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タイトル | ToHeart2 XRATED |
ブランド | Leaf ![]() |
発売日 | 初回版 2005年12月09日 |
通常版 2005年12月22日 | |
ジャンル | NVL |
対応OS | Windows98/Me/2000/XP |
価格 | 8800円 |
中古相場 | 初回版 ゲーム博物館(仮)へ飛ぶ |
通常版 ゲーム博物館(仮)へ飛ぶ | |
原画 | みつみ美里、甘露樹、なかむらたけし、カワタヒサシ |
シナリオ | 三宅章介、菅宗光、まるいたけし、枕流 |
音楽 | 松岡純也、石川真也、下川直哉、中上和英、衣笠道雄 |
ボイス | 有 |
FD | 有 |
全年齢版 | 全年齢からの逆移植 |
作品あらすじを表示/非表示
3月――寒い冬を乗り越えて、ようやくたどり着いた芽生えの季節。
幼なじみであり腐れ縁な雄二と一緒の気楽な学園生活も、ひとつの区切りを迎えようとしていた。 新しい季節が近づくにつれ、変わらないと思っていた日々が少しずつ変化してくような気がする。 新学期にウチの学校へ入学してくる、幼なじみのこのみ。 雄二の姉であり、俺やこのみにとっても姉のようなタマ姉のこと。 それだけじゃない。 季節と一緒に何かがやって来る、そんな気がするんだ。 もうすぐ春がやって来る。 去年とは違う春が―― |
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ヒロイン紹介 | |
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柚原このみ(落合祐里香) 主人公の幼なじみで一つ年下。 まだまだ子供っぽいところがあり、ちょっと甘えん坊。 身体を動かすことはスキだが、勉強はあまり得意ではない。 考え方がちょっとずれている。 朝が苦手で、よく主人公に起こしに来てもらっては遅刻ギリギリな登校をする。 |
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向坂環(伊藤静) 主人公より一つ年上。 大人びた感じだが、まだイタズラっぽい所など子供のような一面を残す。 面倒見が良く、主人公に対し姉のように振る舞い、可愛がる。 スポーツ、勉強、家事、など苦手なものはなく、どれもトップレベル。 家がその土地の旧家で、金持ちらしい。 |
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笹森花梨(中島沙樹) 主人公と同学年の女の子。 好奇心旺盛で、自分が興味をもったことを追求せずにはいられない。 主人公に付きまとい、本人が主張する「クラブ活動らしい何か」に引きずり込み。 明るく、あっけらかんとした性格。 後先考えずに行動してしまうタイプ故に、彼女のたいていの試みは失敗に終わってしまう。 |
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姫百合珊瑚(石塚さより) 姫百合瑠璃の双子の姉。 主人公のひとつ年下の新入生。 ぽややんとした性格で緊張感に乏しい。 とにかく楽しいことが好きで、お気楽極楽、マイペースに生きている。 実はこう見えて頭は良く、特にコンピュータ関係に強いという意外な一面を持ち合わせている。 |
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姫百合瑠璃(吉田小南美) 姫百合珊瑚の双子の妹。 主人公のひとつ年下の新入生。 子供っぽい性格でやきもち焼きで意地っ張り。 そのうえ、結構泣き虫。 勉強はまるでダメだが、家事は得意中の得意。 |
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十波由真(生天目仁美) 主人公と同学年。隣のクラス。 負けず嫌いな女のコ。 基本的に気のいい奴なのだが、 いくつかの不幸な偶然から主人公の事を仇敵としてロックオン、 なにかと勝負を挑んでくる。 自転車通学。小牧愛佳とは友達。 |
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ルーシー・マリア・ミソラ(夏樹リオ) いつのまにか学園にいるけど、 授業には気が向いた時にしかおらず、 なのに誰もそれをとがめない。 独自の行動原理と言語感覚の持ち主で神出鬼没、つかみどころがない。 特技は動物との会話。 ただし、端から見ると一方的な会話で、 とてもコミュニケーションがとれているようには見えない。 |
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小牧愛佳(力丸乃りこ) 主人公のクラスメート。 学級副委員長だが、なぜか委員長と呼ばれる。 頑張り屋さんでひとの面倒をよく見る。 ちょこまかとよく動き回るが、失敗も多い。 周りから頼りにされる反面、本人は遠慮の固まりで、他人の助けもつい断ってしまう。 文芸部員で図書館によく出入りしている。 |
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久寿川ささら(小野涼子) 主人公たちが通う学園の会長で、主人公よりひとつ年上の先輩。 優等生な美人なのだが、 先代の執行部においては副会長として辣腕を振るい、"副長"のあだ名で皆に恐れられた。 公私に渡ってストイックで、何事からも距離を置いているので、冷淡な人間と見なされている。 |
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草壁優季(佐藤利奈) 主人公と同学年。 夜の学園で出会う不思議な女の子。 同じ学園なのに、何故か普段は姿を見かけない。 いつもノートを持ち歩き、思い浮かんだフレーズを書きとめる。 |
購入動機 『当時売上ランキング一位だったので』 | |||||||
オススメ度 | お気に度 | シナリオ | テキスト | 立ち絵 | 一枚絵 | 音楽 | 雰囲気 |
9/10 | 10/10 | 7/10 | 9/10 | 10/10 | 10/10 | 9/10 | 10/10 |
お気に入りキャラ 柚原このみ、姫百合珊瑚、小牧愛佳、草壁優季 |
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序 |
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主さまー、これなんですか? |
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何って、見ればわかるで……箱? |
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だからなんですかっていっているんです。開けていいなら開けますけど。 |
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いや、封してあるんだから何か意味があるはず。迂闊に開けない方が良い。 |
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……紙で包んであるだけなのですから、そんな重要な意味はないと思いますけど。 |
