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| タイトル | まじからっと☆れいでぃあんと |
| ブランド | Parasol |
| 発売日 | 2010年02月26日 |
| ジャンル | 魔女っ娘ドタバタ恋愛ADV |
| 対応OS | Windows2000/XP/Vista |
| 価格 | 8800円 |
| 中古価格 | 1680円 |
| 原画 | ちこたむ |
| シナリオ | 田中タクヤ、村主すぐり、藍坂ゆの |
| 音楽 | TIMEROCKET |
| ボイス | 有 |
| FD | 無 |
| 全年齢版 | 無 |
| 都会から少し離れた、どこにでもありそうな普通の街・在原市。 主人公・戸高広秋は在原学園の２年生。 所属する風紀委員会のハチャメチャっぷりに惑わされつつも、比較的平穏な日常を送っている。 夏休みのある日、ふとしたことから広秋は金髪と銀髪の不思議な少女達と出会うことに…… 見るからに犬猿の仲な２人。金髪の少女の名はリシェル、銀髪の少女の名はエルトリンデ。 ２人は自分のことを “魔法使い” だと言い出すものだからさぁ大変。 “魔法使い” なんて空想の中だけの存在だと信じ込んでいた広秋にとって、 この出会いは今までの日常を大きく変えるのに十分すぎる出来事で…… 破天荒な２人の行動は様々な騒動を巻き起こすことに！ 平和な夏休みが急転直下、一転してカオスな毎日を送ることになった広秋の運命は！？ そして２人の魔法少女の目的は！？ 全ての答えは、あなたが始めるドタバタ恋愛物語の中に…… |
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| ヒロイン紹介 | |
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リシェル・バーンズ(成瀬未亜) エルトリンデを追いかけてやってきた魔法使い。主人公の家におしかけて同居することになる。 魔法使いの間でも一目置かれる名門・バーンズ家の次期当主。 幼い頃から魔法の才能を如何なく発揮し、 周囲からは同い年で同じく名家のエルトリンデと何かと比較されてきた。 魔法勝負では現在に至るまで一度もエルトリンデに勝てたことがない。 強気で自信過剰だが、本当は弱い自分を隠すための裏返し。 極度の負けず嫌いで、自称ライバルのエルトリンデに対しては特に敵意剥き出しにしている。 |
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エルトリンデ・アーシュベルク(倉田まりあ) 御神木の前で出会った不思議な銀髪の少女。 代々続く魔法使いの名家の一人娘で、両親も高名な魔法使いだったというサラブレッド。 魔法使いとしての技量はすでに一流の域で、全ての面で高レベルにまとまった実力を持っている。 魔法に限らず、緻密な計算と冷静な観察力に基づいた自分のペースで 物事を進めていくのを得意としているが、その反面、突発的なことの対処に関しては、 判断力自体は悪くないのだが非常に慎重な対応を取ってしまうため、受身に回ることも多い。 真面目かつ几帳面で、自分が一度決めたことは曲げずに邁進する意志の強さを持ち、 そのためには努力も厭わない天才肌の努力家。 ただ自分で何とかしようとするあまり、周りが見えなくなる熱いところも。 人見知りはしないが、あまり自分から積極的に他人と関わることもしない。 ただし一度心を許した相手にはかなりべったりになることも……。根は寂しがり屋。 |
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倉瀬秋奈(青山ゆかり) 年上の幼なじみ。主人公の家と秋奈の家とは家族ぐるみの付き合い。 幼少の頃から主人公一筋。 主人公の母親から許嫁と冗談で言われることにも満更ではなく、 両親が不在である主人公の世話役にもやる気十分。 優しくふんわり、母性を感じるタイプ。 しっかり者で気配りもでき、活発さも持ち合わせた完璧っぷり。しかし相当なうっかり者。 胸元の開いた服で隠しもせずしゃがんだりと、 致命的にガードが緩く無意識のうちに主人公を勝手にドキドキさせている。 |
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夕凪涼莉(白山ツヅキ) 一つ年下の後輩。主人公と同じ風紀委員に所属している。 両親は医者で世界中を飛び回っており、彼女は家政婦さん付きの豪邸に一人で暮らしている。 従順真面目で大人しい性格の反面、両親不在の孤独を押し隠すように生きてきた女の子。 テンパると大抵収拾がつかなくなり、一番の爆弾キャラに豹変する。 恋する主人公に対して一歩踏み出せないところを、 エルトリンデの魔法が後押しして彼女の中に変化が……？ |
| 購入動機：ちこたむ | |||||||
| オススメ度 | お気に度 | シナリオ | テキスト | 立ち絵 | 一枚絵 | 音楽 | 雰囲気 |
| ６ | ６ | ４ | ９ | １０ | １０ | ７ | ７ |
| お気に入りキャラ：エルトリンデ、夕凪涼莉 | |||||||
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Prelude |
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まじからっとぉー！ |
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ぬっしさま！ 失礼しま―― |
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れぇええいでぃあんとぉーう！！ |
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――したー。 |
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待って。お願いだから待って。 |
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数分後 |
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……で、なにをしていたのですか。新しい神事かなにかですか？ |
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絶対違うって分かってて言っているでしょう、このちゃん。 |
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…………だって、そうじゃなかったら主さまがおかしくなったという選択肢しかなくなります。 |
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選択肢少なすぎるよ！ もっと視野を広く持とうよ！ |
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だいじょーぶですっ！ わたし、たとえ主さまが狂ってしまっても最期まで一緒にいます！ |
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ありがたいけれど全然嬉しく無いよ！ |
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主さまのおしめだって、代えられます！ |
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寝たきり！？ 別に代えてくれなくて良いよ！ |
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……本当に代えなくてもいいのですか？ |
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う……。……まあ、本当に介護が必要な場合は、そりゃあ。 |
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諠、言葉。さっきから何を話してるの？ |
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主さまのおしめを、わたしが代えるって話ですっ！ |
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………………ふーん、そう。頑張ってね。 |
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語弊があるって！ 誤解だって！ さーやぁあああああ！！ |
| 幕間 | |
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Scenario Text |
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……えらい目にあった。 |
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主さまが変なことをしているからです。 |
