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| タイトル | planetarian〜ちいさなほしのゆめ〜 |
| ブランド | Key |
| 発売日 | DL版先行 2004年11月29日 |
| DL版一般 2004年12月06日 | |
| PCパッケージ初回版 2006年04月28日 | |
| PCパッケージ通常版 2006年04月28日 | |
| PS2版 2006年08月24日 | |
| 携帯版 2006年11月28日 | |
| PSPパッケージ版 2009年02月28日･03月01日 | |
| PSPDL版 2009年08月24日 | |
| PCパッケージメモリアルエディション 2010年04月30日 | |
| ジャンル | キネティックノベル |
| 対応OS | Windows98/Me/2000/XP |
| Windows2000/XP/Vista/7(メモリアルエディション) | |
| 価格 | DL版 1365円 |
| PCパッケージ初回版・通常版 1980円 | |
| PS2版 980円 | |
| PSPパッケージ版 1480円 | |
| PSPDL版 2200円 | |
| PCパッケージメモリアルエディション 5780円 | |
| 中古相場 | PCパッケージ初回版 1480円 |
| PCパッケージ通常版 780円 | |
| PS2版 780円 | |
| PCパッケージメモリアルエディション 5680円 | |
| 原画 | 駒都えーじ |
| シナリオ | 涼元悠一 |
| 音楽 | 戸越まごめ、宮澤賢治(ED原曲) |
| ボイス | 有 |
| FD | 無 |
| 全年齢版 | 本作は全年齢対象 |
| 降り止まない雨── ３０年前、突然の細菌攻撃により放棄された 『封印都市』 今はただ、自律型の戦闘機械が支配する 無人の廃墟 そこに彼はたどりついた 疲れ果て、身を潜めたビルの中に その場所はあった プラネタリウム 昔、満天の星々を眺め 人々が心を癒やした空間 そこで彼を一人の少女が迎える 少女の名は「ゆめみ」 ３０年の間、訪れる人を待っていた プラネタリウム解説員 彼女は、壊れかけのロボットだった── 「ゆめみ」に乞われるまま 今は動かない投影機を動かすために 彼は時を忘れて修理を続ける 降り続く雨 静かに流れていく「ゆめみ」と彼の日々 遠い郷愁のような毎日が彼の心を揺り動かす 人工の星空に、彼は何を想うのか？ そして「ゆめみ」の運命は──？ |
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| ヒロイン紹介 | |
| no image | ほしのゆめみ(すずきけいこ) 大戦前に生産された量販型コンパニオンロボット。 外観は15〜16歳の少女を模して造られており、一見人間と区別がつかない。 老舗百貨店である花菱デパート本店の屋上プラネタリウム館に配属され、 人間の同僚たちに混じって接客及びプラネタリウム投影の解説業務を行っていた。 ３０年前の戦争勃発直後、職場のある都市が細菌攻撃を受けて放棄された時、 そのままプラネタリウムに取り残される。 その際に設定を初期化されることも、電源を切られることもなかったために、 彼女は『客が来ないのは流行が変わったせい、 スタッフがいないのは慰安旅行に出かけたせい』と思い込んだまま、 来るはずのない客を平然と待ち続けていた。 基本ソフトウェアにバグがあり、 人間相手に冗長な会話を繰り返してしまうという悪癖を持つ。 ロボット特有の杓子定規な思考と同時に、ガラクタを集めて花束を自作したり、 上位機種の『涙を流す機能』にあこがれたりと、多彩な面を見せる。 観客やスタッフたちに長い間愛されていた、おしゃべりで幸せなロボット。 |
| 購入動機：Key作品で未プレイだったので | |||||||
| オススメ度 | お気に度 | シナリオ | テキスト | 立ち絵 | 一枚絵 | 音楽 | 雰囲気 |
| ９ | ９ | ９ | ９ | １０ | １０ | ９ | ９ |
| お気に入りキャラ：ほしのゆめみ | |||||||
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Prelude |
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……はぁ |
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どうしたの？ このちゃん |
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あ……主さま。実はわたし、最近星をながめているのが好きなのですが |
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まあ、こう毎晩々々空を見ていれば流石に分かるよ。いきなり過ぎる気はするけど。なんで星？ |
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『プラネタリウム』に関する本があったので、紗綾さんにプラネタリウムについて聞いたんです。それでインターネットで調べているうちに……。 |
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ふむ、なるほど |
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でも、どれがなにかわからないので、わかったら楽しいだろうなぁって |
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だから溜息吐いてたのか |
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はい |
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じゃあ、少し教えてあげよう。あれがデネブ・アルタイル・ベ |
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今は冬です |
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……分かってるじゃない |
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どれかは分かりませんが、それが夏の大三角っていうのは歌で知ってます |
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……なるほど。歌だけ覚えたのね |
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主さまがよく歌ってましたから。……プラネタリウムに行けば、もっと覚えられると思うのですけれど |
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最近は無いからねぇ。……あ、そうだ。ちょっと待ってて |
| 幕間 | |
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Scenario Text |
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……なんですか？ これ |
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プラネタリウムがテーマのゲーム |
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……なんでもあるんですね |
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作ったの、Keyなんだけどね |
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Keyなんですか！？ |
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うぉ！？ そ、そうだよ。絵は普段と違う人だけど |