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いやいや、重要だけど逆に軽く扱ったりするものとかあるでしょ。重要に扱われないことが大事、みたいな。 |
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なんですかそれ。 |
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Bombとか。 |
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なんでゲーム置き場に爆弾なんて置いてあるのですか!? |
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無さそうなところに置くのが爆弾ですよ。 |
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自宅でそんなことありえないです。開ければわかります。 |
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開けたらドーンタイプだったら? |
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う…………。じ、じゃあそのまま捨てちゃえばだいじょーぶです。捨ててきます。 |
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時間が経ったらドーンタイプだったら? |
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……………………。 |
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もしかしたら熱センサーでこのちゃんの体温を察知して起動したかもしれない。 |
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えっ…………? |
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とすると、離したが最後。このちゃんは跡形も無く木端微塵に……。 |
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ふ……ふぇ…………。 |
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もしかしたら両方完備かもしれない。とすると持ったまま時間内に解除しないとどの道木端微塵に―― |
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……ぅ…………ぅああぁあああああああぁぁぁぁぁあああああん!! やだ、やだやだやだあぁああぁあああ!! |
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――なんてことは勿論なくてただのゲームだけどね。よいしょ。 |
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あぁあああああぁぁ…………ぁ? げーむ? |
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そりゃゲーム置き場にあってこの大きさだったら包装されていても中身はゲームでしょ。 常識的に考えて。 |
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……………………。 |
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いやー、それにしても懐かしいですなあ。この包装には見覚えがある。 当時、このちゃんはまだこういうゲームが大嫌いだったからばれないようにカモフラージュしてたんだよね。 いやはや、そのこのちゃんが今ではこんなに立派なバールのようなものを持ってどうしたのこのちゃんどこにあったのそれねえちょっと待ってちょっと待ってそれやばいってマジやばいって当たったら洒落にならな |
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バカ――――――――っ!! |
暗転 | |
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痛い…………。 |
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痛いで済んだだけ感謝してください。 |
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……まだ怒ってる? |
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多分に。……こわかったんですから。 |
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はい、やりすぎました。ごめんなさい。なんでもするんで赦して下さい。 |
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今なんでもっていいましたね? |
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えっ。いや、まあ限度ってものは |
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じゃあまずは今さっきのゲームの話をしてください。 |
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……「まずは」? |
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次はまた後で考えておきます。 |
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いや、あの、普通そういうのは一つだけなんじゃ |
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なにかいいましたか? |
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すみません。 |
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ふふー。じゃーお願いしますっ。 |
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はいはい。……何? |
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ちょっと、開けてくれないと座れないです。 |
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あのですね言葉さん。いい加減懐に座るのはやごめんなさい。どうぞ。 |
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ふふー。おじゃましますっ! |
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文章全般について |
