷踏むの好きね、このちゃん。 まあいいや。じゃあ紗綾も来たしあらすじからおさらいしておこうか。 |
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うん、お願いします。 |
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主人公は気が付いたら森の中で倒れていた。自分が誰かわからない。ここが何処かもわからない。 |
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記憶喪失? |
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そういうこと。 主人公は生きようとした。生きようとして、彷徨い歩いた。すると森が開けて、湖に出た。 周囲が森に囲まれていて、出口じゃないことが一目でわかった。主人公は疲れて、全てを諦めて寝転がった。夢であることを願って。 |
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うんうん。 |
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すると声をかけられた。髪の長い、白いワンピースを着た少女。迎えに来たという少女に主人公はすぐさま疑問を投げかけるけれど、少女も記憶を無くしていて、よくわからないという。けれど少女はこう言った。 |
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私は、こう思ってるの。この場所は……“楽園”だって。 そして貴方は選ばれたのよ。そう、貴方にはこの楽園で、暮らす権利があるんだわ。だから、怖がらなくていいの…… |
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楽園……ね。 |
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そうして少女は手を差し伸べる。 |
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いらっしゃい、私たちの楽園へようこそ。 |
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…………はい。 |
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ふふー。 |
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……仲良く手を取り合っているところ申し訳ないけれど、先に進んで良い? |
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あ、うん。進めて? |
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はいはい。まあそんなわけで、同じような仲間達と共にこの楽園と呼ばれる世界の屋敷で、共同生活を送る話。 |
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……んー。気になることがあるんだけど、良い? |
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どうぞ。 |
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そういう話なの? |
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勘が良いね。そう、この『楽園』は、どこかおかしい。だから、この世界の謎を知り、脱出しようとする話。簡単に言うとね。 しかしよくわかったね。 |
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だって、諠が好きなのにそんな簡単なのも変かなって。 |
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なるほどね。 |
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それで、諠と言葉としてはどうだったの? このゲーム。 |
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うん。まず言っておきたいのは『館もの』として見るとあまり楽しめないかもしれない、ということかな。 |
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館ものって……あれだよね。外から遮断されて、感覚がおかしくなっていく。 |
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まあそんな感じかな。内部のルールが正しくて、そこが世界の全てになる。そういった薄気味悪さがこの手の作品の優れている点で、これに於いても閉ざされた館を『楽園』として暮らそうとする様はミステリーの導入としては最高だったと思うよ。ねえこのちゃん? |
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あい。……ちょっとこわかったですけど。 でも、なにも考えなかったら幸せ、みたいな世界で暮らすのは読んでいてわくわくしました。 |
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何も考えなかったら幸せ、か……。ユートピアじゃなくて、ディストピアなのかな、きっと。 ……だけど、最高なのにあまり楽しめないの? |
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そこがこの作品の欠点なんだよ。さっきこのちゃんが言ったジャンルにもあるように。 |
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『真実の欠片を探すサスペンスアドベンチャー』だっけ。 |
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です。 |
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でも、そんなのそういうジャンルの典型でしょ? ミステリーって言ってたし。 |
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まあそうなんだけどさ。だけどそれはあくまでその雰囲気の下で行われるべきなんだよね。でもこれはそうじゃなかった。 |
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どういうこと? |
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展開が軽すぎるとかそういうのもあるんだけど、何より醒めるのが早すぎた。「謎を解いて出る」っていうのが館ものだと思うんだけど、この作品は「謎はどうでもいいから出る」、なんだよね。せっかく序盤は幻想的な雰囲気で薄気味悪くて良い感じだったのに中盤以降はただの脱出ゲームなんだもん。 |
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ですねぇ。だから謎もそんなに深くなかったり現実的だったりして、拍子抜けでした。 |
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ふうん。でも言葉の場合はそっちの方が良いじゃないの? 怖いの嫌なんでしょ? |
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べ、別に怖いの嫌いじゃないです! |
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……それでも良いけど。じゃあ言葉も諠みたいにくらーい気味悪い感じが良かったんだ。 |
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そ、そういうわけでもないですけど……。 もうちょっと、非現実的なミステリーとして楽しみたかったです。途中から、現実的なただのサスペンスなんですもん。 |
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だって、そういうジャンルって書いてあるじゃない。 |
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確かにそうなんだけどね。序盤のあの非現実的な導入をしておきながら、戻すっていうのはガッカリだよ。 |
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です。 |
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じゃあ、仮に普通のサスペンスとして見るなら、どうなの? |