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否定はしないけれど誤解の一端を担っていた自覚はしてください言葉さん。 |
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それで、その『なんかタイトルコールにハマっちゃった』作品はどれですか？ |
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これ。 |
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……ふーん。これがその『まじからっとぉー！ れぇええいでぃあんとぉーう！！』ですか。 |
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なんかさっきからいちいち言い方に棘があるよねえ！？ |
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あぅ！？ ……ごめんなさい。途中からなんだか面白くなっちゃいました。 |
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……潜在的にＳなのか。覚醒させないようにしなきゃ。 |
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なにかいいましたか？ |
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何でも無い、何でも無い。 |
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むー。……ところで、これ面白かったのですか？ 見た目的には主さまがすごく好きそうですけど。 |
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シャカシャカしないの。……っていうかどういう意味！？ |
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いって欲しいですか？ |
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……いや、いいです。 |
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ふふー。……それで、面白かったですか？ |
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んー、シナリオがって意味では、詰まらなかったよ。 でも、テキストがって意味では、凄く面白かった。 |
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……どういう意味ですか？ |
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別にそのままの意味なんだけど……、シナリオがダメでテキストが良かったんだよ。 だから総合的には、まあまあ楽しめた。でも色々不満点があるから、微妙だなあ。 |
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むぅ。……どんなお話なのですか？ |
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そうだなあ。 『普通の学園生活を送っていた主人公の下に魔女っ子が来る、ドタバタラブコメディ』 って感じ。 |
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……すごくありきたりな感じがします。 |
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まあ、ね。別にそこは良いんだけど、問題は導入と、テーマだよ。 |
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……ほぇ？ |
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まず前者なんだけど、序盤の展開が急過ぎるんだ。 早く主人公と魔法少女たちを仲良くさせる為に、無理矢理シナリオを詰め込んだような感じ。 だから中盤以降は安定して出来るんだけど……、序盤が、投げ出したくなるくらい酷いんだよ。 |
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ふむぅ。それは、わたしは大丈夫ですけど。でも、テーマが問題って？ |
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テーマが問題というか、『結局テーマは何なの？』っていう感じなんだ。 序盤はそれこそ壮大な魔法もののストーリが始まりそうな感じでスタートするんだけど、 実際は全然そんなことない。散々期待を持たせておいて、魔法設定はそこまで大きくならなかった。 だから、『学園もの』だと思ってやれば大丈夫だけれど『魔法もの』だと思ってやると失敗するね。 |
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なるほどー。でも、学園ものだと思ってやれば面白いのですよね？ |
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テキストは、ね。シナリオはどう思っても微妙だよ。特に、魔法が関係してくる展開の場面は、ね。 |
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……どういうことですか？ |
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んー。魔法ってファンタジーだけど、出てくる作品ってどれも理詰めにしているじゃない？ それこそ、科学の一種みたいな感じでさ。難しい理論とか呪文を使ったりして。 |
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たしかに、そんな感じです。 |
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でもこの作品は、途中までは理詰めにするけれど、 最後は理論なんて吹っ飛ばして超御都合主義のよくわからない展開で纏めちゃってるの。 『なんかよくわかんないけど、これやったら解決しましたっ！』みたいな感じ。 |
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…………よくわかりました。 でも、テキストはよいのですよね？ さっきから褒めてますけど。 |
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うん。これは手放しで面白いよ。 ただこれもやっぱり序盤が急過ぎるせいか、 ヒロイン達が主人公を責める場面が多かった印象はうけるけど。 でも主人公のツッコミが冴えわたっているから、面白い。ノリとテンションが最高だね。 |
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じゃあ、本当にテキストを楽しむためにある作品なのですね？ |
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そうだね。個別シナリオになるとヒロインが急激にデレるから、甘々なテキストも見られるし、 その観点から言うと色々お得な作品だよ。 |
| 幕間 | |
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Graphic |
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僕がこれを買った理由はね、実は絵なんだよ。 |
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……いわれなくても、見ればわかります。ロリですから。 |
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うん、別にロリだから買った訳じゃないんけど。ちこたむの絵だから買ったんだけど。 |
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ちこたむ？ |
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絵を描いている人。このちゃん、知っているじゃない。 |
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はぇ？ |
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『eden*』やって、号泣していたじゃない。 |
