コラム
対談式やVNI形式のサイト・ブログを作ろうと思うあなたへ

水月 牧野那波シナリオ考(対談式リメイク)



ぶっくまーく集


コメントは上の拍手から

 6/30

 私はレビューページ内の作品あらすじとキャラクター紹介は極力、公式サイトから引用させていただくようにしています。

 それというのは、古い作品の公式サイトは消滅することがあるからです。当時のそのままの紹介文が失われてしまうのはあまりにも寂しい為、そのまま載せるようにしています。
 なんでこのような話をしているかというと、先程確認したところ、F&Cの名作の公式ページへのリンクが悉く消滅していたからです。特に水月の公式ページへ飛べなかったことにはショックを隠せませんでした。ウェブアーカイブスから飛ぼうと試みましたが、年齢確認のjavaだか何だかも切れているらしく、yesを選んでも公式ページへ飛べないのです。
 因みに先日『魔女っ娘ア・ラ・モード』でも苦労したばかりです。F&Cというブランドは2001年ごろに1度サイトの構成を大幅に改編していますし、それ以降もちょくちょくアドレスが変わるのでアーカイブス的に非常に性質が悪い。

 幸い、水月の場合はyes選択後のアドレスが判明し、公式サイト自体は消去されていなかったのでまだ閲覧することは可能でした。
 しかしショックだったのは、私が史上最高の出来だと思っていた水月体験版が永遠に失われてしまうところだったことです。そう、あの体験版はフラッシュファイルであるためダウンロードするものではなく公式サイトで直接楽しむものであるが為に、公式が無くなると同時に無くなってしまうものなのです。

 水月体験版の何処が素晴らしいかと言えば、製品版の内容を使わずに構成された、きちんと製品の導入として位置づけられている、非常に手の込んだものである点です。製品版の途中までやらせるという芸の無い『未完成版』とはわけが違います。まさか6年後に商品として未完成版を発売するとは思いませんでしたがあれが失われてしまったと思った時は、非常に悲しい気持ちになりました。

 過去の名作を汚し続けることに定評のあるF&Cですが、もう本当に、何もしなくて結構なので、過去作品について公式ページを含め余計なことをするのはやめていただきたいものです。

 今現在、『Canvas』のレビューページを作成中ですが、こちらの公式ページはどうやっても発見することが出来ません。当時の作品・キャラクター紹介紹介はネット上から永遠に失われてしまったのか、それともどこかで転載されているのか(getchuなどは他作品で比較したところ、若干改変されています)、どなたか発見された場合はご一報ください。


 そういえば今ほどの話題に付随して、公式サイトが消えなくても応援バナーが消える場合もあります。具体例を挙げると『Garden』です。CUFFSは過去2度サイトを改編していますが、2回目の改編時にバナーページを消去したようです。それより前はアメサラサのバナーページも削除していましたし、特定作品に限った話ではないのか、それともこの2作品を無かったことにしたいのかは分かりませんが(それ以前の作品には応援バナーは存在しない)、まあとにかく作品紹介を兼ねたレビューページを作成する身としては数少ない著作権違反にならない素材ですので大事にしたいものです。
 今の2作品に関してはウェブアーカイブスから拾うことが可能ですのでまだ大丈夫ですが、正攻法では見つからないので一応Gardenに関してはリンクを下にリンクを貼っておきますのでご活用ください。

 ところで現行『Garden』公式ページの「店舗特典一覧」と「予約キャンペーン」のページ名が共に「応援バナーキャンペーン」なんですけど、どれだけやる気無いんですかね、スタッフの皆さん。


参考リンク
水月-すいげつ-公式サイト
F&C 公式サイト
Garden応援バナーアーカイブ



 6/29

 サイトの仕様を色々と更新しました。

・RSSを実装
 →既にオワコンと言われていますが、入れていただければ巡回する必要は無くなります。

手水舎を改変
 →少しは見やすく&とっつきやすくなったかと思います。

奉賛を御意見に変更
 →応援バナーを置かなくなったので、今まで寄せられた御意見御感想を置いています。
  レス不要のものも載せているので、載せないで欲しいという方がいらっしゃったら御一報ください。

『大図書館の羊飼いDS』レビュー掲載
 →FDなので短めのレビューになっております。

・このページを改変
 →CSSで3段組みにしました。こちらの方がブログみたいで見やすいかと。




 6/28



etudeから10周年記念BOXが出るそうです

 コンプリートBOXというと倒産寸前のメーカーが出すイメージがあるのであまり良い印象は無いのですが、今回は宣伝イラスト新規描き下ろしと気合が入っている上に、中古市場でプレミアのついている『そして明日の世界より――』が収録されているのでかなり価値のあるものになるのではと思います。既にこれを受けて中古市場では値下がりが始まっているようです
 問題は他3作の中古市場価格が1000円前後である点ですが、発売価格10000円とかでない限りはお買い得だと思います。いくらになるんでしょうね。

 私はetude4作品すべてプレーしておりますが、いわゆる「外れ」と呼ぶような作品は無いと思います。プレミアがついている『そして明日の世界より――』が突出して面白いというわけでもなく、むしろ『七つのふしぎの終わるとき』や『巫女舞』の方が光るものがあったように思います。安いから詰まらない、と考えるのは早計です。

 etudeというブランドは、私としては「1を3に出来るブランド」だと思っております。ひどく宣伝になっておりますが久しぶりのニュースだったので。


シガハナコさんのオリジナル漫画がブームの予感?