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サスペンスとしてかぁ……。だとしたら、温過ぎるし条件が良すぎる。各ヒロインごとに別々のエンディングがあるように、出口はたくさんあるから。 |
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あれ? そうなんだ。どういうシナリオ構成なの? |
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色んなエンディングを見ながら真実にたどり着く感じだね。あるエンディングを見ると選択肢が追加されたり、シナリオが解放されたりする。そのエンディングの中にはバッドもあればヒロインとのエンドもある。で、最終的にメインヒロインとのエンディングを見る感じだね。『痕』ってゲームがあるんだけど、それに似てるの。 |
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ふうん。それってどういう意味があるんだろうね。 |
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わたしも前に主さまに教えてもらったのですけど、これって主人公じゃなくて読んでいる人のことを意識した作り方なんですって。だから、バッドエンドとかも全部謎を解くためには意味があって、色々エンディングがありますけど、最後までやると全部わかるんです。 |
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成程。でも言葉の説明だと問題無いように聞こえるけど? |
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このちゃんに説明した時の『痕』ってゲームは最後までミステリーだったし雰囲気も一貫してたからね。 この作品は脱出を主な目的としているから意味が違ってくる。ミステリーを効果的に見せる手法なのにシナリオ分岐前に序盤のミステリー的面白さを放棄しちゃったら、そりゃダメだよ。 尚且つこの作品には便利なようで致命的な欠陥がある。 |
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そうなの? |
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序盤の館ものみたいな良い雰囲気の場面は、1度しか見ないでも最後まで進めるんだ。これは各イベントごとにロード出来る優れた機能があるからなんだけど、だから逆にシナリオが進めば進むほどただの脱出ゲームのようになってきて、この作品の持っていた幻想的な雰囲気を味わえなくなる。 |
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便利なのも考えものだね。 それで、諠としては解決案はあるの? |
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ヒロインごとにシナリオを区切ればよかったんだよね。ヒロインごとに解決方法が違うんだから出来たと思うんだ。あるヒロインのエンディングを見たら、また強制的に最初から始める。それを繰り返してメインヒロインのシナリオになる。『痕』と同じ手法なんだけど、これで序盤の雰囲気を何度も味わうことになるし、中盤以降の脱出ゲームを連続して見なくて済む。 |
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あー、確かにそれだといい感じです。それぞれの解決策って演出もできますし。同じ場面でもちょっとずつセリフを変えたりするともっといいかもしれません。 |
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諠と言葉は、あくまで館ものみたいな雰囲気を最後の方まで延ばして欲しかったんだね。……だけど、そんなに中盤からの展開は嫌なの? |
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嫌って言うか、さっきも言ったけど薄いんだよ。それに雰囲気としても、館の薄気味悪さを演出するのに最大限の力を入れていて、対比となるはずの「外」がどこまでもご都合なんだよね。凄くスムーズに話が進む。それも雰囲気を壊した要素の一つだと思う。 |
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……二人とも、好きって言う割にズバズバ言うね。本当に好きなの? |
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好きだよ? ねえ、このちゃん? |
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です。大体好きじゃなかったらここまでいわないです。 |
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ね。今言ってきたように不満点というか改善点は多々あったけれど、最後まで疾走感があって途中でだれる事は無かったし、綺麗に纏まってはいた。魅力で惹きつけて飽きさせず一気にプレーさせるなんて、中々出来るもんじゃないと思うよ。 |
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……そういうもの、なのかな。 |
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イラストなどについて |
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イラストには不満無いんだけどね。全く。 |
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そうですね。それはわたしもです。 |
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じゃあ、そこが魅力の一つなのかな? |
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それはあると思う。光が差し込まれている感じから受ける綺麗な雰囲気、その中での楽しい日常、そして時折見られる相応しくない表情。そういったアンバランスさが魅力だと思う。 特に綺麗であろうとする背景は、冷たく怖いものにも感じる。 |
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あまりにも綺麗なものは、怖くなるもんね。なんかわかるな。 |
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まーわたしは怖くないですけどねっ! |
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……え? あ、うん。別にそんな突然謙遜しなくても。 |
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へ? |
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諠、そうじゃなくて、「綺麗だけど怖くないものもある」ってことだよ、きっと。 |
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……あー、そういうことか! ごめんこのちゃん、拾ってあげられなくて。 |
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ダメだよ、ちゃんと拾ってあげないと。言葉渾身のギャグなんだから。 |
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たしかに冗談ですけどギャグっていわないでくださいっ!! |
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音楽、歌などについて |
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1st theme『翼を持たない少女』 2nd theme『永遠の楽園』 |
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音楽もまさしくイラストと同じで「綺麗」というのを前面に推している風なんだよね。 尚且つ、幻想的というかミステリーであろうともしている。序盤の雰囲気にぴったりなものだった。 |
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そういう素材はやっぱり館ものみたいな序盤に合わせられているんだね。 |
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だねぇ。だからこそ、中盤以降にはそぐわないと言っても良いのかもしれない。曲数が少ないから対応出来ていない感じがする。ね、このちゃん。 |
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返事しないです。 |