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……あぁ！！ どこかで見たことがあると思ったら、あれと同じ人ですか！ |
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そうそう。思い出してくれたみたいだね。 |
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うぅ、シオン………………。 |
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そこまで思い出さなくて良いから。 今『まじからっと☆れいでぃあんと』の話してるんだから『eden*』は心の中にしまっておいてよ。 |
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あぅ。……それで、この作品ではどうだったのですか？ |
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こっちのが合っている印象を受けたかな。あれは少し暗めだったからね。 塗り方も柔らかくて綺麗だし、どの絵もとっても丁寧だし。言う事無いよ。 |
| 幕間 | |
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Sound of Music |
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OP『キミと魔法のすごし方』 ED『always』『光の中で』 |
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音楽はどうだったのですか？ |
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うーん、音楽単体で楽しめるようなものは無かったかなあ。 どちらかと言えば、場面にとってアクセントになるようなものが多かった印象を受けたよ。 |
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……BGMって、そういうものなんじゃないでしょうか。 |
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まあそうなんだけど。でも良い音楽っていうのは単体で聴いても良いものだよ。 これは、作品と同じでどうにも『聴かせるポイント』がずれている感じがしてね。 |
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作品にあわせたんじゃないですか？ |
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……そうだったら物凄いけど、絶対違うと思う。 |
| 幕間 | |
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Character |
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さぁ主さま！ キャラクターですよキャラクター！ |
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えらくテンションが上がりましたねぇ！ 何かもう考えている事が手に取るように分かるよ！ |
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ふふー。それで？ どのキャラが好きなのですか？ |
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その前に悪い点から言っちゃおうか。 |
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む、先延ばしにする気ですか。 |
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ま、良いじゃない。……まず、涼莉を除いて序盤はどのヒロインもひたすらウザったい点。 これはやらなきゃ分からないかもしれないけど、 ずーっと理不尽に主人公を責めてくる。イライラするよ。 ただ、個別に入ると利子で生活が出来るほど貯金が貯まるから一応赦せるけどね。 |
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ふむぅ。……それだけですか？ |
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あと一つ。 ヒロインじゃないんだけど、吹雪っていう先輩が居るんだ。これが最初から最後までウザったくてね。 しかも要所々々で出てきて要らない事ばかりを言う。本当に、最低なサブキャラだったよ。 このキャラクターが居る事が最大の問題点かもしれないね。 |
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……なんだか、キャラクターメインなのにあんまりキャラクターがよくない作品なのですね。 |
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んー、そう言われてみればそうかなあ。確かに絵でもってる感じはするね。 |
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もうないですよね、ダメなところ。 |
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ん、無いよ。 |
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じゃあ、主さまの好きなキャラですが―― |
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んー、そうだなあ。…………このさーやに良く似てるエルトリンデとか大好きかなあ。 |
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みゅ！？ ……も、もう、主さまったら。わたしに対抗しようとしてそんなウソを―― |
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いや、本当に一番お気に入りなキャラはエルトリンデだけどね。 これは消去法じゃなくて、本当に好きなキャラだった。 まあ、見た目が気に入ったというのもあるけれどね。 ただ、シナリオは一番微妙、というより好きじゃない展開だったから、そこが残ね―― |
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………………………………ひっく。 |
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何で泣いてるの！？ |
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だって、紗綾さんに似ているから好きって。しかも、冗談じゃないって。 |
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…………なんだろう。 今日のこのちゃん、この作品から抜け出してきたみたいに性格が変わっているような。 ………………ん？ この作品から抜け出してきたみたいに。……そうだ。 ねえ、このちゃん。 |
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ひぐ。……なんですか？ |
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あのね、この作品にはこのちゃんみたいなタイプのヒロインは居なかったの。 だから選びたくても選べなかったんだよ。 |
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……じゃあ、もしもわたしみたいなタイプのヒロインがいたら、どうしたのですか？ |
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そりゃあ勿論そのヒロインが一番お気に入りだったさ。 まあ勿論、このちゃん本人とは比ぶべくも無いけれど、ね |
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……えへー、主さまぁ。 |
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…………疲れる。 |
| 幕間 | |
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ひとこと。 |
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頭をからっぽにした方が、楽しめるかもね。 |
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