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知らなかったです…… |
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まあ、Keyの中では一番無名だしね |
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えっと……じゃあつまらないのですか？ |
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いや。全然そんなことはないよ |
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ほぇ？ じゃあなんで無名なのでしょう |
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うーん。まずシナリオが凄く短くて、選択肢も無いからかな。ヒロインも一人だけだし |
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……なんだか、あまりゲームって感じがしないです |
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キネティックノベルって言って、そもそも他のゲームとは違うからね。 それにダウンロード販売だったから、目立たなかったのかな |
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キネティックノベル？ |
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Keyの親会社のビジュアルアーツが出しているジャンルなんだけど、選択肢が無くて読み進めるだけの、小説に近い形式の事だよ。あと、全年齢版しかないのも特徴かな。 |
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ほぇ？ これ全年齢なのですか？ |
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そうだよ。これの次の『CLANNAD』も全年齢だけだし、Keyの方向性が決まってきた段階だね |
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ふーん。ところで、どんなお話なのですか？ これ |
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近未来の話だね。 ある滅んだ『封印都市』と呼ばれる廃墟に『屑屋』って呼ばれてる一人の男が侵入するんだ。で、ビルに入って屋上に行ったら誰かいて。敵かと思ったんだけど、居たのはロボットの女の子。 そしてそこはプラネタリウム。そこから話が進んで行くんだよ。 |
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……ロボットなんですから、決まったことしかいわないんじゃ |
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まあそうなんだけど。そのロボットはバグがあってね。妙に人間味があるの。 で、明るいから男も段々と心を許していくんだよね。 |
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むぅ……。なんだか暗そうなお話です |
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そんなこともないよ？ 確かに、ロボットは見て分かるように棄てられた子だし、修理も出来ないからどうしようもないんだけど。 明るくて良い子だから全然暗い雰囲気にはならない。 |
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ほぇー。まぁ、SFが嫌いな主さまが大丈夫なんですから、大丈夫なんでしょうね |
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むぐ……。否定できない…… |
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ふふー。……お話の出来は、どうなのですか？ |
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凄く良いと思うよ。選択肢が無いし、話も短いんだけど、この作品はそれがプラスになっていると思う。 ラストは大体予想出来るんだけど、それでも感動しちゃうね。人間の役に立とうとしたロボット。きっと天国は人間と同じだよ。 |
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じゃあ、期待してもいいんですね？ |
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大いに期待してよ。 プラネタリウムに行きたがっているこのちゃんなら、絶対好きになると思うから。 |
| 幕間 | |
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Graphic |
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絵に関しては、Keyには珍しく文句のある人はいないんじゃないかなあ |
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たしかに……すごく綺麗です。どなたですか？ |
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駒都えーじ。もしくはこつえー。最近はゲームには殆んど居ないね |
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むぅ……。残念です |
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確かに、ゲームの原画もやって欲しいけどね。 ライトノベルの挿絵はよく描いてるし、そっちで活躍すれば良いんじゃないかな |
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主さまはライトノベルが読めるからそんなことがいえるんです！ |
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読めない人の方が少数派ですよ！？ |
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うー…… |
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そんな、睨まれても……。 ……でも、駒都えーじの作品ではライトノベルも含めてこれが一番上手いと思うよ。 ヒロインの可愛らしさもそうなんだけど、機械の描き方も凄く良い。だから、堪能して欲しいな？ |
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……わかりました |
| 幕間 | |
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Sound of Music |
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OP『』 ED『星めぐりの歌』 |
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音楽も、とても良いと思うよ。ちょっと曲数が少ないのが残念だけど、話が短いから仕方がないね。 曲の出来にもちょっとばらつきがあるのが残念かな。 |
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そうなのですか？ |