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……よいしょ。 |
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な、なななんですか紗綾さん!? いきなり抱きつかないでください!! |
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んー……なんかね、拗ねてる言葉見てたらこうしたくなったの。 |
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あーわかるー。小動物的な感じがするよね。 |
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ペットみたいな扱いしないでください!! |
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はー……あったかいね。 |
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ぬ、主さま! 紗綾さんが紗綾さんじゃないです! なんか変です! |
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……そうかな? |
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です! だから離……すりすりしないでくださーい!! |
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キャラクターについて |
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……何とも珍しい光景だね。紗綾がこのちゃんを抱えてるっていうのも。 |
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うぅ。主さまー。 |
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……まあいいか、目に優しい光景だし。 |
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主さま!? |
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ふふ。それで、キャラクターはどうだったの? |
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キャラかー。ヒロインたちはどれも良かったよ。明暗と言うか、表裏がきちんと描かれているし。設定上狂気があまり描かれなかったのが残念だけど。 |
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ざ、残念なんだ。 |
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やっぱりこういう作品は次第に狂って行かないとねー。そういう意味では変にヒロインに優しい作品だったとは思う。逆にその辺を一身に受けていたキャラもいたけど。 |
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そんなのいるの? |
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うん。登場意義は分かるんだけどその役割を十分に果たせていたかと言われれば凄く微妙なヒロインが一人。テコ入れがヘタなんだよなあ、この作品。 |
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そ、そうなんだ。 それで、諠のお気に入りはどれなの? |
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えっとですね、これと、これと |
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あなたこのちゃんでしょ。 |
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瑣末なことです。 |
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いやいやいや、これ以上ないくらい重要なことだから。っていうか今どれを指したの? |
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えっとですね。双子と、紡と、このちっちゃい子たちです。 |
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へー。諠はやっぱり小さい子が好きなんだね? |
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そーなんですよー。 |
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そこ、当事者を交えようね。当事者の意見も聞こうね! |
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じゃあ、どうなの? 諠。 |
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その中にみちるも入れてください。 |
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……引き算はしないんだー。 |
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待って、段々距離を取るの待って。話を聞いて。 |
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聞きましょう? |
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それぞれ魅力があるんだよ。 特にみちるは見た目も勿論だけど、その母性あるキャラクター性に惹かれた。ネタバレになるからあまり言えないのが惜しいんだけど、優しさっていうのは時として残酷になるっていうのが良くわかるヒロインだったかな。作品上のメインヒロインって事もあって色々なものを持ったキャラクターだったね。 |
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……他のヒロインは? |
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…………ほら、マスコット的な。 |
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へー。 |
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へー。 |
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やめて! そういう目で見るのやめて! |
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あはは。……あ、もうこんな時間に経っちゃった。はい、言葉返すね。 |
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きゃあ!? |
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おっと。あれ、もう行くの? |
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うん、ちょっとね。後は二人で話して? |
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え? ああ、うん。……さっきから、どうかしたの? |
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うん? ……んー。よくわかんないけど、そういう気分だったのかな。 |
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……そっか。このちゃんだったらいつでも貸すからね? |
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はい!? |
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あはは、ありがと。でももう大丈夫。また後でね。 |
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ひとこと。 |
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絶対的な黒幕が欲しかったよね。 |
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