 今夏のイラストを描いていただいたシガハナコさんが、以前よりWebサイトでアップしていた漫画をニコニコ静画に転載されているのですが、運営のオススメとしてトップに載るなどブームの兆しです。
 私も以前、全部読みましたが肌に合っているのか非常に楽しく読めました。皆様も是非どうぞ。


参考リンク
『巫女舞~ただ一つの願い~』レビュー
『そして明日の世界より――』レビュー
『秋空に舞うコンフェティ』レビュー
『七つのふしぎの終わるとき』レビュー




 6/24

 机に向かう前は「これを書こう」「あれを書こう」と思い浮かぶんですけど、机に向かうととたんに書くことが思い浮かばなくなる現象に名前を付けたいです。

 追記
 私の枠で堂々とP2Pでエロゲの違法DLをやっていると仰った生主さんがいらっしゃるので注意喚起も兼ねてTwitterで拡散希望をしたところ、大多数のフォロワーのエロゲーマーさんに無視されました。きっと皆違法ユーザーなんだと思います。



 6/23

 【レビューの更新予定】
 ・大図書館の羊飼いDS 今月中を目指して
 ・D.C.ⅢPP 出来次第

 あまりファンディスクのレビューなり感想なりは書かないのですが、今回は思うところというか「ああ、これだよこれがファンディスクだよ」と羊飼いDSをやっていて思ったもので。

 何故ファンディスクのレビューをあまり書かないのかと言うと、書くことが無いからです。そもそもファンディスクを手に取るのはその作品が好きという前提があるので魅力なんてものは御存知でしょうし、イラストや音楽だって本編より劣化していることなんて滅多にないでしょう。……片恋いのt
 ファンディスクとは文字通りファンの為の作品であって、言わばオマケなんです。その領分を超えれば、例えば本編のファンを裏切るような展開となった時、通常より炎上することになります。ToHeart2ADのよ
 が、近年は何がファンディスクなのかよくわからなくなってきました。その最たる例が「続編のようなもの」です。厳密にいえばファンディスクだって後日談を描いているのですから続編と言えないことも無いのですが、先程も言ったようにオマケであるべきで、本編の印象が変わるようなものは避けるべきです。何よりファンの事を考えていません。そうですよねFavoriteさ
 しかしブランドを批判できるかと言えば、タイトルに「アミューズメントディスク」とか「ファンディスク」なんて明記されていない限りはできません。続編かファンディスクかなんてタイトルじゃわかりませんから、ユーザーの思いこみで続編をファンディスクだと認識していると言われればそれまでです。
 じゃあどうするんだい、というと、そこでレビューサイトの出番です。「ファンにとって快くない内容のファンディスク」や「ファンディスクだと思っていたら続編だったでござる」みたいな時に役立つのがレビューサイトです。人柱です。近頃は値段もフルプライスである場合が多く、ファンの事を考えていない「メーカーの押し売り」が多く見受けられるので、レビュー化する必要性を感じたのです。ですんで羊飼いDSのレビューを書こうと思いました。