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うん。GentleJanaなんかは凄く気合いが入っているし、実際に名曲だと思うよ。 だけど、それ以外はそこまで目立ってない。 曲を抑えて作品を立てるっていうのは良い事だし、実際に雰囲気を重視して作られていると思うんだけど、ちょっと弱い。 |
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……よくわからないです |
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うーん。全体的に見ると『美味しいけれど、何か足りない』って感じかな？ 感覚の問題だから気にならなければ構わないんだけど。 |
| 幕間 | |
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Character |
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キャラって言っても、このゲームではヒロイン一人だけなんだけどね。 外伝ではもっとキャラが出てくるけど. |
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外伝？ |
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外伝と言うか、番外編と言うか。過去の話だったり未来の話だったりが本で出てるんだよ |
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……また、本ですか |
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…………今度、読んであげるから |
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……虫、出ませんか？ |
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出ないよ！ 出てたまりますか！ |
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……ふふー。じゃあ、読みます！ |
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はいはい。……話を戻すと、このゲームに出てくるヒロインはロボットだけだね。 名前は『ほしのゆめみ』って言うんだけど。 |
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さっきの主さまの反応だと、いい子なんですよね？ |
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そうだね。『これはプログラムなんだよ』って思っていても所々ドジをするから凄く人間らしい。 愛着が湧くね. |
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まぁ、ゲームのキャラクターなんて全員プログラム通りに動きますもんね |
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うん、それここ以外じゃ絶対に言っちゃダメだからね。特に月明の前 |
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ほぇ？ でも当たり前のことじゃ―― |
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当たり前なら言わなくても良くない！？ |
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……それもそうです |
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分かってくれて、何より |
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……ところで、そんなロボットとどうやって仲良くなっていくんですか？ |
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ああ。プラネタリウムの修理をするんだよ。正確には投影機の |
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投影機？ |
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星をドームに映す機械かな。段々と直していくから、構造が良く分かるよ。 最後に星が映った時なんて、感動しちゃうね。 |
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……すごく、見たいです |
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じゃあ、ゲームをやらなきゃ、ね |
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そうじゃなくて |
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へ？ |
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本物のプラネタリウムが、見たいです |
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……さーや！ 今日のご飯はな―― |
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観ーたーい！ 主さま、連れてってください！ |
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……だって、今時プラネタリウムがあるところなんて―― |
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調べます！ |
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……神社の仕事が―― |
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誰も来ません！ |
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……月明が来るかも知れないし―― |
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消します！ |
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消すなよ！？ |
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うるうるうるうるうる |
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……自分でうるうる言っている人、初めて見た |
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主さま……(濡れた子猫のような目) |
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う……。……わかった。行こうか |
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大好きぃーー！！！！ |
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がふっ！？ |
| 幕間 | |
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ひとこと。 |
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どこか懐かしい気持ちにさせてくれます |