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でも、このゲームについて喋るのかー。うーん。 |
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どれですか? |
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はい、これ。 |
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んしょ。えっと、『ToHeart2』、ですか。面白そうですけど、なにか問題があるのですか? |
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言ったでしょ、やったのはこのちゃんがそういうのが大嫌いだった頃だって。 |
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そういえばいってましたけど、それがどうかしたのですか? |
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つまり僕もやり始めて間もない頃だったわけで、いわゆる想い出補正というものがあるんだよ。だから普通に今やる人や『ToHeart』の続編として期待して買った人なんかと比べて評価が大分甘くなると思う。故に、多分参考にならない。 |
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んぅ。でも聞きたいです。 わたしがそーいうのが嫌いだった時に、主さまがどういうゲームをやってて、なにを見て、どう感じたのか、知りたいです。 |
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……そっか。 |
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わたし、気になりますっ! |
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…………せっかく綺麗に始まると思ったのに。 |
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どうかしましたか? |
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いや、なんでもない。じゃあ話そうか。 |
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あい、お願いしますっ! |
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ところで早速なんだけど、春ってどんな季節だろうね。 |
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……はい? どんなって、出会いと別れの季節とかですか? |
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そうそう、そういう感じ。春は出逢いの季節。暖かくて、心地よくて、前に進もうと思える季節。 進むことは、変わること。二年生になる主人公と、入学してくる妹のような幼馴染。転校してくる姉のような幼馴染に、様々な形で知り合うヒロイン達。様々な出逢いの中で、主人公はどう進み、どう変わっていくのだろう。そういう作品。 |
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はぁー……。なんだかとってもいい感じです。 とっても居心地がよさそうな感じですけど、具体的にどういうお話なのですか? |
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共通する話は今言った部分だけだよ。毎日学校に通いながら、色んなヒロインに出逢って、色んなイベントに遭遇する。 マップ選択式だから特定ヒロインのルートを見ようとすれば全然出逢わないヒロインもいるし、話だって共通していることなんて殆ど無い。 |
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……むぅ。なんとなくまとまりに欠けそうな感じがします。 |
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いやいや、そもそも纏まっている必要が無いんだよ。 |
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へ? でもでも、最近ってそういうのが多いですよね? |
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それはTrueエンドがあるゲームでしょう? 別に全部が全部伏線を回収したり整合性を重視する必要はないんだよ。逆に、別に何の変哲も無い日常にそんなのがあったらおかしいでしょう? こういう作品はそれぞれが独立していて、好きなキャラだけをやってもその作品の枠組みを理解できる。そういう意味で気軽に出来る作品だね。 |
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……なるほど。それじゃー、主さまはこの作品のどんなところが好きなのですか? |
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さっきも言ったように僕がこういったゲームをやり始めた頃の作品だから、いまいちコトバで表せないところが大きいんだよなあ。「好きだから好き」って言ってしまいたい面がある。話がわかりやすくて、ヒロインが可愛くて、読んでいて楽しい。昔はそれで充分だったんだよなあ……。 |
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……なんだか主さまが遠い目をしています。んっと、いまいちどういう話かわかんないのですけど、優しい気持ちにさせてくれる作品なのですか? |
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穏やかな気持ちにはなるね。現実には起こりえないけれど、こんな毎日だったら楽しそうだなあっていう純粋な理想やら願望が詰まっている感じはする。ネタもしつこくないし、場面ごとに完結しているから読みやすい。会話中でのヒロインのエピソードも満載だから、描かれていること以上の物語を感じることが出来る。 |
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へ? 会話がメインってことはシナリオ性があんまりない作品だと思ってましたけど、物語性があるのですか? |
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そういう「作品」としての話じゃないよ。生まれてから死ぬまで、人にはそれぞれの物語があるでしょう? そういう意味。 その物語の青春、その中でもほんの一部分を切り取ったような作品なんだよね。だけどキャラクターの設定がしっかりしているから、どういう風に生きてきて、これからどういう風に生きるのかが、直接描かれていなくても見えてくるように感じる。 |