 念の為に言っておきますが羊飼いDSは上で言っているように「ファンディスクひゃっほー」ってなるような上質のファンディスクでしたのでご安心ください。


Web拍手

 こんばんは。
 自分は基本的に、ぱっと見で理解しきれないぐらい複雑なシナリオのゲームは1つ2つの解説サイトを眺めて「ああ、そういうことだったのか」と納得してそれっきりなのですが、水月に至ってはその限りではなく、見つけたレビューはなるべく覗くようにしてる作品の一つです。
 これがなぜかと言いますと、エンディングの那波(この記事でいう那波ちゃんですね)と透矢の会話を見て、この作品は「頑張ろう」っていう物語なんだ、っていう解釈が自然と自分の中にできたからなんですね。
 エロゲーがユーザーに何かを訴えるようなことがあるのかと聞かれれば、簡単には首肯しかねるところではありますが。。。自分を重ねすぎだとか、考えすぎと言われても否定もしきれません。
 とにかく、そういう解釈ないし結論が自然と発生する(かつ自分に良い形で降り掛かる)作品っていうのはとても貴重なので、これはシナリオのぼんやりとした解釈も固める必要があるなと思って様々なレビューを眺める次第でした。
 今回メッセージを残そうと思ったのは下記の発言が理由です。
  >取り敢えずスタート地点に立って、外的要因に左右されずに自分たちの意思で決める、って段階までの話   としてならあれがゴールでその後は後日談でしょう
 僕が冒頭の「頑張ろう」解釈をしたのは上記の引用と同じようなことを感じたからなのかなと思えました。水月という作品のゴールに関して語られていることは少なく感じていたのでそこがまず単純に嬉しく、自分の解釈の根拠はここに求められる部分もあるのかなともう一つ嬉しく感じました。このレビューを目にすることができてよかったです。
 以上、無駄な自分語りのような部分が多くしっちゃかめっちゃかな文章になっているかもしれませんが、メッセージを残す上で切れない場所ばかりでしたので、お目汚しになっていたら申し訳ないです。加えて頑張ろう解釈などと勝手につらつら言ってしまいましたが、稀神大社様の逆鱗に触れないような考えであることを祈ります。 
 長文失礼しました。 by どっと


 感想ありがとうございます。何気に水月考察について感想をいただいたのは初めてです。読んだ方は皆「なるほどわからん」と仰っていましたので。
 ともあれ、御納得していただけたようで何よりです。
  笑顔の牧野さんは、とてもきれいで。
  握った小さな手の先から、確かに、恋の予感がした。
  このまま彼女のこと、好きになれるのかな?
  それとも、後ろから追いかけてくる花梨や雪さん、和泉ちゃん、彼女たちと恋をする?
  庄一とは、いつまで仲良くやっていけるだろう、弓道は、勉強は?
  人のこと、自分のこと――みんなみんなあいまいで、わからないことばっかりだけど、
  いつか、月にたどり着くその時まで、がんばろう。
  僕は、ひとりぼっちじゃないんだから。
  寄り添い、絡み合う風船たちと一緒に。
  だから、頑張れ、僕。
  頑張れ、みんな。
  頑張れ、がんばれ――

 何度読み返してもエロゲーとして珍しいエンディングですよね。スタート地点に立つことすら出来なかった二人がようやっと「スタート」することが出来る、当たり前を「頑張」ることが出来る。
 勿論物語としての二人を見れば既にスタートしていましたし、既に頑張っていました。だからこの「スタート」して「頑張」る描写は「頑張」って「ゴール」した結果でもあるんですよね。近年の作品だと『D.C.Ⅲ』なんかも似たような構造でしたが、なんか違うんですよね。何がかはわかりませんが。主人公の差でしょうか。



 6/17

 11日に言った件のアカウントの画像がTwitter運営によって削除されました。御協力くださった方、ありがとうございました。やはり放置botみたいですねえ。


 ところで、ニコ生内で「対談形式にこだわる理由とかはあるのですか?」という御質問を受けました。まあ、閲覧者数が伸びないという悩みを愚痴愚痴と相談していた枠だったんですけど。
 私は、対談形式って、「レビュー」というものを最もエンタメとして昇華できる形式だと思っているんですよ。だから続けているのです。

 例えば、とても面白い作品が存在したとして、それについて言及したレビューが凄くつまらないものだったとします。すると、作品をプレーしたことが無い人からしたら、なんだか作品そのものまで詰まらなく感じてしまいそうじゃないですか? だから、どんな作品に関するレビューでも面白く読めるようにする。そこを私は目標にしているのです。目標ということは私のレビューはそれとは程遠いということを意味しています。
 コラムで私が言及しているように、対談形式を続けるというのは茨の道ですし、未だに続けている人は私を除いて1人しか知りません。みんな止めていきます。
 でもそれは、私の考えが間違っていたということの証明にはならないんですよね。だから私は、私が思っていることを証明するために「エンタメとしてのレビュー」を目指して対談形式で書いているのだと思います。

 私が現在行っている対談形式というのは、従来の対談形式とは大分毛色が違います。それは私がサイトを開設した2009年にはこの形式がほぼ絶滅状態にあり(私より後に始めた人はいないと思います)、ある程度の基礎以外は自分で考えるしかなかったからというのが考えられます。どこかで『大社形式』なんて呼ばれていたのを目にしましたが、もしかすると私が目指しているものは対談形式ではないのかもしれません。
 そういった考察を行ってくださる方はいませんし、私がやっても仕方の無いことなのであまり言及はしませんが、『対談形式』にしろ『大社形式』にしろ、きちんと読む側から認められるような形式に昇華出来るように努力したいですね。




 6/11

 前回、当社の言葉さんイラストを勝手にTwitterアイコンに使用している人がいるという話をしましたが、相手に話しかけていますが全く反応が無く、ただひたすら「RTした人フォロー」系ツイートのRTを繰り返すだけなので、どうにも無人のBOTっぽいんですよね。
 埒があかないので著作権侵害でTwitterに申請をしました。そんなに目くじらたてんでも、と思う方もいらっしゃると思いますが、自分が頼んで描いていただいた自分のキャラクターのイラストを勝手に使用されていたら腹も立ちます。
 Twitterが対処してくれればいいのですが、対処されなかった時用にスパム報告というのをやろうと思うのですが、こちらは私の力だけではどうしようもないので御協力していただけると嬉しいです。上のリンクのアカウントをスパムブロックするだけですので。

 尚、当社のイラストを使用できるのは私自身とそれを描いたイラストレーターさんだけですので、他に使用している人を見かけたらお知らせください。


 話は変わって、トップ絵の追加と本殿からの分岐イラストの更新をしました。入口やWeb拍手を描いていただいたシガハナコさんの作です。
 イラストの御感想は私なりシガハナコさんなりにお願い致します。




 6/10

 この人が当サイトの画像を勝手にアイコンにしているのですが、どうにかなりませんかね。

 どうにかっていうのは、変更させるという方向で。




 6/7





 やりました(瀕死)

 2-5を回り続け、5-2を回り続け、デイリーが終わり1日であ号作戦も終わり、バケツの消費が100を超えた頃、5-2でドロップしました。
 浦風が2-5ワンドロだったから油断しておりましたわ……。

 これで未所持艦は武蔵とあきつ丸に戻りました。ので武蔵実装はよ。





 6/3

 「古いゲームでG線上の魔王っていうのがあるんですけど知ってますか?」
 と聞かれたときの多重衝撃と言ったら。


 こんばんはわたしです。確かによく考えてみたらあれが発売したの、6年前ですもんね。ナウでヤングな若者にしてみたら6年っていうのは結構な期間ですよね。
 でもおっさん(推定18歳)からするとG線はまだまだ新しいイメージなんですよねえ。なんだろうこの涙。



 「また夏が来る銀色に光る」なんて猶予を微塵も与えずに夏が到来しましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

 何故だか分かりませんが夏はわたしに昔を思い出させることが多いのです。多分ゲームに対して最も情熱を抱いていたのが夏だったというのがあるんでしょうね。

 誰しも昔をふと思い出すと、鼻先に当時の「におい」を感じる事があると思います。私にとっては夏の「におい」というか空気がそれを思い出させるスイッチになっているようで、夏に古い作品を頭に思い浮かべてはプレーしていた当時のことを思い出し、「におい」を感じています。そんな感覚はありませんか?

 不思議なことは、それで懐かしい感覚になるのはKey作品に多いのです。
 例えば「AIR」、例えば「CLANNAD」。なんででしょうね。確かにKey作品は独特のテンポと表現が存在していますが、他作品にもそれは別ベクトルで存在します。なのにこういう時に懐かしく感じるのはKey作品ばかり。うーん、特に印象深いとかそういうことなのでしょうか。

 AIRなんて、それこそ現実の夏のようにじめっとした気だるくなるようなテキストで好きか嫌いかで言えば嫌いなテキストです。なのに懐かしさを感じたときに頭に浮かぶのはAIRであることが多いんですよね。別にプレーし始めた頃に流行っていたという訳でもないのに(まれびとさんは推定18歳です)フシギです。

 好きでもなんでもないのに何故か頭に浮かぶのは彼、みたいなラブコメ展開を数多く見てきましたが、まさかそういうことなんでしょうか。いやまさか、そんな。




 こんな動画がまた上がってました。

 
 アニメ化してませんが「しゃにむにGO」の小雪はそういう素質があると思います。あと「xxxHOLiC」のひまわり。




 6/1

 ノーゲーム・ノーライフが面白かった(挨拶)
 いつか天魔のなんちゃらの会社だから油断してましたわ。。。

 常日頃から原作至上主義を名乗っている私なので、『魔法科高校の劣等生』と併せて手に入れておきたいところ。というか後者は前から散々興味があったのに何故買っておかなかったと後悔。

 しかしあれですね、『ノーゲーム・ノーライフ』の主人公・空を見ていると、正論を言ってもモテないということがよくわかりますね。寧ろ正論を言うと怒られますよね(経験則)
 近頃主人公が最初から強い、いわゆる「俺TSUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE」主人公が増えていますが、皆様はどうですか? 私なんかはそういうの大好きなんで良いんですけど、成長過程を楽しみたい人やハードモードを攻略するのが好きな人にとっては苦痛なんですかね。
 ここで『RPG W(・∀・)RLD ―ろーぷれ・わーるど―』がアニメ化したら叩かれる気しかしないので、あれはアニメ化しないで欲しいです。


 ところでレビュー更新しました。まれはやればできる子。