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…………それってものすごく名作なのではないでしょうか。今まで、そこまで入り込める作品に触れたことなんてないです。 |
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だから、それは当時何周もプレーした僕の印象なんだって。他に比較出来る作品をやってなかったし、何もかもが新鮮だった。 |
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じゃー、今プレーしたらどうなのですか? |
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それは想像しか出来ないけど……魅力に気付く前に止めてしまいそうな感じがする。 |
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へ? なんでですか? |
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プレースタイルの変化かな。ゆっくり噛み砕いてプレーする、ということがあんまり無くなっちゃったし、最近はそういうゲームって少ないから。 そういう意味では、次にやる作品を何本も控えているような、ゲーム攻略を「消化」と位置付けているような人には向いていない作品だと思う。数ある中から選んで、長い間楽しもうと思っている人にやって欲しいかな。最近はそういう人、あんまり見ないけど。 |
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むぅ。ちなみにダメだったなって思ったこととかあるのですか? |
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ふむ。あまり細かいところに突っ込まないで雰囲気を楽しむべき作品だとは思うけど、理不尽すぎる展開も多々見られたかな。特に暴力的なものは殆どフォローが無かったから気分を悪くする人もいるかもね。まあ、ヒロインにフォローする気を与えない程受け身な主人公が悪いような気もするけど……。 |
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ああ、やっぱりそういう主人公なのですね。それについては後でゆっくりと聞くことにしまして、あとはないですか? |
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後は……。 文章とは直接関係無いけれど、これってノベルゲームなのよ。文字が画面全体に出るタイプの。わかる? |
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あい。でもこういうゲームでノベルって珍しいですね? |
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前作の『ToHeart』がビジュアルノベルシリーズだったから、それを踏襲してこれもそうなんだけど、僕はいまいちしっくりこなかった。後で『ToHeart』をやったらそっちは平気だったんだけどね。 |
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どういう違いがあるのですか? |
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そうだなあ。 じゃあこのちゃん、ノベルゲームの利点って何? |
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ほぇ、利点ですか? そりゃあ、読むことに集中できることじゃないでしょうか。 |
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ちょっと違う気もするけど、大体そんな感じかな。ノベルゲームは読むことが主体なんだよね。だからイラストや演出、文章もそういう仕様になってる。読みやすいような工夫だね。 |
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はい。 |
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でもこの作品は、文字よりもイラストや演出で魅せるタイプの作品に思えるんだよね。声もついているし。でも一方で文章はモノローグが多くてノベル向きって感じもするから、とってもアンバランス。イラストや演出を見せたいのか、それとも文章を読ませたいのか。なんとなく中途半端でやりづらい感じはしたかなあ。 |
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はー、どっちも大差ないイメージがありましたけど、やっぱり違うものなのですね。 |
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そりゃそうでしょ。そもそも読ませるのが第一なノベルゲームに声がついているのも違和感があるし。読みにくいったらありゃしない。 ノベルゲームを流行させたメーカーだけど、自分たちで「ノベルゲームであること」の魅力を無くしてしまった感じがするなあ。 |
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主さまはどっちの方が好きなのですか? |
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集中できるしノベルゲームの方が好きかな。だけど、こういう風に声や演出で魅せてくれるゲームも好きだよ。単純比較は出来ないね。 この作品もノベルとアドベンチャー、どちらの可能性も見出せた。だから惜しいような気もするけど、中途半端に全部取りしたっていうのもある種の選択肢かなって気もする。ま、こういうのは単純に結論付けられることじゃないかな。 |
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イラストなどについて |
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でもってこの作品の魅力は何と言ってもイラストですよ。 |
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……たしかに綺麗ですけど、そこまでですか? |
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まあイラスト傾向の好みはあるのだろうけどね。でも複数イラストレーターがいて全然違和感が無いし、CGの枚数も多いし、何より丁寧。こういうキャラクターありきのゲームだとイラストに対する比重も多くなってくるけど、それをして余りあるレベルだと思うよ。 |
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むぅ。例えば、どういうところが好みなのですか? |
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そうだなあ。春らしく暖かみのある塗り方が第一かな。制服の色がそれらしい色だからって感じもするけど、陽射しなんかの色合いもふんわりしていて心地良いんだよね。 |
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……それってどの作品にもいえませんか? |
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そりゃそうだけど、やっぱり当時は衝撃だった訳ですよ。上手いと綺麗と可愛いが同居していたわけだから。違和感無く安心して見ていられるのは素晴らしいね。 |
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はぁ。主さまがそこまでいうってことは、よっぽどだったのですね。 |
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そうだね。今では作画崩壊なんてあまり見なくなったけど、この頃はここまで綺麗な作品も少なかったし。 |
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ふむふむ。 |
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よくよく見ると遠近感がおかしくって尺度が変な構図とかあるけど、まあ目をつむれるよね。 |
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ちょっと。今さらっと大事なことをいいませんでしたか? |
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気にしない気にしない。可愛いは正義ですよこのちゃん。 |
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音楽、歌などについて |
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OP『Heart To Heart』 ED『ありがとう』 |
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じゃあ音楽とかもいい感じなのですか? |
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なのです。まあ元々このメーカーは音楽を売りにしている面があるけれど。 |
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ほぇ、そうなのですか。じゃー安心ですねっ! |
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だねえ。どれも春のうららかな雰囲気にマッチしていて凄く良いと思うよ。曲数も多いし。キャラクターソングまできっちり覚えている唯一の作品だなあ。 |
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き、きゃらくたーそんぐ? |
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そのヒロインの登場時に流れるテーマソング。大体の作品にはあるんだけど、この作品の曲は特に優れている気がするよ。キャラクターの特性を捉えていると言うか、イメージとマッチしているというか。 |
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……テーマなのですから、当たり前のような感じがしますけど。 |
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それはまあそうなんだけど、曲を聴けば思い出す程度には印象深いんだよ。 |
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相当やり込んだのですね……それじゃー歌も想い出深いのですか? |
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そりゃもう。特にエンディングは毎回強制的に見なければいけないのだけど、それが全然苦にならなかったなあ。セリフが出て来る演出とか、素晴らしかった。 |
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キャラクターについて |
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それで、さっき主人公がどうのっていってましたけど。どんな主人公なのですか? |
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女の子が、苦手じゃないけれどどう接したらいいかわからない人。 |
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苦手じゃないですか。 |
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ねー。後は、女の子って何を考えているかわからないから緊張する、とか、華奢だから壊れちゃいそうで怖いとか。 |
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その主人公は女の子のことをガラス細工かなにかだと思っているのでしょうか。 こんなに……んしょ。やわらかいのに。 |
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やわらかいっていうかぷにぷにだよねえ、このちゃんの手。 |
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むー。その表現はなんとなくヤです。 |
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ま、それは置いておいて。そういう主人公だから変に女の子に対してびくびくしているシーンが何度かある。一方で気遣いとかもしないから人気は無いね。 |
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そりゃあ、ないでしょうね。そういうゲームらしい気もしますけど。 |
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その「らしい」原因を作ったゲームの一つだとも思うけどね……。 『ToHeart』の主人公は全然そんなこと無かったんだよ。逆にヒロインを引っ張っていくタイプで、口は悪いけど気遣いも忘れないし、思い立った後は行動的だからプレイヤーから見ても格好良い主人公だった。その続編の主人公がこれだから反感を買ったという面はある。 |
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はー。でもそんな主人公だとなんでヒロインに人気があるのかわからないです。 |
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そこは深く考えちゃいけないと思うんだよね……。そういう補正は、当たり前の行動でも主人公がやると「優しい」になったり、女の子が苦手なくせにえらく接する機会は多かったりと枚挙にいとまが無い。 そもそも女の子が苦手っていう設定にもブレがあるから全然そんな風に感じないことだってたくさんあるし。気にしてたら楽しめないよこのちゃん。あるものを受け入れよう。 |
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はぁ。じゃーそれはいいとしまして、ヒロインはどんな感じなのですか? |
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どのヒロインもアグレッシブだね。気が弱かろうが強かろうが最終的に貪欲に主人公を狙ってくると言うか。 |
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肉食系というやつですか。 |
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それとはまた違うような気も……しなくもないキャラもいるけど。 どのキャラクターも前作同様キャラが立っているから見ていて面白いよ。加えて前作よりもキャラクターに深みがあると言うか、色々な面を見せるようになった。 |
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色々な面……? たとえばどういうのですか? |
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なかなか例えるのは難しいけど……イベントがその人個人について掘り下げるようなものが多くなったから情報が増えたというか。描写が豊かになった感じかな。 何気ない会話や場面でも楽しく感じるし苦にならない。それって結構凄いことだと思うんだよね。 |
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それだけ作品に入り込んでいるってことですもんね? |
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そういうこと。理想の学園生活を疑似体験するのにこれほど適したヒロイン達は居ないと思うよ。まあ、自分から話しかけるのが苦手だった人には、だけど。 |
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ふーん。 ところで主さまのお気に入りはどのキャラクターですか? |
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このみ。 |
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って、どれですか? |
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そのパッケージにいる子。 |
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ですよねっ! 主さまのこと、信じていました! |
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いやまあその期待に応えてしまったのは甚だ遺憾だけど、でも幼馴染は良いものですよ。一番接している機会も多いし、一番健気だし。この作品に一番合っている感じもするしね。 |
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あれ、でも幼馴染って二人いるっていってませんでしたか? |
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もう片方は……ちょっと。理不尽な面がそこそこあるし、年上だし。 |
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ちょっともう一回いってください。 |
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え。と、年上だし? |
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うんうん、やっぱり主さまはそーじゃなくてはいけませんっ! |
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…………まあ機嫌が直っているからいいや。 |
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それでそれで、他のキャラはどうなのですか? |
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他かあ。基本的に嫌いなキャラはいないからなあ。シナリオもベタなものから突飛なものまでいろいろあるし、話すよりも実際に体験して欲しい感じはする。 ま、みんな好きだよ。色々思うところはあっても、最終的に楽しくて。 |
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楽しい、ですか。たしかに最後はそこが大事ですよね。 |
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そうだねえ。こういう作品は、どれだけ中身が良くても最終的には未来が見えなくっちゃいけない気はする。続くというか、希望がある終わり方をするっていうのが重要だよね。その余韻で作品に対する気持ちも変わってくるし。 |
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です。やっぱり幸せなのがいちばんです。 |
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だねぇ。そういう意味では、この作品はこのちゃんに向いていると思うよ。どれだけ泣いても、最終的には笑っているような、そういう作品だから。 |
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ですか。それじゃー、今から一緒にやりましょー。 |
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え。 |
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今さっき「なんでもする」っていいました。 |
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……因みにそれで終わり? |
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さあ、どうでしょう。主さまとしたいこと、たくさんありますから。 |
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……お、お手柔らかにお願いします。 |
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ふふー。未来について考えることは楽しいことですね、主さまっ! |
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ひとこと。 |
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スピンオフでキャラが独り歩きしている感は否めない。 |
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